男の魅力
kakuさんとの往復書簡みたいな様相を呈してきてますが、「ニッポンを生きる!」でのご意見をコピーします。 【人生を賭けられる程魅力的な日本男性が余りにも少ない、日本社会の少子・晩婚化の大きな原因は、こんなことではないのだろうか。】
私もこのことを「負け犬の本音」で指摘したのですが、その後、「お見合い」で書いたように、「風采はあがらない、セクシーじゃない、でも誠実で味のある男性」は、きっと、目立たないけれど恋愛市場の片隅で遠慮がちに陳列されているはずだ、とも思います。
この間、アイドルの上戸彩ちゃんがテレビで「どんな男性と結婚したいですか?」と聞かれて、「優しくてえ〜、思いやりがあってえ〜、頭が良くてえ〜、男らしくてえ〜、ユーモアがあってえ〜、働き者でえ〜・・・・」とかなんとか、思いつく限りの条件をニコニコしながら並べ立てていたのですが、キャスターの辛坊治郎さんが私が思ったのと同じことを言いました。
「大丈夫ですよ。そういう男性はたっくさーんいます。肝腎なのは、そういう男性を見分ける目を持つことですからね」
しかし、若い女性にとって、男性に求めるものは、そういうことプラス「どきどきさせてくれる何か」であるのもまた事実でありまして、「くらたま」こと、漫画家の倉田真由美さんが、週刊誌にこんなエッセイ書いてました。
【あるTV番組で見たのだが、ラサール石井はとてもまめだ。エプロンして甲斐甲斐しく家事をしている姿を見ると、働く女性にとっては夫としてまことに頼もしい存在であるにちがいないと思う。しかし、女はラサール石井と結婚したいとは思わないんだよね】(要約)
ラサール氏はたしかに優しそう、頭も良い、ユーモアのセンスもある、生活力ありそう、・・・しかし、この人と恋に落ちなさい、と言われたって、そんなご無体な(ラサールさんごめんなさい)、という女性の気持ちもわからないでもありません。
結婚して数年でわかることですが、若い時の風采だのセクシーだののたぐいは、添い遂げるという観点から言うとあまり意味のないことです。
そりゃあ、両方兼ね備えていれば言うことはありませんが、セクシーな要素を求めるのであれば、むしろそれは熟年に向かって夫婦で作り上げていくものと考えたらどうでしょう。そこはそれ、妻の腕のみせどころですがね。
この女を守るぞという気にさせるのが妻の腕のみせどころじゃないですか。
この女と子どもを守るぞぉ、という気概を持った時、男ってセクシーになるんじゃないんですかね。
それは、若造のセックスアピールとは異なるもっと持続性のあるものなんじゃないですかね。(実はよくわかりませんけど)
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コメント
robitaさん、
私も最近までそうかな、と思っていたのですが、やっぱりちょっと違うのかな、と。
“人生を賭けられるほどの魅力的な男性”は、やはり現代女性にとってもrobitaさんの仰る「この女と子どもを守るぞぉ、という気概を持った」男性で、やはりそういう日本男性が少ないのかもしれませんよ。なので私は、韓国/中国人男性が:
>「良き“男”とは、良き息子であり夫であり父であり、そして社会人であることである」と言う美徳を持ち、それを有言実行したがっている人達<
ゆえにあちらへ眼を向けたらいかがか、と書いたんですね。若い日本人男性って小奇麗でおしゃれでカッコいいけど、やはりセクシーではないなあと思います。多分、そんなことを多くの日本女性は感じているのではないかな、と…
日本の男性諸君、ごめん。
投稿: kaku | 2005年4月 2日 (土) 15時47分
kakuさん、おはようございます。
>妻の腕のみせどころ<
の後に文が抜けましたので書き加えておきます。
日本には「良い男」がいないのか、または、女があれもこれもと望みすぎなのか、
kakuさんの仰ることも事実だし、私の感想もまた事実なんだろうと思います。おそらく両方でしょう。
でも、もし、日本の男がだらしなくなった、とすれば、それはやはり、社会状況や国家体制のせいでもあると私は思いますよ。
しかし、既婚者のふたりがああだこうだ言っててもらちがあかないわけで、本当は、独身男女の本音を聞きたいところですけどね。どっちなんだと聞かれても彼らも困っちゃいますしね。
投稿: robita | 2005年4月 4日 (月) 09時10分
>しかし、既婚者のふたりがああだこうだ言っててもらちがあかないわけで、
いやいや、私だっていつどうなるか分かりません(ニヤッ)。私メにresaleバリューがある限り、この問題は私の問題でもあります、と言うスタンスにさせてくだされ(^^)
投稿: kaku | 2005年4月 4日 (月) 11時00分
何をおっしゃいますやら。おほほほ。
どうお返事かえしていいかわかりませんわ。
おほほほほほ。とりあえず、笑っておきます。
投稿: robita | 2005年4月 4日 (月) 17時56分