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2006年9月28日 (木)

恋愛して結婚したいの

ひとりよがりでぶっきらぼうで偏屈で皮肉屋でゴーマンで自信家で・・・、そんな男でも女性にとって妙に魅力的であることが往々にしてある。
なぜか。
そういった「性格的短所」とは別の、いわゆる「人間的魅力」というのを備えてるからだよね。

どんなに「あいつはとんでもないやつなのだ」「こんな男に惚れちゃだめなのだ」「こんな男と結婚したって幸せになれないのだ」などととアドバイスされようが、「結婚できない男」の桑野信介であろうが中村勘三郎であろうが石原慎太郎であろうが、魅力的であれば女は惚れる。

そういう負の特徴を持っていたとしても、その人間の「魅力」とは、あまりそういう性格的なこととは関係がないのだ。
だから、「この人のこういうところが好き」なんていう言い方は恋愛感情の湧き上がる理由の説明にはならないのである。

要するに、「好きになるのに理由はない」のだ。

で、そういう「惚れた男」とめでたく結婚し、年月を経て恋愛感情も擦り切れ、衝突が頻発し、「こんな人だとは思わなかった」などと憎み合うようになって離婚する羽目になろうがそれはそれでしかたのないことだ。

なるべく衝突しなさそうな「無難な男」と恋愛感情もないまま結婚するより、惚れるだけの男に出会わないのであれば、その時は独身で通すがよろし。

「女性を惹きつける魅力」に乏しい男性、でも、とても良い人で、良い夫、良いお父さんになりそうな人は、昔なら、世話焼きおばさんのおかげで出会いがあり、結婚し、家庭を持てた。
私は、実はそういう男性たちの結婚問題こそ気がかりで、なんとかしなけりゃなあと思っているのだが、もう今はそういう時代ではないのかもしれない。

現代は、「女性を惹きつける魅力のない男」は結婚できない時代なのである。
女たちは、「ただ結婚したいんじゃなくて、恋愛したいの」とのたまうのだから。

その気持ちはよくわかる。

だって、私自身がそうだったんだもーん。

            いつもありがとうございますm(_ _)m →ランキング

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コメント

結婚できない40男としては、実に厳しいお言葉であります(笑)しかし、ご指摘は、同意せざるを得ません。

なんとなく。「恋愛結婚」って、宗教よりはクーラーみたいなものだと思います。つまり。「昔は贅沢品、だけど今は当たり前。ないとウッソーと驚かれる」です。そっくりです(笑)

恋愛が贅沢品だった時代なら、私もマシな人生を送れたのではないか、と思うことがありますが。

ほ乳類のオスは、だいたいメスを巡って争いますからね。生存競争そのもの、なわけで。「恋愛しろ」は「戦え!」なんですなぁ。
弱いオスは、かくして淘汰されるのであります。

格差社会というならば、まず恋愛のことを言え、金の話はその後だ、だってよほど「競争」が激しいじゃないか、それを言わない「批判勢力」なんてウソつき達だ、、、というルサンチマンは深いなぁ。。。負け犬の遠吠え(笑)

投稿: single40 | 2006年9月29日 (金) 16時24分

robitaさん、こんにちわ。

やはり「性格的短所」も「負の側面」も、人それぞれだと思います。だって、中村さんも石原さんも、わたしには魅力的には見えないから… 主観は捉えにくいものですね。そう、好きになる理由はないんですよね。

それで、

>で、そういう「惚れた男」とめでたく結婚し、年月を経て恋愛感情も擦り切れ、衝突が頻発し、「こんな人だとは思わなかった」などと憎み合うようになって離婚する羽目になろうがそれはそれでしかたのないことだ。<

なのですが、どちらかというと、恐れているのは、
「惚れてもいない男」と結婚し、年月を経て恋愛感情が生まれてもないようなもののまま、なんかの拍子に、「こんな人だとは思わなかった」などと嫌悪して熟年離婚する羽目になることです。

一瞬で終わっても、どこかで終わっても、運良く死ぬまで続いても終わる、そんな恋愛感情だけれど、できればあった方が楽しいだろうと思ってしまいます。


投稿: 珍獣 | 2006年9月29日 (金) 17時08分

>single40さん、

>格差社会というならば、まず恋愛のことを言え、金の話はその後だ、だってよほど「競争」が激しいじゃないか、それを言わない「批判勢力」なんてウソつき達だ<

これ、誰かの名言なんですか、それともsingle40さんの?
同感です。

ところでsingle40さんはかなりcharmingだと思いますよ。なんだかんだ言っても結局文章は人柄を表すもんです。
文章読んで「ステキなお方」と思ってる女性結構いるんじゃないかなあ。あのようなブログを読んでいる女性がいたとしてですよ。
良いお父さんになりそうだなあという感じもするし。

論理的で小気味の良い記事、大変に面白くいつも楽しみにしていますよ。

投稿: robita | 2006年9月30日 (土) 14時32分

>珍獣さん、

<だって、私自身がそうだったんだもーん。>

これは正確にいうとちょっと違って、恋愛したかった私も、だんだん「嫌じゃなきゃ結婚しよう」なんて思うようになって、30歳の時お見合いで出合った今の主人と幸運にも恋愛してめでたしめでたしというわけです。

>一瞬で終わっても、どこかで終わっても、運良く死ぬまで続いても終わる、そんな恋愛感情だけれど、できればあった方が楽しいだろうと思ってしまいます。<

そうですとも。
で、大恋愛でも大嫌いになっちゃうこともよくあるし、まあまあかなという結婚でも幸せな家庭を築く良い夫婦もいるし、人生いろいろだな、というわけです。

>中村さんも石原さんも、わたしには魅力的には見えないから…<

珍獣さんにとって魅力的な男性は?
吉井和哉さんかな、やっぱり。
どんな人か全然知らないけれど、長男が昔からYELLOWMONKEY好きで、名前だけは聞いたことあります。前に言ったかな。

珍獣さんの記事『「結婚できない男」再び』を読みました。
珍獣さんのコメント;
>燃えるような恋愛感情より現実の威力の方が勝つ時もあるでしょうけれど、理性より早く魂が枝を伸ばすともいいますから、頭が追いつかないうちにあれよあれよで結婚になるのかもしれませんよ?<

この人と結婚したい、と思う時、「この人は私の人生設計において都合がいいから」とか「ほんとにこの人でいいのだろうか」とかあれこれ迷うことってあまりないんじゃないでしょうかね。
一緒にいたい、この人の子供が生みたい、そんなことで充分なんですよね。結婚の動機なんて実はごく単純なものでいいんじゃないでしょうか。(男女共同参画の今の時代、そうはいかないから難しいんですが)
むしろ色々条件をつけて熟考するから決断できないんですよね。
そういう意味で、珍獣さんは本当は結婚しやすい人なんだと思うのですがどうでしょうか。
新記事『「教育」やら「質」のこと』を読ませていただいて、「子供を育てること」への真摯な思いを感じ取らせていただきました。

たった一人の人との「出会い」、これだけなんですよね。
私も、その「たった一人の人」と出会うまでが長かったわけですが。

投稿: robita | 2006年9月30日 (土) 14時35分

robitaさん>

>格差社会というならば、まず恋愛のことを言え、金の話はその後だ、だってよほど「競争」が激しいじゃないか、それを言わない「批判勢力」なんてウソつき達だ<

というのは、私の血の叫びであります(笑)ご利用はご自由にどうぞ♪

ちなみに、憎からず思っていた女性が、私のブログを読んでくれたのですが、感想は「お坊さんの説教みたい」だそうで。
言うまでもありませんが、その瞬間、負けました(泣)

たぶん、恋愛能力って、学校の勉強と同じで、得手不得手があるもんですよ。しかし、この「苦手科目」は、結構痛いです。。。

投稿: single40 | 2006年9月30日 (土) 16時45分

これまでのお話の流れで、robitaさんがご主人に恋愛感情をもたれていることは読み取れていました。息子さんがイエモンfanだったというのはお聞きしてたとしても失念してましたが(笑)
もちろん、わたしにとっての魅力的な男性は吉井和哉さんですとも。
彼の声が好きなのですが、ヒットした「jam」という曲の歌詞を読まれると、グラムロック以外の社会的な側面もかいま見られます、ぜひ。ええっとそれから、玉田選手、唐沢寿明さん、玉木宏さん、糸井さん、リリーさんetc…

一緒にいたい、この人の子供を産みたいっていうのはあるでしょうね。それを子宮で考えるといわれればそうなのか(考えてなくて直感だとは思うけれど)。

>珍獣さんは本当は結婚しやすい人なんだと思うのですがどうでしょうか。<

最近、ものすごい変わった晩婚するんじゃないかな?という予感がするので、結婚体質にかわりつつあるかもしれませんね(笑)robitaさんと違って、長く待ったわりにはたった一人のその人に出会わなかったとしても、他人の子供を育てるお手伝いの機会に恵まれればそれでいいかなとも思います。

投稿: 珍獣 | 2006年10月 1日 (日) 13時21分

>single40さん、

「お坊さんの説教」ですか・・・。
それは彼女が文章の面白味を理解できなかったことの証しなんですかね。
そんな女は一緒にいても退屈だからやめなさい、と言いたいところですが、嗜好や思想が一致しなければ恋愛は成り立たない、なんてこともないでしょうし・・・。
改憲派と護憲派(親米派と反米派だったかな)で仲良く同居されるsingle40さんのご両親の例もあることですし・・・。

投稿: robita | 2006年10月 2日 (月) 13時14分

>珍獣さん、

>robitaさんがご主人に恋愛感情をもたれていることは<

そんなものとっくにないない(笑)
今でも持ってるとしたら気持ち悪い(笑笑)
昔の記憶として保存はしていますが。
ありきたりですが、夫婦愛、家族愛、もうこうなったら人類愛、博愛精神とでも言っちゃいましょうか。

「たった一人の人」という表現に「運命の赤い糸」を享受しているかのごとく感じられたのかもしれませんが、これはそういう意味でなくですね、昔、私たち(適齢期の従姉妹たちが何人もいたんです)の心配をしてくれた伯母がよく言っていたのですが、「なにも沢山いらんのよね。一人だけみつかったらええのよね」と縁談の束を引き合いに出して言い、「そうなんよねえ。一人だけで充分やのにねえ」と私たちは頷き合ったものです。(神戸やから関西弁ですねん)
結婚して子供を生み家庭を築くという人生を選択したからには、夫は何人もいらず、適当な人がたった一人いればいいわけです。それが「たった一人の人」という意味。

>「jam」<

息子に聞いてみます。

>ええっとそれから、玉田選手、唐沢寿明さん、玉木宏さん、糸井さん、リリーさんetc…<

なるほど、穏やかで女性に優しく、少年のような純粋さひたむきさを残している人・・・かな。
ということは、偏屈で皮肉屋で毒舌家の変人系は苦手、ってこと・・・かな。
まあ理想の人と好きになる人が一致しないのはよくあることで。

>他人の子供を育てるお手伝いの機会に恵まれればそれでいいかなとも思います。<

私も同じようなこと思ってましたよ。
子育ては私にとって一番面白い仕事です。(という割にはあまり丁寧じゃないけど)

いずれにしても、珍獣さんの可能性が未来に向かって拓かれること、お祈りします。

投稿: robita | 2006年10月 2日 (月) 13時23分

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