兵庫県知事選挙は、パワハラ・おねだり疑惑などで叩かれ放題だった前知事の斎藤元彦氏が当選しました。
その「悪行」がテレビなどで盛んに報道されていた当初から一転、マスコミ報道・県議会・県職員への疑念がSNSを中心に広がっていくにつれ、徐々に斎藤氏に同情が集まるようになり、それは大きなうねりとなっていきました。
「手法が悪いのか、改革そのものが嫌われるのか」
何となくの勘みたいなもので、この人は悪い人ではないと感じていたのですが、知事に再選されても議会からも職員からも疎まれているのですから、前途は多難でしょうね。
ところで、マスコミに叩かれて政界を去った元衆議院議員の丸山穂高さん、久しぶりに見ましたが、斎藤さんの応援演説してたんですね。→https://x.com/airi_fact_555/status/1857779037411959057
維新の会所属だった丸山さんもマスコミに潰された一人だと思いますが、日本はやはり国民性として改革を嫌がるということなんでしょうか。
「丸山穂高を潰してはならない」
「日本人の自虐体質はもう治らないのか」
「国会議員の資質を云々するのであれば」
明治維新の話になりますが、あれが良かったのか悪かったのか、政治刷新するなら倒幕より他に何か良い方法がなかったのかどうか私には全然わかりませんけれども、まさに今、当時のような大転換が起ころうとしているのかもしれないなあ、と思います。
維新的改革を目指す政治グループは「トリックスター」「お調子者」「暴れん坊」などと言われて嫌われますが、たぶん幕末当時、血気盛んな討幕派の中にもそういった類の若者たちが多く含まれていたかもしれないですよね。
その中でも真剣に国の前途を憂え指導者としての資質を備えた者たちが新しい政治を担うようになったのだと思います。
そういう新しい勢力に国政を任せるのは甚だ心もとないことだったでしょうが、つまるところそういう若いエネルギーを利用しない限り、既得権を握っている岩盤守旧派には勝てないのではないでしょうか。
反斎藤で結束した兵庫県の22人のお爺さん市長たち→https://x.com/integra37/status/1857607256986235284
奇妙なのは、左翼連中が反斎藤を叫んでいることです。
彼らって自民党的な古い政治を刷新しようとしているのではないの?
結局彼らも守旧派なんですね。
改革の必要があった徳川幕府を温存しようとした勢力と、信用をなくした政権を力づくで変えようとした改革派との闘いの結果、明治維新が成ったわけですが、今の時代、武力の代わりになるものといえば情報伝達の方法でしょう。
今日久しぶりにテレ朝「モーニングショー」を見ていたら、コメンテーターの玉川徹さんが知事選の結果に不満らしく、SNSのせいでこんなことになったと、まるでSNSでの情報収集は悪いことであるかのような言い方をしていました。
そして「これからは今まで以上にテレビで情報発信していかなくてはいけない」ですと。
左偏向した放送内容がますます左に寄っていくってこと?勘弁してください。
もうみんなテレビというオールドメディアのことなんか信用しなくなっちゃったというのにねえ。
口惜しかったら、あなた方もSNSでどんどん発信すればいい。
それができないから焦ってるんでしょうけど。
因みに「維新の会」創始者の橋下徹氏は「斎藤氏は知事として不適格者である」と発信し続けています。→https://x.com/hashimoto_lo/status/1858137846286266670
まあ、橋下さんの主張が正しいにしても、強権をもってしなければ動かすことができない、なんてこともあるんじゃないかなとは思いますが。
橋下さんもあと5年もすれば還暦という年になったということかなあ。
いったい斎藤氏は知事にふさわしいのか、県民のための県政に本気で取り組むのか、県民は大きな関心を持って監視し始めるでしょう。
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