お嬢様
「お嬢様タイプ」というのがあります。
このお嬢様タイプのお嬢様はなぜか同性から敬遠されるようです。お嬢様イコールぶりっ子という思い込みがあるからかもしれません。
「くらたま」と呼ばれるマンガ家倉田真由美のエッセイにこういう文章がありました。
「水野真紀や松たか子などの毛並みの良いいわゆるお嬢様を前にすると、知らず知らず構えてしまう。猫が敵に出会って威嚇する時、フウーッと毛を逆立てる、というヤツである。」
表現ウマいねえ。
「お嬢様なんてまやかし。上品ぶってお高くとまっていても一皮むけばみんな同じなのになにをかっこつけてんのさ」、というところなんでしょうか。
そうかなあ。私なんか、息子の嫁にはお嬢様タイプいいなあなんて思いますけどね。
なにも、家柄の良いお金持ちの深窓(死語だな)の令嬢でなくても、きちんとした家できちんとしたしつけを受けた行儀良くしとやかなお嬢様って良いと思うんですけど。
そういうお嬢様、少なくなりましたねえ。
どうしてかというと、あまりしとやかにお行儀良くしてると今の世の中浮いちゃうからです。
だから、よく目にするのですが、お嬢様が無理して悪い言葉使ったりひょうきんに振舞ったりします。「私ってそんなに堅苦しい人間じゃないの。こんなヤらしいことも思うし、こんなバカなこともするし、みんなと同じよ」と言わんばかりの奮戦ぶりです。優等生がワルぶるというのと同じですね。
それが自然にできて受け入れやすい人はいいのですが、引いちゃう場合もあります。
思い出すのは女子アナの渡辺真理。彼女は紛れもなくお嬢様であったと思うのですが、ああいう業界に入って、嫌われっ子になりました(と聞いています)。くずれた感じを演出しようとするお嬢様の努力が痛々しい感じさえしました。
そんなに頑張って世の中に合わせないで、親から躾けられたとおりのお行儀の良さや品の良さ、言葉遣いの美しさ守ってくださいな。日本の女性の美しさってそういうところにもあるんですから。
お嬢様はお嬢様でいて、そして将来「品のある老婦人」になってほしいものですね・・・と私は思います。
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