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2005年9月 2日 (金)

「よく遊びよく学べ」という基本

私はよく思うのですが、今の子どもたちは私たちの頃よりはるかに勉強していると思います。塾に通ったりして遊ぶ時間もないほどです。
昔は塾などなかったし、子どもたちは学校が終わると暗くなるまで毎日外で遊んでいました。宿題以外、勉強などしませんでした。少なくとも私のまわりはそうでした。
つまり、「勉強」は、学校教育だけだったんです。

それなのに、今の若い人には「こんなことも知らないのか」とびっくりさせられることが多いですよね。

あんなに勉強しているのに何故こんなにバカなのか。
これは、「考える力がない」とか「社会常識がない」とかいうことでなく、純然たる「知識」の不足のことです。

考える力がなかったり社会常識がないのは、大人でも年寄りでもありがちなことなので、そういうことは問題ではないのです。

漢字や語彙、ことわざ、名言、歴史などのたぐいの知識量が圧倒的に少ない、ということです。

あんなに勉強時間をとっているのに、なぜ知識が身についていないのか、不思議で仕方がありませんでした。

しかし、昔の子どもの生活との比較で考えてみると、おのずとそのわけがわかってきます。

たぶん、思い切り体を動かして遊ぶことで、脳というものはすごく効率よく知識を吸収するんじゃないでしょうか。
こういうことは、詳しくは知りませんが、最近の脳の研究によって明らかになってきていると思います。

ところで、体を思い切り動かせない事情を抱える子どもたちもいますね。
どうなんでしょう、彼らにはその事情ゆえ、遊びと学びのメリハリのついたきちんとしたプログラムをまわりが用意しているように思いますが、よくわかりません。

遊びと学びのメリハリをつけることが大事、というのはいつの時代もさんざん言われることです。
子どもたちに「遊ぶための良い環境」を用意してやるために、昔のような貧乏時代に戻るのがいいのか、それとも、強く豊かな国を作って「もっと良い遊びの環境」を用意してやるのがいいのか、大人の悩みも果てしないのです。

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