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2005年7月21日 (木)

「パチンコ必勝原理」

高校野球東京大会で開成高校が快進撃を続けているそうです。

で、けさの新聞にこんな囲み記事が載っていました。
 
【塾通いの部員が多く、グラウンドでの練習は週一回。
そのほとんどを打撃練習に費やし、4試合でチーム打率は4割5分を超えた。
猛打を生み出したのは、青木秀憲監督の「投球の軌道とバットの角度が正しければ、遠く飛ぶのが物理の法則」という指導法。
球種は気にせず、ボールの軌道とバットの当たる角度が上から見ると90度に近いところで打ち返す。】

私は野球のことはよくわかりませんが、これを読んで、筒井康隆の短編「パチンコ必勝原理」を思い浮かべた人はどれくらいいるでしょうか。

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コメント

物事は単純な方が良い場合もあります。打撃の専門家は小難しいことをよく言いいます。
1)「ボールを上から叩け」
これはあくまでも感覚の問題。最短距離で球を叩けの意味。本当に上から叩いたらただのゴロにしかなりません。
2)「ボールの中心から7ミリ下を叩いてバックスピンをかけろ」
投球は動いています。しかも曲がったり落ちたり。日本の伝統的な強打者、王貞治や田淵幸一はこうして打球を遠くに飛ばしたと言われますが、実際には感覚的なものだそうです。

投稿: 舎 亜歴 | 2005年7月29日 (金) 21時27分

これに対して大リーグでは、バックスピンをかけるなどという小手先の技術よりもボールの芯を強く打ち抜いて遠くに飛ばすのが主流と言います。それが最も顕著なのはマーク・マグワイアであったそうです。ただマグワイアのような例は極端で、実際には大リーグの強打者も日本ほどではなくても多少のバックスピンはかかっていると専門家は言います。

投稿: 舎 亜歴 | 2005年7月29日 (金) 21時33分

結論としては、単純だが力強くというのが大リーグだろうが子供が空き地でやる野球だろうが最も良いということです。野球を始めたばかりの子にバックスピンだの小難しいことを言ってもできません。球を強く打ち抜くという大リーグ打法なら、バットをボールに当てるのがやっとの子にもアドバイスできます。

よって開成高校は良い指導をしていると思います。今度は柳田理科雄ではなく、王、田淵、そしてマグワイアにまでなってしまいました。

投稿: 舎 亜歴 | 2005年7月29日 (金) 21時38分

この、おそらく物理担当の教師であろう監督の指導の面白いところは、軌道と角度の関係性を考慮し、物理の法則に従ってボールをバットにあてる位置を算出したというところだと思うんです。つまり、計算でボールをうまく打てるかどうか、ということであり、それが成功しているところがかなり愉快です。
筒井康隆の小説の、パチンコ玉の動線の計算はもっと複雑で精緻なんですが、結末に笑ってしまいます。

投稿: robita | 2005年7月30日 (土) 13時39分

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