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2005年10月14日 (金)

交渉力・ゼロ

昨夜のテレビドラマ「熟年離婚」を見ての感想です。

仕事にかまけて家庭をまかせきりの夫に長年耐えてきた妻が、夫の定年祝いの席で離婚を宣言し、定年後は妻と海外旅行などしながらゆっくりと老後を暮らそうと計画をしていた夫は、何年も前からこの日のために着々と準備を進めてきた妻の本当の姿を知って愕然とする、という、使い古されてすりきれた筋書きでしたよ、第一話は。

こういうドラマ見てていつも思うのは、「絶望的に交渉力のない女の悲しさ」です。

「あなたはいつも私の思いなんかおかまいなしに自分の価値観を押し付けるだけでした。」って、お決まりのせりふなんですけど、不満や理不尽を感じるなら、交渉して事態を良くする努力をすればいいんだと思うんですよ。

渡哲也演ずる夫は子ども達に言います。「父さんや母さんのように良い夫婦になって添い遂げる、それが一番の幸せなんだ。」

夫は結婚生活35年間、幸せな家庭を築いていると信じて疑わなかったわけです。

妻も、不満を口にすることなく何食わぬ顔で35年間幸せを装ってたわけです。

それが35年もたっていきなり爆弾落とすなんて、「裏切りだな」と、遅い夕食食べながら見ていた我が家の長男がポツリと言いました。

まあ、現実にはこんな働き者で真面目な夫に離婚を言い渡す妻はあまりいないでしょうけど。ドラマですから。

このドラマがありふれた妻の自立物語でない、何か今までにないメッセージを伝えるものになるのかどうか、ま、来週も見てみましょうかね。

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コメント

お久しぶりです.
またまた,私とは違うお考えで新鮮!

私は,このドラマ見て「奥さんの気持ちわかるなぁ〜」って思いました.
交渉も出来る相手と出来ない相手がありますからね.
私には,あの夫婦の関係は会社の上司部下の関係に見えました.上司の中には,何言っても話しにもならんタイプもいて,そういうときにはひたすら頭を低くして,どっかに異動するのをじっと待つのが,最も省エネルギーな対策だと思ってます.全面対決は,自分の消耗が激しすぎるからね.
奥さんも,ダンナは仕事人間で家にいる時間は短いのだから,頭を低くしてやり過ごしていたんだろうなって思いました.交渉するより,その方が省エネルギーな対策だったのでしょうね.子どもも3人いるし,ダンナとの交渉で消耗してる場合じゃなかったのかも.

(続く)

投稿: とと | 2005年10月15日 (土) 12時52分

(続き)

もちろんrobitaさんのように,きっちりその都度交渉する方が全面的に正しいと思います.定年と同時に「さよなら」なんて,最も残酷な復讐ですもん.

それにしても,松坂慶子はいいおばさんの女優になったなぁ〜と思います.「鎌田行進曲」のときは綺麗過ぎて,『あんなに綺麗な売れない女優って,ちょっと無理がない?』なんて思ったりもしたけど,今回のドラマでは,一般的で上品なおばさんに見えて,そっちに感心してました.

投稿: とと | 2005年10月15日 (土) 12時55分

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