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2006年5月29日 (月)

朝日新聞

私は朝日新聞が好きだ。

朝日は反日だとか欺瞞だとか毛嫌いする人も多く、あちこちで可哀想なくらい叩かれるし、それもよくわかるのだが、それでも私は毎日朝日新聞を読んでいる。

たしかに、「うへ」と思うような社説や読者投稿などもよく目につくし、社としての思想的スタンスは、反日と言われても仕方がないのだろうが、保守派論客と言われる諸先生がたの論説も時おり掲載される。

私はそれらの文章を読み、これはまともだと自分で判断し、朝日の思想スタンスと比較しながら自分の考えをまとめてきたように思う。
右寄りと言われる新聞や雑誌をわざわざ買って読まなくても、両方の考えを知ることができた。

他の新聞を読まないので、他社がどういう紙面作りをしているのか知らない。
報道は偏ってはならないと思うが、ジャーナリズムの姿勢としては朝日のようにならざるを得ないのではないか。

朝日の反日思想は好かないが、とことんこきおろす気にもなれない。

しかしながら、こういう記事に出合うと、なんだか楽しくなって笑ってしまうのである。
ずいぶん前に読んだ記事だが →松尾光太郎de海馬之玄関ブログ

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コメント

「反日」というのではなく、「反政府」「反保守党」の方が正確なのでは?
18歳の時が朝日を読み続け、随分長く読んできました。
最近は記事を書いている人よりも、きっと私のほうが朝日新聞との付き合いが長いのでは、なんて思ったりします。
天声人語氏も多分世代が近いのでしょうね。
あの署名記事を書いていたあの人が、ここにこの記事を、なんていう読み方をしています。
先年なくなられた松井やよりさんは、朝日新聞で初めて定年退職まで勤められた女性だったとか。そういえば下村満子さんというお名前も大分前には記憶にあります。
ここ20年は通勤電車でいつも朝刊を読む毎日、私も朝日新聞に育てられた一人です(笑い)。

投稿: 街中の案山子 | 2006年7月 3日 (月) 12時03分

>案山子さん、

>「反日」というのではなく、「反政府」「反保守党」の方が正確なのでは?<

闘うコラムニスト勝谷誠彦さんいわく、「朝日は反日でも反政府でもない、単なる大衆迎合新聞。」
戦時中は大衆の盛り上がりに合わせて「撃ちてし止まむ」、そして今、右傾化しつつある大衆に迎合して、路線変更を図ってる最中なんですと(笑)。

投稿: robita | 2006年7月 3日 (月) 15時57分

実は、最近の朝日は大衆迎合路線に随分変ったと思っています。
例えば今日の紙面は、スポーツ誌かと思うほど。
長く付き合ってきたけれど、日経と2誌を購読している今、少し削ろうと考えて、半年前だかに夕刊止めました。記事の中にはさすがジャーナリストと学ぶことも多かったのだけれど、こちらも読者として年季が入りました(笑い)。
新聞好きは変らないけれど、根に持っていることもあるのです。
松本サリンで、河野さんを犯人と決め付けた報道をしたこと。お詫び訂正の記事も読んだけれど、個人を踏みにじり、傷つけたことを、新聞人として忘れないで欲しいと、だから、その分だけ新聞に対して、距離をもっています。

投稿: 街中の案山子 | 2006年7月 4日 (火) 11時29分

>案山子さん、

日経も読んでいらっしゃるんですね。
週末の日経の文化面だけはは私もたまに読むことありますけど(平日は主人が会社に持っていくので)、朝日だけで手いっぱいです。それもニュース記事でなくコラムとか評論みたいなところばかり。

>新聞に対して、距離をもっています<

そうですね、何事も色々な方向から見てみることが大事ですね。

投稿: robita | 2006年7月 5日 (水) 11時44分

こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
「撃ちてし止まむ」が入った昔の広告などについても
とりあげています。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611

投稿: kemukemu | 2007年1月18日 (木) 23時53分

>kemukemuさん、
はじめまして。
あとでゆっくり見せていただきます。

投稿: robita | 2007年1月19日 (金) 09時55分

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