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2005年3月 9日 (水)

アンドロイドは不気味

Pebble in the Blog のmultivacさんの、ヒト型ロボットの「不気味の壁」という記事を読みました。

そういえば私も、去年9月18日の、「不気味ですか?『人間そっくり』」という新聞記事に興味を持ったので切り抜いて保存しておきました。

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ロボットは、見かけが人間に近づくにつれて不気味になる____30年以上前に、日本人ロボット学者がこう「予言」した。
ロボット開発などが進むにつれて、これが的中しているらしいことが分かり、人間とロボットの「つき合い方」を考えさせるこの現象の研究が始まっている。・・・・というものです。

以下、記事を写しますと。
森政弘・東工大名誉教授(77)は70年、雑誌に「不気味の谷」と題する文を書いた。
工業用ロボットより、おもちゃのヒト型ロボットのほうが親しみやすい。ところが、それ以上人間に似ると、「動く死体」を見たかのように気味悪く感じる。
そこを通り越して本物の人間と見分けがつかなくなれば、気味悪さは感じようがない。つまり、人間にある程度似た姿と、見分けがつかなくなるなるまでの間に、親和感が大きく落ち込む「不気味の谷」がある。
当時は反響はなかったが、80年代後半に口コミで広がり、海外からも問い合わせが。
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この記事、とても面白いのですが、とても全文写せません。

しかし、単なるロボット開発の技術的問題ということだけでなく、「赤ちゃんは不気味の谷を感じないのに、成長すると感じるようになる、などコミュニケーションの基本にかかわることがわかってきた」というところが非常に興味深いじゃありませんか。

「人間は、見かけがよりリアルなものに対して、『違和』への感受性が敏感になる、という特性がありそうだ」なんて文を読むと、ロボット開発も宇宙開発もコンピューター社会の発展も、結局は人間の深層に踏み込むものなんだ、ってあらためて思いますね。

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コメント

こんにちは!うちへのコメントありがとうございました。我が家では朝日を購読していないので、図書館で探してみます。是非読みたい!
最先端のアンドロイドの動きには感心しましたが、やはりいくら精巧な動きをしていても、目は死んでいると感じますよね。人間らしい動きと生気溢れる眼差しを持ったロボットが出来たら『壁』を乗り越えたことになるのでしょうが、そこまでする必要があるのか?などとも感じてしまいました。

投稿: multivac | 2005年3月 9日 (水) 11時46分

multivacさん、コメントありがとうございます。

 >図書館で探してみます。是非読みたい!<

よく読んでみたら、残りの部分はたいしたこと書いてありませんでした。わざわざ探しに行くことないかも。

 >そこまでする必要があるのか?<

そうですね。
私の「ロビタ」という名前も、手塚治虫「火の鳥・復活編」に登場する旧式ロボットから取りました。ご存知かと思いますが、これはスターウォーズのR2-D2と同様の形状です。
人間に逆らってはいけないロボットは普通「はい、旦那様」と従いますが、このロビタは時に「しかし旦那様」と言い返す、その人間臭さが人気を博し、大量生産される、というものです。
アンドロイドより親近感を持てる外見だからということもあるのかな。

投稿: robita | 2005年3月11日 (金) 10時30分

お久しぶりです
昔の記事にコメントさせて頂いたんですけど、何故か固定リンクの方にしか表示されません

間違えたのかと思い、やり直したんですけど二つになってしまいました。ごめんなさい

ちなみに人体は・・・の記事です

投稿: ikki | 2005年3月14日 (月) 03時42分

ikkiさん、ありがとうございます。
このブログ時々ヘンなんです。すみません。

「人体・・・」のほう、二重になってるので一つ消しておきますね。

投稿: robita | 2005年3月14日 (月) 11時59分

こんにちは。
森政弘さんの「不気味の谷」についての記事を探していて、
こちらのページにたどりつきました。

>単なるロボット開発の技術的問題ということだけでなく、
>「赤ちゃんは不気味の谷を感じないのに、成長すると感じるようになる、
>などコミュニケーションの基本にかかわることがわかってきた」と
>いうところが非常に興味深いじゃありませんか。

この話は初めて知りました。成長と共に生まれてくる「不気味の谷」現象…
おもしろいですね。

ずいぶん以前の記事で恐縮ですが、トラックバックさせていただきました。


投稿: ふらら | 2007年1月15日 (月) 10時50分

>ふららさん、

はじめまして。
ふららさんのブログ拝見しました。とても面白いですね。
パソコンから少し距離を置こうとすると、どうしてだかいつも面白いブログに出合ってしまうのです。辛いなあ。
森政弘さんは著書の中で「不気味の谷」について書いてらっしゃるんですね。
昔の記事にコメント戴けるのはとても嬉しいですよ。どうもありがとうございました。

投稿: robita | 2007年1月16日 (火) 10時13分

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今朝のニュースで、“最新型アンドロイド”なるものを紹介していました。なんとアナウンサーと同じ顔のロボット…うわ、凄いよこれ。話すときの唇の細かな動き、目の表情。確かに今までのヒューマノイドロボットよりは違和感が少ないです。この、ロボットを人間に似せること ikkiさん、ありがとうございます。 このブログ時々ヘンなんです。すみません。 「人体・・・」のほう、二重になってるので一つ消しておきますね。 [続きを読む]

受信: 2005年3月 9日 (水) 11時10分

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受信: 2007年1月15日 (月) 10時37分

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