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2005年7月20日 (水)

左翼小児病

人気ランキングリストの中、「依存症の独り言」というブログに目がとまりました。
ブログ主さんは、「王毅のウソと反日教育の危険」という記事の中で、「私はかつて極左組織に属していた」と述懐し、「刷り込み」の怖さについて書いていらっしゃいます。

しかし、特に強烈な思想教育を受けなくても、若い頃は誰でも「左翼小児病」というのにかかるそうで、(この「左翼小児病」というのは使い方まちがってるかもしれないけれど、評論家の斎藤美奈子氏のそれを引用する言語感覚が面白かったので、それに準じて私も表現します) 軽い人もいれば重篤な人もいて、だいたい成長するにつれて治癒していくものだけれど、中には一生治らない人もいます。

朝日新聞の投書欄などには、大人になっても治らない人がよく文を寄せています。


私は今日はとても意地悪な書き方をしています。
それは、新聞を整理していて、ある論説委員の書いた北朝鮮の万景峰号に関する記事を見つけてとても腹立たしく思ったからです。

この中に、せっせと北朝鮮に食料を送る活動をしている人道支援団体の話が出てきます。
拉致被害者支援団体からは、「本当に困っている人にコメが渡っているかどうかわからない。体制維持の手助けをしているだけ。」と非難されたが、その人道支援団体の代表は、「誰かが食べている。それでいいじゃないか。善意とはそうしたもの」と割り切っておられるそうです。

この情緒的な物言いはどうでしょう。これこそ、ただ「自分が喜びたい」から人を助ける、といういわゆる「自己満足」とかいうものではないでしょうか。
「自分は平和を愛する者だ」と悦に入りたいがために、「戦争反対」だとか「憲法9条死守せよ」とか叫ぶのと同じように。

さらに、この人はこう言います。「日朝の国家関係が正常であればあんなこと(拉致)起こらなかった」と。
これは、北朝鮮が犯罪国家なのは日本にも責任がある、と言っておられるのでしょうか?
北朝鮮の独裁や鎖国や犯罪は、日本がその責めを負わなければならないのでしょうか。私にはよくわかりません。

しかし、「すべて日本が悪い」と刷り込みをされた人には、こんな疑問は意味を成しません。

ミサイルと核開発をほぼ完了させた今、万景峰号の戦略的使命(部品調達・運搬)はほとんど終えた、という見方があるそうです。
今や、かの船は「メロン運搬船」と、公安のプロは半ば冗談めかして言うんだそうです。「金正日の誕生日のお祝い用に千疋屋の桐箱入りの特選マスクメロンを届けるのが一番大事な任務」ですと。(記事引用)

人道支援団体が送るコメは、口の肥えた首領様は食べないかもしれないけど、たぶん軍人が横流しで私腹を肥やしてるんでしょうよ。ばかばかしい。

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コメント

「日朝の国家関係が正常であればあんなこと(拉致)起こらなかった」

これはおかしいです。かりに正常であろうとなかろうと、他国の住人を勝手に拉致していいわけがありません。

投稿: 真魚 | 2005年7月21日 (木) 01時25分

どうもすみません。同じ記事を何度もTBしようとは思わなかったのですが、うまくできなかったものと思って何度もしてしまいました。一つだけを残して残りを削除して下さい。回線が混み合う時間帯だったのでしょうか?

じつはこのブログはなかなか興味深いと思って紹介しました。詳細はTB記事を参照してください。

とんだ事になって申し訳ありません。今までTBがうまくゆかないと思って他でも何度かやり直したことがありましたが、よそのブログでも迷惑をかけてしまったのではと心配です。

ともかく、余分なTBは消してください。ご迷惑をおかけしました。

投稿: 舎 亜歴 | 2005年7月21日 (木) 01時42分

>舎さん、
TBありがとうございます。
ご紹介いただいたブログ、読んでみます。

投稿: robita | 2005年7月22日 (金) 10時36分

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» 王毅のウソと反日教育の危険 [依存症の独り言]
愛国教育の歴史について、小島氏は「抗日戦争四十周年だった1985年が分岐点だ。同年の中曽根首相の靖国神社公式参拝が反日感情に拍車をかけ、愛国教育が徹底されるようになった。それ以前の対日感情は落ち着いていた」と解説する。さらに「89年の天安門事件で、政権維持に不 >舎さん、 TBありがとうございます。 ご紹介いただいたブログ、読んでみます。 [続きを読む]

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» 南北問題に自由主義の視点:グローバル化やテロにどう対処するか? [グローバル・アメリカン政論]
南北問題について興味深いブログを紹介したい。「山中優の研究日記」と題されたこのブ >舎さん、 TBありがとうございます。 ご紹介いただいたブログ、読んでみます。 [続きを読む]

受信: 2005年7月20日 (水) 23時44分

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