政治は民度の反映
立憲民主党の枝野氏は「政府与党はあわてふためいている、うろたえている、と言わざるを得ません。これでは政権を任せられない」とか偉そうに言いますが、自分たちならうまくやれるとでも言うのかな。
コロナ対策に関してはほとんど世界中の政府がうろたえているんじゃないでしょうか。
感染は抑えなきゃならない、経済を壊滅させてはならない、この二つを同時にやらないといけないのだから、「政府も大変だとは思いますが」の一言ぐらいあってもいいと思うのですけどねえ。
≪後手後手って言うけども、どうしたって後手になるんですよ。それは経済を止めたくない、でもコロナも収束させたい、そのギリギリのラインを狙うからだよね。
(中略)ギリギリでの急ブレーキになるんだから、「なんだよ期待させといて」と落胆したり怒ったりするのではなく、もう少し世の中が理解したほうがいい≫
これは誰の発言かというと、お笑い芸人爆笑問題の太田光氏です。なかなか冷静じゃないですか。
「モーニングショー」コメンテーターの高木美保さんが「菅政権も本当に大変な苦労をしていると思いますが」と前置きした上で、なんと櫻井よしこさんの意見なども紹介しながらコメントしていました。
高木さんは、共産党シンパじゃないかと思うほど左翼的でしたが、このところ少し柔軟になってきた印象です。
やみくもに政権批判するのでなく、色々な意見を聞いた上で判断するのは良いことです。
コロナをめぐっては、みんなイライラしているのか、深い考えもなしに政権の悪口を言ったり、違う意見同士対立して喧嘩腰になることが多いですが、冷静になって考えることが大事だと思います。
菅政権の対策はダメだと言う人は、いったい何がダメだと思うのでしょうか。
何度も言いますが、日本は重症者も死者も他の国に比べて桁違いに少ないのです。優等生と言ってもいいんじゃないでしょうか。
GoToが感染を広げた、と騒いでいる人は、年末のGoTo停止からもう3週間以上たつのに感染が収まらずかえって広がっていることをどう考えるのでしょうか。
何度も言いますが、気温が下がり乾燥すればコロナウイルスの活動が活発になるのは当然のことなのです。
春が近づけば感染の広がりは収まってくるでしょうし、ワクチンが普及すればひとまず安心感が得られるでしょう。
日本に比べ諸外国の国民への給付金は非常に手厚い、ということもよく言われます。
例えば以前、日本はマスク2枚だけなのにドイツは個人々に多額の支援金が給付される、などという情報が流布され、「日本はダメだ」という日本政府批判に使われたことがありました。
でもドイツ在住の人によるとそれはデマだったようです。 → https://twitter.com/Shin_Kurose/status/1351434299392684033
とにかく日本を「ダメな国」に貶めたい勢力がこういう嘘情報を拡散しているのでしょう。
情弱者がそれにまんまとひっかかって「菅政権の対策は最悪!」などと怒り狂うわけです。
もちろん政府にも菅首相にも与党議員にも批判すべき点はたくさんありますが、このコロナ対策批判に関しては「じゃあいったいどうしろというのですか。対案を出しなさい、対案を」とでも言いたくなってしまいます。
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