« どうしても政界再編したい私 | トップページ | 続・続・ととさんへ »

2005年9月22日 (木)

続・ととさんへ

再びととさんへの返信です。

>私たちはいつまで、アメリカに感謝していなければいけないのでしょうか?<

アメリカの支援や投資が日本に向かったのは何も慈悲心からではなく、それがアメリカの国益だからです。感謝なんかする必要ないと思いますよ。
これは前エントリー「ととさんへ」で述べていますので、(【しかしながら、日本がこんなに豊かになったのは・・・・・どうして「日本の自立」や「平和」を叫ぶことができましょうか。】)をお読みください。

私が言ってるのは、「アメリカのおかげで豊かになったのだから、未来永劫アメリカに感謝してアメリカの批判もしてはいけない」、ということでなく、記事に書いているように、どうして政府はアメリカにきちんとものが言えないのか、その日米関係の構造というのはいったいどうなっているのか、そこを私たち一般国民も知る必要があるのではないか、ということです。

アメリカに毅然とものを言うと日本の経済や防衛はどういうことになるのか、知りたいと思いませんか?
経済も安全保障にもそれほど影響がないなら、なぜ日本政府はアメリカに何も言えないのか。
「情けない」「毅然としろ」「きちんとものを言え」と非難するだけでいいんですか。
「国民の生活がかかっているからだ」というなら、私たち自身、腹をくくらなければならないことがあるんじゃないんですか。

民主党の新党首、前原さんの2・3年前の発言です。
「日米同盟関係を破棄すると、日本の防衛体制は致命的に低下し、日本の脆弱性が増大する。脆弱性が高まれば経済にも大きな悪影響が出ることは必至だ。海外からの投資が減るのみならず、引き揚げるものもでてくるかも知れない。」

前原さんは、日米同盟関係を堅持していかなくてはならない、という考えを持っていますが、もし政権を取ったらアメリカに対してきちんとものを言っていく、とも言っています。
今までの自民党政権ができなかったことを本当にできるのでしょうか。しかも、日本の経済と安全に責任を持つかたちで。

 >嫌米が具体的にどのような発言を指すのがちょっとわからないのですが、アメリカを好きでいなきゃいけないということはないでしょう?<

たしかにそうですね。仰るとおり、アメリカを好きでなきゃいけないということはないです。
でも、嫌いな相手に保護される、というのもシャクですよね。

 >>こんなこと、現実の世界ではとてもできません
 >↑まさにそこ。こうやってrobitaさんと意見の交換をすることが全く無意味だなんて思いませんけど、現実の世界で発言し行動することは、もっと難しいことであろうと思うわけです。<<

平和運動をする人たちというのはどういう人たちでしょうか。考えに偏りのない人もいれば、一時的に乗っかるだけの人もいると思いますのでひとくくりにするわけにはいきませんが、しかし積極的に中心となって活動するのはいわゆる「左翼」と言われる人たちです。彼らの活動をご存知ですか。
私も実際に入っていたわけではないのですが垣間見たり聞いたりするところによると、彼らは自分たちのポリシー以外絶対受け付けません。つまり「平和のためなら死んでも良い」という教義を共有する宗教みたいなものであることが多いのです。仲間同士で同じ考えを表明し合ってるわけですから、特別難しいことをやってるとは私は思いません。

ととさんは、「ネットで遊んでいる」とご自分のことを仰いますが、今こうやって違う考えの人と積極的に議論して分かり合おうとなさってますよね。同じ考えの人ばかりで集まって外部から痛いところをつかれると黙ってしまう人たちより、ととさんのほうがずっと難しいことをなさってるし勇気もあると私は思いますよ。

 >平和運動に身を投じている人を見て、「どうせ自分達が気持ちよくなるためにやっているんだから」としらけてしまうことは簡単です。でもそれは、彼らの足を引っ張るだけと感じて、私はいい気がしないのです。<

私は、「平和」が嫌いなのではなく、「ある種の平和主義者」がちょっと苦手なんです。

私の好きな言葉に、「全ての美しいことは、一人の情熱から始まる」というのがあります。故萩元晴彦氏(テレビ・プロデューサー)の言葉です。

ととさんの情熱と勇気のあとに続こうという人が出てくるかもしれないじゃないですか。

|

« どうしても政界再編したい私 | トップページ | 続・続・ととさんへ »

コメント

こんにちは.お返事をいただき,ありがとうございます.

コメント欄に書こうと思ったのですが,やっぱりどうしても長くなってしまうので,TBさせていただくことにしました.
ご確認ください.

投稿: とと | 2005年9月23日 (金) 10時24分

ととさん、

アメリカとの同盟関係を緊密にしながら、言うこともきちんと言う。これは日本人の間で広く議論されていますが、それが何を示すのか意味不明です。

しかしロール・モデルはいます。トニー・ブレアです。この記事は2〜3週間の内には書きたいと思っていますが、まだその前に予定中の記事に手がついていません。

いずれにせよシラク=シュレーダーのように時代錯誤な独仏中心のヨーロッパ像で事に臨んでは失敗します。ということでこちらのブログも宜しくお願いします。

投稿: 舎 亜歴 | 2005年9月24日 (土) 13時22分

>舎 亜暦さん

お返事遅くなりすみません。

>この記事は2〜3週間の内には書きたいと思っています
↑楽しみにいたしております。
といっても、私にすんなり理解できるかどうか、全く自信はありませんけど。

投稿: とと | 2005年9月27日 (火) 12時56分

以前にTBすると言いながら、目の前の問題にとらわれてできませんでした。やっと約束のTBです。

ととさんの疑問を解消できれば何よりです。

投稿: 舎 亜歴 | 2006年4月22日 (土) 11時00分

>舎 亜歴さん

ご連絡いただきありがとうございます.

さて,私はいったい何を疑問に思っていたのか,よくわからなくなっておりますが,もしかしてこのエントリーのはじめにある

>私たちはいつまで、アメリカに感謝していなければいけないのでしょうか?

このことかしら?

舎さんの記事を読んで,この答えは『いつまでも』なのだなぁ~と理解いたしました.

また,舎さんのご意見と私の思っていることは,違うんだなぁということもわかります.ただ,ここはrobitaさんのブログなのでここには書かないでおきます.
そのうち,自分のブログでつぶやくことといたしますが,TBはしないかも・・・です.舎さんからすれば私なぞ,小学生レベルですので,恐れ多くて・・・・・(^。^;)

では,また.

robitaさん,スペースをありがとうございました.
(*- -)(*_ _)ペコリ

投稿: とと | 2006年4月23日 (日) 11時23分

>ととさん、
どうもご丁寧に。
ここで議論してくださっても一向にかまいませんよ。

ただ、ちょっと言いたいのは、ととさん「小学生レベル」と仰ってるけど、まったくそんなことありません。・・って、小学生レベルの私が言うのもへんですが。
でも、そう思われるなら、舎亜歴さんのブログで率直な意見を述べてみてもいいんじゃないかな、と思います。

難しい議論が出来る人が集まってるところに、「小学生レベル」(そう仰るなら)の人が疑問をぶつけていくことは意味があると思うのです。

・・・と書いたけど、お忙しいととさん(ブログ読むだけでもわかります)に、これ以上書くことを勧めるのは酷だと思いますので、私の余計な提案はどうかご放念ください。

私だって、もっともっと、あちこちにコメントしたいのに、できないでいますから。

投稿: robita | 2006年4月24日 (月) 11時55分

ととさん、

私のTB記事もブレア首相の演説に頼りきっています。つまり、私もブレア首相から見れば小学生レベルです。お互い様です。

ブログのうえで、そんなレベルの違いなんてありません。どこの誰に対しても、思ったことをコメントすればよいと思います。

投稿: 舎 亜歴 | 2006年4月26日 (水) 08時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/30899/736066

この記事へのトラックバック一覧です: 続・ととさんへ:

» robitaさんへ [元気に愚痴る♪]
ちょっと整理してみます. 『アメリカの外交は,常に自国のためであり,日本はアメリ >舎 亜暦さん お返事遅くなりすみません。 >この記事は2〜3週間の内には書きたいと思っています ↑楽しみにいたしております。 といっても、私にすんなり理解できるかどうか、全く自信はありませんけど。 [続きを読む]

受信: 2005年9月23日 (金) 13時34分

» 英国、イラク・アフガニスタン平定と民主化の使命を主張 [グローバル・アメリカン政論]
イギリスのトニー・ブレア首相は、世界の民主化とテロ打倒のためにもイラクとアフガニ [続きを読む]

受信: 2006年4月22日 (土) 10時57分

« どうしても政界再編したい私 | トップページ | 続・続・ととさんへ »