「美しい国へ」
自民党総裁選が安倍さんで決まりらしいので、つまらない、しらける、とか皆さんよく仰います。
でも、そうでしょうか。安倍内閣ができた後、どうなるか、私は楽しみです。
安倍さんが小泉路線を引き継いでいくのなら、それに反発する自民党内の勢力が行動を起こすにちがいありません。
もし行動を起こさないのであればそれは筋が通りません。
反小泉反安倍なのに、批判しながら自民党に居続けるのはおかしいと思います。
自民党を出て、民主党と連携すればいいのです。
以前は、政界再編、二大政党のためには民主党を盛り上げてもっと大きな勢力に育てることじゃないかと思っていたけれど、そうでなく、小泉自民党を持ち上げて反対勢力を居づらくするほうが手っ取り早いですね。
どんなに小泉さんが独裁的でも、それを批判しながら自民党にしがみつく人がたくさんいます。それはおかしい。
小泉路線はもっともっと過激になればいいのでしょう。そして反対勢力がもっともっと飛び出しやすい状況を作ればいいのでしょう。
そして格差社会を弱者いじめと批判する勢力と、改革途上では格差はある程度仕方がないとする勢力に分かれればいいのでしょう。
どっちを選ぶかは国民の考えること。
「美しい国へ」 、読んでみようか。
よろしくお願いします→ランキング
| 固定リンク
« 「夕凪の街 桜の国」 | トップページ | 年上の女 »
コメント
安倍さんでほぼキマリ、、、なのでつまらないという意見が、わからんことはないです。
つまり、私に言わせれば、ボスの談合で一本化してしまう民主党は大変つまらんわけでして(笑)
派閥のボスが談合で指名。ある意味で、たいへん伝統的で、どういう政治をしたいのかがよくわかります。そういう意味で、党代表選出のメッセージ的には民主党が明快だとは言えますね(笑)
投稿: single40 | 2006年8月30日 (水) 09時51分
>single40さん、
>ボスの談合で一本化してしまう民主党は大変つまらんわけでして<
民主党を飛び出したい人もたくさんいるんでしょうね。
でも新党首のもと、党のために心を一つにして頑張らなくちゃならないし。
>ある意味で、たいへん伝統的で、どういう政治をしたいのかがよくわかります<
政界のことはよくわからないのですが、もっとわかりやすい二大政党になってくれないかなと思います。
それにしても今さらながら私にも見えてきたのは、55年体制というのは、自民党vs社会党でなく、自民党と社会党が協力して談合をしながらも対立のパフォーマンスを繰り広げていたに過ぎない、ということです。自民党政権はまさに理想的な社会主義体制だったわけですから。
そんなことも知らず、私はあれを二大政党だと思い込み、なんとか逆転しないかなんて思ってたんです、若い頃は。
投稿: robita | 2006年8月31日 (木) 10時57分
>なんとか逆転しないかなんて思ってたんです、若い頃は。
私も結構本気でそう思っておりました(笑)今から思えば、自民党も社会党も含めて社会主義体制だったし、それを支えるだけの生産性の伸びがあったんですなぁ。
だから、その当時は、それで良かったし、それなりの成果もあったと思うんです。
時代は変わったということなんでしょうね。
投稿: single40 | 2006年8月31日 (木) 11時08分
>single40さん、
【20歳までに左翼に傾倒しない者は情熱が足りない。20歳を過ぎて左翼に傾倒している者は知能が足りない】
これはチャーチルの言葉だと聞かされていたんですが、チャーチルがそう言ったという証拠はどこにもないんだそうですね。
保守派の陰謀?
投稿: robita | 2006年8月31日 (木) 14時02分
【20歳までに左翼に傾倒しない者は情熱が足りない。20歳を過ぎて左翼に傾倒している者は知能が足りない】は日本には当てはまらない箴言でしょうね。
singleさんのいわれるように、
日本はもともと社会主義だった。
次に、
文学理論ともいうべき初期マルクスの人気が残り、『資本論』の矛盾が事実としても理論としてもはっきりした段階でもマルクス主義の人気が続いた。
だから日本では
【20歳までに左翼に傾倒しない者は知能が足りない。20歳を過ぎて左翼に傾倒している者も知能が足りない】というべきでしょうか。少し苦しいかな(笑)。
投稿: KABU | 2006年9月 3日 (日) 14時10分
>KABUさん、
>だから日本では
【20歳までに左翼に傾倒しない者は知能が足りない。20歳を過ぎて左翼に傾倒している者も知能が足りない】というべきでしょうか。少し苦しいかな(笑)。<
ということは、日本では、意識しないまま社会主義体制だったのに、社会主義にかぶれるのはどっちみちおかしい、ということなんでしょうか。
ところで、昨晩たまたま18歳の息子が「社会主義と共産主義ってどう違うの」と聞くのですが、私もよくわからない(共産主義社会が究極の理想社会で、そこに至る国家運営の手段が社会主義だ、と若い時に教わったのですが、その説明もよくわかりません)ので、院生の長男に聞きましたら、実はよくわからないんだ、と言いながら、広辞苑など引きまして、色々書いてはありましたが、やはりよくわかりませんで、なにかこうひとことでわかるような説明ないものでしょうか、「今さら聞けない初歩的な質問」だらだらとすみません。
投稿: robita | 2006年9月 4日 (月) 09時27分