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2006年5月30日 (火)

メイド・カフェに想う

今、日本では、結婚するカップルの5組に1組が国際結婚なのだそうだ。
そしてその割合はどんどん増えつつある。

昨日の夕方のニューストピックスで、国際結婚した女性や国際結婚を望む女性を取材していた。

彼女たちは言う;
「外国の男性は優しい」
「日本の男性って頼りない。こっちが優しく聞いてあげないと自分の意思を表明しない」

(その他色々なことを言っていたようだが、夕飯の支度をしながらだったので聞き取れなかった)

ジャーナリストが分析していたが、「日本の女性は収入も増え、自立するだけのものを身につけたが、それに比べて男性の収入は増えない。自分より稼いでほしいと願う女性にとって日本の男性ではあきたらないのではないか」というようなことを言っていた。これは、アジアの新興お金持ち男性と結婚したがっている女性たちのことを指して言っているらしかった。

日本の男性は経済的にも精神的にも「頼りない」として、どんどん見捨てられていくのだろうか。

私としては、「貧乏な日本男性」より「金持ちの外国人」を選ぶ女性たちは、そうしたいのならそうすれば良いと思う。
ぜひとも考え方を変えて、「手鍋さげても日本男子と結婚せよ」などと言うつもりは毛頭ない。だってそういう人生観を持った女性はそういう生き方しかしたくないのだからしかたがない。

しかし、金がないくらいのことならそんなことは気にしない、という女性もいるかもしれないけれど、精神的に頼りない、というのはかなり問題だ。

そういう男性がどんどん増えているのなら、すごく問題だ。

私はこの問題について今まで沢山書いてきたが、なかなかはっきり書けない問題で、表現に苦労する。
コウイチさんの記事では、メイド・カフェを取り上げ、巧みな文章で「男らしさを求める女の都合」が表現されている。

私は、男が頼りないという今のこの状況は女が作ったものだと思っている。

正確に言えば、女というものを含有する社会の動きが、否応なくこういう状況を作り上げてしまったのだ。
必然だとも言える。
変えることもできないと思う。

・・・・・なんて、ちょっと悲観的になってしまったのだが、男を元気にするのもまた、女の大事な役目だ。
批判だけで終わってしまっては女がすたるではないか。

そうだ、ただいまから、このブログのメインテーマは「男と女」にしよう・・・・かな。

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コメント

こんばんは、TBありがとうございます。

メイド・カフェについては結局行ってないので実態がよくわからないのですが、同じ東京でも秋葉原以外では経営が厳しくてすぐ閉まっちゃうケースがあるそうです。以前ドキュメンタリー番組でメイドカフェの女性店長が「どこの駅前にもメイドカフェが当たり前のように存在する日が来る」と豪語しておりましたが、実際はそうはならないっぽいですね。

>男たちが頼りないという今の状況は女が作ったものだと思っている。

これなんですが、メイドカフェに代表される『萌え』というものにハマる男たちについては、実のところ本当に女性が原因なのかな、と個人的に疑ってます。
今日の宮台真司のブログで取り上げられています。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=360
これによれば男が勝手に勘違いしたってことになってますね。女達に男がビビったってことなので結局女が原因なのかもしれないですけども。

僕はネットの普及とそれに伴ってより「萌え商品」のレベルが高くなっただけだと思うんです。男達の嗜好に合わせられて、クオリティもあがって、多くの人に受け入れられていった。

大体現実の女が冷たいからギャルゲーやエロゲーに走ったっていうのが信じられません。嘘つくなよ、おめー、普通にゲーム好きなだけだったんだろと言いたい。

とはいえ、現実が、上野千鶴子風に言うと、もてない男はマスターベーションだけして死んでください、ってことになってると思っていて、彼らの中で女性に対してわだかまりがあるのも事実なんでしょうね。

解決するのに男にコミュニケーションスキルを磨かせるのか、robitaさんの書いた男心女心の記事にあったような「いい女」を増やすのか、両方やるのか。
どれにせよ、相当こじれるような気がするので、僕としてはとりあえず、えーと、robitaさんを応援します。

投稿: コウイチ | 2006年5月30日 (火) 22時17分

>コウイチさん、

長くなりそうなので、記事にします。

コウイチさんは、宮台さんのブログなんか読んでらっしゃるんですね。
私もブログ始めた最初の頃はちょっと読んだことありますが、なんとも難しく、字も小さくてびっしり書かれているので、とても続けて読む気にはなれませんでした。
宮台さんは、喋りはわかりやすいのに、文章はなんであんなことになっちゃうんでしょう。
でも、いま見てみると、何と、軽い会話調になっているではありませんか。
それでも、細かい字でびっしりなので、読むのに苦労しますが。

投稿: robita | 2006年5月31日 (水) 09時34分

robitaさん、お久しぶりです。
この記事について私は少し考えが違います。外国人男性というのは、女性観・結婚観が日本人男性と違うのです。例えば外見にあまり差のない30歳の女性と20歳の女性がいて、どちらかとお付き合いするという場合、日本人男性の大半が若い方の女性を選択するのではないでしょうか。外国人男性は30歳の女性を選択する可能性の方がずっと高いのです。彼らは成熟した女性との対等な関係を望んでいます。また、外国人の男性と結婚しても「奥さんは何歳?(彼女はいくつ?)」なんてことは、誰からも聞かれません。(30歳だから成熟しているというのは乱暴な意見ですが、あくまでもひとつの例です)女性の年齢による差別感が日本では深刻で、そのあたりで辛い経験をした女性が、外国人男性にはしるのは良く理解できるのです。最初から外国人狙いの女性もいますけれどね。ある種のステータスかしら?
かたや日本人男性は、幼稚さイコール可愛さと思いこんでいる人の多いこと。「メイドカフェ」もその一端だと思います。あれが諸外国で流行るかどうか、考えてみて下さい。
いくら豊かでも、日本で何故生まれたか、そこにスポットをあてると、幼い日本人男性の女性観が浮かびあがります。世界でも有名なロリコンの国ですから。
「外国人男性は優しい。日本人男性は頼りない」というのは、男性としてどう育ってきているか、土壌の違いでしょうか。女性がこれほど強いのも日本だけのような気がします。
お国柄で、男性の優しさの質も違いますね。せめて世のお母さんたちは、男の子にかしずくのを止めて欲しいと思っております。私見でした。


投稿: ねこっち | 2006年6月 1日 (木) 08時54分

>ねこっちさん、

昨日のエントリーにも書きましたが、「萌え」の男性と、「頼りない男性」というのは違いますね。重なる場合もあるでしょうが。
「日本にロリコンが多い、日本の男性はより若い女性を好む」というのは事実であり、日本男性の性癖として一つの特徴ではありますが、そのことと、昨今の頼りない男性が増えたということとは違いますね。
しかし、「優しい女性に癒されたい」という男性の本音は、基本的に、古今東西同じではありませんか。私はそう思いますよ。
女性だって「お前のことは絶対守ってやる」なんて力強く言われたら、ぐっとくるでしょう。
この「ぐっとくる」という、男と女の基本の感情をなんだかみなさん遠慮して口にしなくなったような気がするんですよねー。

ま、でも、そういう男女の関係を維持する時代じゃないんですよね。
変わらざるを得ないんです、人類は。
ただそれだけのこと。

>せめて世のお母さんたちは、男の子にかしずくのを止めて欲しいと思っております<

今どきそんなお母さんいるんでしょうか。
今50代60代の女性たちがろくでもない男を育ててしまったのかもしれませんが、40代から下のお母さんはそれを知っているんじゃないですか。

投稿: robita | 2006年6月 1日 (木) 15時57分

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