ふたたび戦争について
Kenさんというかたへのお返事なのですが、そのかたのblogに長々と書くのは気がひけるのでここに書きます。
誤解があるようなので、もう一度同じこと書きますね。
うんうん、Kenさんのおっしゃるのは、ほんとうにその通りなんです。
戦争は残酷。手足がもげたり、目をつぶされたり、首がなくなったり、血がいっぱい出て、痛くて苦しくて・・・・、誰もそんなこと経験したくないし、そんな苦しみに遭ってる人を見たくないですよね。私も残酷なことは大嫌いです。
だから私も戦争は反対です。
でもね、「戦争は反対」・・・・そのあとにつけるべきもっとも大事な言葉を反戦論者は誰もつけない。
「アメリカの言いなりにならないことで日本が貧しくなるのなら、それでいいではないですか。私たちはあえてそれを選択します。石油などいりません。人力でがんばります。」と言う人を見たことがありません。
防衛に関しても、
「アメリカに守ってもらわなくてもいいではありませんか。すっぱりアメリカとは手を切って、どこかの国に攻められたら、いさぎよくみんなで死ねばいいではありませんか」、このように言うのなら、たしかに筋の通った意見だと思います。
しかし、私の知るかぎり、こういうことを言ったのは、経済評論家の森永卓郎さんだけです。
森永さんはテレビ番組の中でこういう発言をして、全員に思いっきりバカにされてましたが、私は「なんと筋の通ったことを言う人か」と感心しました。
「豊かな国は今の生活水準をぐんと下げて、世界の人たちみんなで分け合えばいいじゃないか。そうすれば戦争などなくなるのだ」そう主張する人たちが、果たしてほんとうに、今の生活水準を下げて頑張るのか、私はそれが知りたいと思います。
>国を「豊か」にするために、戦争してるとも思えない。<
「国を豊かにする」というのは、「資源や市場のぶんどり合戦」ではありませんか?
>戦争で儲ける人は何度も言うけどごく一部の人。<
「儲ける」というのはちょっと論点が違うけど、KenさんがこうやってPCの前に座って意見を書く余裕がある、というのも、日本という国の豊かさを充分に享受している立派な証拠だと思いますよ。
でも、豊かになるために戦争をする、というのはたしかに間違っています。
だから、アメリカと同盟を結んでいる日本人がアメリカ人に対して言うべきことは、「反戦運動をしているアメリカ人のみなさん、もっとやせなさい」これでしょうね。
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コメント
お互いの話し合いの内容が分からないのに、首を突っ込んでごめんなさい。
米国は、日米安保で、日本を本当に守ってくれる?
どの程度、どんな風に。
勿論、米国は自分達の都合のいいようにしか戦争しない。
私は、米国をあてにしない。しっかり守れ。
国対国の争いは黒白はっきり出来るきがするが。
民族間抗争、一旦血が流れたら、どちらか一方の民族を、皆殺しにするまでやる。この繰り返しが人間の歴史である。極東のシーラカンス日本人でも、拉致問題で、政府関係者マスコミも、被害者が一時帰国して、北朝鮮に戻るものとゆう認識だった。帰国したら、それまでさほど関心のなかった日本人の心が沸騰した。民族の血のなかには、遺伝子レベルで他民族を排除するものが、組み込まれている気がする。地球上にはその殺戮に成功した民族が現在残ったことになる。
戦争に対しては、反戦の論陣も勢いがあるが、民族間抗争テロの防止には、テロはいけないとゆう程度。
9月11日後、米国マスコミは反撃を容認するように沈黙。
戦争するより、テロがいかに効率的か。
民族間抗争が、ずっと続く地域誰もが知っている。やめさせる名案なんてでつくした。ただどちらかの民族が居なくならない限り止まない。
投稿: ノータリン | 2004年7月16日 (金) 00時27分