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2005年11月 1日 (火)

日本の選択

護憲派の人たちというのは、そもそも国家の何たるかをわかっていないのではないか、と思います。

「国家」というのはまあ言わば利益集団であって宗教団体ではないのです。

昨日の「TVタックル」で、共産党の論客が「そもそもイラクに自衛隊を派遣したのが間違いだった」と言い出したので、独立総合研究所の青山繁晴さんに、「じゃあ石油がほしい日本はどうするんだ。知らん顔してていいのか」と返され、その論客はそれから黙ってしまいました。もちろん言いたいことはあったでしょうが、その場がもう現実的な軍事戦略の話に移ってしまったので、口を挟めなくなってしまったのでしょう。

「戦争はしちゃだめだ。9条を守り抜くんだ。」という気持ちはよくわかりますが、安全と豊かさを手にしたい国民の思いとは既にかけ離れてしまっています。

日本が60年も平和だったのは9条のおかげだ、と護憲派は言います。
しかし、戦争をしないで済んだのはアメリカとの同盟関係があったからであり、もう一つ、世界でも稀に見る日本人の心根の優しさと奥ゆかしさであると私は思っています。

周辺国からどんなにバカにされ、つつかれても、キレることなく冷静に対処し(これをもって軟弱だとする考えもありますが)、発展途上国の貧困に心を痛めて(将来の国益のためでもありますが)、せっせと援助をしてきました。

私は、世界平和を実現するために9条を死守してそれを世界に広めるべきだ、とは思いません。
なぜなら、それが世界に広まらないことがわかりきっているからです。

誰が自国を丸はだかにするような危険なことをするでしょうか。

世界平和を実現するためには、早く戦乱をおさめて、日本のような優れた技術を持った豊かな国が貧困国に行って戦後復興、技術指導をして、国を発展させるために力を貸してあげることだと思います。
そして、何より民主主義を広めることです。
こういう考え方をして、こういう風に働けば少しずつ豊かさに近づけるよ、と教えてあげることです。

憲法を現実に即したものに改正して自衛隊が海外活動する時も自分で自分の身は守る、同胞が受難の際は援護する、ぐらいのことはできるようにして、卑屈でないアメリカとの同盟関係を構築するためにどうしたら良いかを模索して行く、それが今、日本がやるべきことではないのでしょうか。

誰だって戦争はいやだし大国の言いなりになんかなりたくない→人気blogランキングへ

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コメント

最近このページを見つけて楽しく読ませていただいてます。

この記事の内容は大体賛成です。

ただ、すこし違う意見を私は持っています。

私はどちらかというと改憲派なのですが、国が利益団体だという考えには反対です。

軍産連合体である、アメリカのような国家はいやです。

戦争を誘発して、双方に武器を売って稼ぐユダヤ資本も
いやです。(アメリカはユダヤ資本の傘下であるわけですが。)

そして、そのアメリカのいいなりになって自衛権を奪われる
のもいやです。

(文字数制限のため続きは次にします。)

投稿: あるとき | 2005年11月10日 (木) 10時54分

(続き)

日本には、「敵に塩を送る」というすばらしいことわざ
があります。

隣国が、内政干渉しようが、文化や技術をパクろうが
何とも思わないこの精神。すばらしいのではないでしょうか。

ただ、それに対してつけあがっていつまでも平謝りを
要求するような相手はおかしいと思います。

誇りをもって接すればいづれ相手もわかってくれるので
はないでしょうか?

「敵に塩を(うまく)送る」外交。

こんなのはどうでしょうか?

投稿: あるとき | 2005年11月10日 (木) 10時54分

あるときさん、はじめまして。

>国が利益団体だという考えには反対です。<

そうですね。これはですね、「平和憲法を貫いて貧乏になるなら本望だ」とか「平和憲法のためなら死んでもいい」という人たちがいらっしゃるものですから、「国は宗教団体ではなく、なるべく豊かに暮らしたいと願っている人間の集まりである」、ということを、わかりやすく表現しただけなんですよ。

国家というのは、その国民が物心両面で豊かに暮らせるよう機能しなければなりませんよね。国民の幸福追求のためのシステムです。

>隣国が、内政干渉しようが、文化や技術をパクろうが
何とも思わないこの精神。すばらしいのではないでしょうか。<

奥ゆかしい日本人を私もすばらしいと思います。。

>誇りをもって接すればいづれ相手もわかってくれるので
はないでしょうか?<

そうであれば最高ですね。

投稿: robita | 2005年11月11日 (金) 08時50分

(つづき)
ただね、例えばこんなこと考えてみてください。

拉致被害者が一部でも帰って来られたのはどうしてだと思いますか?
北朝鮮が態度を軟化させたのは誰のおかげだと思いますか?

ある強大な国の圧力があったからではないですか?

それは違う、と言う人もいると思いますが、どちらにしても、自国が大きな打撃を受けることを恐れたからですよね。
アメリカは北朝鮮に「拉致被害者を日本に返してやれ」と言ったわけではありませんが、この強大国に睨まれたら生きていけない、と思ったからじゃないですか?

いつまでも独裁を続けているとお前の国なんかつぶしてやるぞ(経済制裁も含めて)、という脅しがきいたからじゃないんですか?

こちらが、甘い顔をしていたら絶対に拉致は認めなかったと思います。
独裁者とはそういうものではありませんか?

世の中は「良い人」ばかりではない、と私は思うのです。

投稿: robita | 2005年11月11日 (金) 08時53分

なるほど。

確かにアメリカさんの力があったから

一部の人たちが帰ってきたのかもしれません。

毅然とした態度も必要です。

ただ、アメリカが覇権を失ったとき

日本はアジアとも喧嘩していた状態だったら

共倒れしてしまうのではと思うわけですよ。

アメリカが覇権を失うという状況は想像できない

かもしれませんが、大英帝国やローマ帝国の衰退を

当時の人は想像できなかったのではないでしょうか。

資本の理論からいけば超大国が独裁状態を保っている

状況では商売がうまくいかないので離反者が絶対に

でてきます。(紛争を誘発して双方に武器を売るといった

戦略がとれないので)

(アメリカ国内のネオコンの中に中道派のスパイが紛れ
こんでいるのもそのような動きではないかと思うのです。)

私は長期的に自国の利益を考えているつもりですが、

どうでしょう??

投稿: あるとき | 2005年11月11日 (金) 19時15分

その時々で外交政策を考えるのは国益の面で当然のここと思います。
今の時点ではアメリカとしっかり同盟関係を結ぶことが得だからそうしているのだと私は理解しています。
専門家によると、「しばらくはアメリカと仲良くしておいたほうがいい」そうです。少なくとも20年か30年なのかそれは私にはわかりませんが。

>日本はアジアとも喧嘩していた状態だったら<

喧嘩をふっかけているのはどちらでしょうか。
日本は馬鹿がつくほどお人よしで、あるときさんも仰るように、ものすごく奥ゆかしく我慢強い姿勢を続けているのではないですか。

覇権国家である中国は危険です。左翼政権の韓国も油断なりません。北朝鮮など論外です。

「アジア」というのはどのあたりを指すのでしょうか。

投稿: robita | 2005年11月12日 (土) 10時26分

>喧嘩をふっかけているのはどちらでしょうか。

この姿勢がすでにけんか腰だと思われます。
うまくいなすことができないだろうか?と
私は思ったわけです。

>覇権国家である中国は危険です。左翼政権の韓国も油断なりません。北朝鮮など論外です。

では権国家のアメリカは安全なのでしょうか?安全な国
などないと思いますが。

>専門家によると、「しばらくはアメリカと仲良くしておいたほうがいい」そうです。

専門家って誰でしょうか?その論拠はなんでしょう?
だれだって大国のいいなりになりたくないと主張するの
なら、アメリカが万一覇権を失った場合の事を考えて
おいても損はないと思いますが。

(チェイニーの補佐官のスキャンダルや、シリアの現状を
把握すればのっぴきならない状況だと思います。。)

あくまで僕の主観なので、あまりムキにならないでください
ね。blog楽しみにしてます。

投稿: あるとき | 2005年11月14日 (月) 18時51分

>あるときさん、

>あまりムキにならないでください
ね。<

ごめんなさい。真面目に答えてたらムキになってるように見えちゃいました?
よっしゃ、ムキにならないようがんばります。

>この姿勢がすでにけんか腰だと思われます。<

すいません、他に言い方思いつかなかったモンで。 じ、自分、不器用ですから・・・

>では権国家のアメリカは安全なのでしょうか?<

えっ、共産党独裁国家よりはマシだからじゃないんですか?

投稿: robita | 2005年11月15日 (火) 09時57分

>専門家って誰でしょうか?その論拠はなんでしょう?<

誰って、そのぉ、テレビなんか見てると、日米同盟は大事だっていろんな人が言ってるもんですから、そうだとばかり思ってました。
あ、テレビなんかダメですかね、やっぱり。
論拠はですね、専門家じゃないので詳しく知りませんが、詳しい人がここを読んでいたら説明に入ってきてくださるかもしれませんね。
もし、詳しくお知りになりたかったら、そういうサイトはネット上にきっと沢山あると思いますので、探してごらんになったらいかがでしょう。
私なんかに聞くよりずっとわかりやすいと思います。
わかったら私にも教えてくださいね。

>blog楽しみにしてます<

ありがとうございます。嬉しいな。

投稿: robita | 2005年11月15日 (火) 09時59分

私も共産党政権にはいい印象をもっていません。
一部の中国人のなかにも同じような人たちがいます。
(声を出せない状態ですが)

被害者ぶって世界中に宣伝工作をしつづける
プロパガンダ政権はおかしいです。

ただ、情報化社会では嘘はすぐにばれて
しまいます。
(だから中国はネットを規制しているのでしょう。)

そのうち化けの皮がはがれるんじゃないでしょうか?

(アメリカはもうはがれかけてきていますが)

一方的に書き込むのは失礼かと思いますので

たまには私のブログにでもきてください。

http://popeye.ddo.jp/~hourai/weblog/

それでは失礼します。

投稿: あるとき | 2005年11月15日 (火) 13時39分

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