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2006年10月 3日 (火)

息子の読書に親は喜ぶ

末息子が手術を要する病気で17日間入院した。
テレビも見たくないというので、良いチャンスだと思い、読書を奨めた。
私自身が読書家ではないので、18歳の男の子に何を読ませたら適当なのか皆目わからなかったが、書評などで前から気になっていたもの、人から奨められたもの、店頭で平積みになっているもの、家にあったものなどみつくろって、一日2・3冊ずつ届けた。

・東野圭吾「放課後」
・村上春樹短編集、表題「レキシントンの幽霊」
・浅田次郎「蒼穹の昴」全4巻
・同「地下鉄に乗って」
・須川邦彦「無人島に生きる十六人」
・エッセイ集「母のキャラメル」
・同「最高の贈り物」
・北村薫「ターン」
・奥田英朗「イン・ザ・プール」
・椎名誠「インドでわしも考えた」
・浜辺祐一「こちら救命センター」
・ウィリアム・ゴールディング「蝿の王」

この他、夫が届けた漫画版「その時歴史が動いた」2巻

一日に一冊の割合だ。

本を全く読まなかった息子がこれだけ読んだことに私は感激した。
本当にちゃんと読んだのかなあと疑念も湧いたが、感想など話してくれたので、やはりちゃんと読んだのだろう。

「他にすることがないから」と息子は言うが、これをきっかけに「することがない時」じゃなく、「読みたいから」本に手を出してほしいと思う。

本を読まない、と嘆いたこともあったが(「子供時代」)、まさに怪我の功名、こういうこともあるのだ。

因みに、息子が笑いながら「面白かった」と言ったのは、「イン・ザ・プール」
考えさせられた、と言ったのは「こちら救命センター」

今後は自分で積極的に本屋に立ち寄ったり、新聞の書評を読んだりするだろうか。
しないかもしれないけど、私も良い本があったら奨めたいと思う。
本好きのかた、18歳の読書初心者に、何かお勧め本はありますか。
やはり、古典からでしょうか。

 

               いつもありがとうございますm(_ _)mランキング

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コメント

はじめまして

私は本を読むのが苦手なのですが

息子さん凄いですね

投稿: さとみ | 2006年10月 3日 (火) 10時54分

robitaさん、お久しぶりです。
コメントは滅多にしませんが、いつも楽しみに読ませて頂いてます。
ちょうど同い年の息子がおりますので、最近読んで大変感動した
様子だったものを2冊ご紹介しますね。

「喪失の国、日本」 M.K.シャルマ著
「収容所からの遺書」辺見じゅん著

どちらも文芸春秋社から出ているノン・フィクションです。
本人は夜を徹してそれぞれを読み、どこがどう面白かったか、
私にも話して聞かせてくれました。
お好みもあるかもしれませんが、参考までに。。。

投稿: ねこっち | 2006年10月 5日 (木) 22時54分

>さとみさん、
>息子さん凄いですね<
凄いでしょう。

投稿: robita | 2006年10月 6日 (金) 14時04分

>ねこっちさん、

本のご紹介ありがとうございます。
ねこっちさんの息子さんはうちのと同い年なんですね。
息子は今のところノンフィクションより小説を読みたいようです。
ご紹介の本は私が読みたい本のようです(笑)

投稿: robita | 2006年10月 6日 (金) 14時08分

わたしのお勧めは、本屋さんで息子さんを「放牧」することです(笑)
何かきっかけがあるときに、なんとなく連れ立って大きな本屋へ行ってみると、結構自由にできることが確認できれば、好きな本を手にとったりすると思います。どの本が、心を潤すのかは、そのキーワードを知っているのは本人じゃないかと、いつも家族を連れて行くたびに思います。

投稿: 珍獣 | 2006年10月 6日 (金) 21時57分

こんばんは^^
男性が本好きにになると、会話も増え、本好きの私としては
よいことだ~などと簡単に思ってしまいます。

私は、幼い頃、母が本好き(古本屋ばかりだったけど)なため、1冊好きなのを買ってよいと言われました。
特に、漫画は駄目とかもあまり言われず。(母も、漫画読んでましたし)
なので、自然と自分の好きなジャンルがそのうち定まり、
バイトや社会に出てからは、本屋でいろいろ探すのが大好きになってました。
昔は、短編物や漫画も少女マンガ的なのが多かったですが、
今は、少し内容の濃いというか、「ほろり」と感激する漫画や、先が見えないものが好きですね。
本は、エッセイもの。犬が好きなので、犬の図鑑など。
宇宙関係などの本も好きですね^^

きっと、息子さんもこれをきっかけに、自分の好きなジャンルの本を見つけ出していくと、もっといいですよね。

ネットの情報もいいけど、本もいいですもんね。

投稿: かりん | 2006年10月 7日 (土) 03時12分

robitaさん、

司馬遼太郎の『坂の上の雲』はどうでしょうか。
前半は伊予松山の三人の若者の青春物語ですし、歴史の勉強にもなります。

僕はこれを全巻通読したのは大学生の時だったのですが、高校時代に読んでいたら、もしかしたら防大を受検したかもしれません。まー防大行ったら行ったで、あの偏った教育が自分に合ったとは思えないのですが。

あと、福井晴敏でしょう。『亡国のイージス』と『終戦のローレライ』です。
それと、池澤夏樹はどうでしょう。『すばらしい新世界』と『スティル・ライフ』がお勧めです。

投稿: 真魚 | 2006年10月 7日 (土) 12時47分

>珍獣さん、

>本屋さんで息子さんを「放牧」することです<

問題は「放牧」に甘んじるには育ち過ぎたことでしょうか(笑)
男の子はみんなそうだと思いますが、うちの息子たちも小学校を出た頃から母親と一緒に歩くのさえ嫌がりましたから。

「興味」なんて、放っておいたって自然に湧き上がるもんだと思っていた私は、子どもたちに対して「色々なことに興味を持たせる教育」など特に心がけてませんでした。
「ていねいな育て方」はエリート志向の人だけに有効なのだろうと思っていましたが、ここに来て、読書の習慣だけはつける努力をすれば良かったかなあ、と思います。
でも、私も18歳までほとんど読書しなかったわけだし、親からそんな丁寧な育て方をされた記憶もないんです。それこそ「放牧」でした。


>かりんさん、

お母様が読書の習慣をつけてくださったのですね。
小説でも漫画でも良いものは良いですもんね。

>男性が本好きにになると、会話も増え<

そうですね。話題が豊富ということは魅力の一つですね。

>宇宙関係などの本も好きですね<

これは天体の知識とか宇宙開発関連ですか、それともSFのたぐい?
私は18歳で本を読み始めたのはSFがきっかけで、二年間ぐらいそればっかし。それで人生観固まりました。

>真魚さん、

さすが真魚さん、司馬遼太郎と池澤夏樹、バランスがいいですね(なんちゃって両方とも読んでないけど、何となく印象でたぶん)
私は、息子にはまず池澤夏樹を薦めたいです。ところでこの2冊は小説ですか?
ノンフィクションや評論より小説を読みたいらしいし、私もそのほうがいいと思います。
「亡国のイージス」、前に真魚さんに薦められて読み始めましたが、「いそかぜ」が由良に停泊したところで中断したままです。面白いのは面白いんですけど、なかなか続けて読めなくて。

投稿: robita | 2006年10月 9日 (月) 13時02分

かりんです。
宇宙観測関係とか、未知の世界の謎に惹きこまれます。
古代遺跡の話なども好きです。
TVの特集つい見てしまいます^^

投稿: かりん | 2006年10月10日 (火) 01時25分

いまさらのコメントですけど・・・

奥田英朗の「イン・ザ・プール」が面白かったのなら,同じく奥田英朗の「サウスバウンド」をお薦めしましょう.
私の読書傾向は,かなり女性的なんだけど,この本は男の子でも読めると思いますよ.
もうひとつ,新しい作家さんに挑戦されるなら伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」かしら.これも男女問わず楽しめます.

TBしときますね.

投稿: とと | 2006年10月10日 (火) 08時59分

>かりんさん、

未知の世界の謎や古代遺跡、うんうん、面白いですね。私も好きです。


>ととさん、

奥田英朗は新聞の書評で「空中ブランコ」が絶賛されていたので前々から気になっていました。で、本屋さんに行ってみたら、「イン・ザ・プール」のほうが先なのでまずはそっちを買い求めたというわけです。
「サウスバウンド」、「オーデュボンの祈り」、了解。探してみます。
それにしてもととさんは読むのが早いですね。ブログの感想文読んでは感心しています。
ところで、いわゆる昔の文豪ものはどうなんでしょうね。
読書習慣がついてからのほうがいいのかな。
お体お大事になさってくださいね。

投稿: robita | 2006年10月10日 (火) 09時22分

「空中ブランコ」も面白いですよ.漫画的なのですごく読みやすいですし.

文豪ものって,例えば森鴎外とか川端康成とか?
私は昔々の少女の頃,世界名作集で『赤毛のアン』とか『若草物語』とか『ジェーン・エア』とか読みまくりましたが,なぜか日本の純文学系はさっぱりで・・・.(^^;)
ただ,最近の小説とはテンポがまるで違うと思うので,時期より好みなんだと思います.
ちなみにそんな私ですが,夏目漱石は好きですよ.わかりやすくて読みやすいですから.
文豪ものとは言えないのかもしれませんが,遠藤周作もいいですよね.

投稿: とと | 2006年10月10日 (火) 16時58分

robitaさん、

池澤夏樹のこの2作とも小説です。『スティル・ライフ』初期短編集です。表題作の「スティル・ライフ」は、芥川賞をとった作品です。「スティル・ライフ」もいいけど「ヤー・チャイカ」が好きですね。

『すばらしい新世界』は、いかにも池澤夏樹という作品です。ネパール奥地に風力発電を作る若い技師の林太郎が主人公で、今の先進国の電気に依存した社会のことや、チベット仏教と人々の暮らしのことなどについて林太郎が考えます。チベット仏教礼賛というわけでもなく、現代文明がすべて間違っているというわけでもなく、その狭間に立って考えていこうとします。妻アユミとの電子メールのやりとりでNPOと企業のことや、子供を育てるということ、幸福とはなんであるのかを対話していきます。池澤夏樹の小説の中で、お勧めの2冊です。

投稿: 真魚 | 2006年10月11日 (水) 01時34分

母親にとって男の子って、難しいんですね…

人から学ぶことも多いけれど、大人になればなるほど、本から学ぶことのほうが自由度が高い気がします。人とのコミュニケーションによる煩わしさから解放されて、純粋に吸収できる空間と時間が設定できますしね。本が読めれば、生涯学習の心配なし(笑)

わたしも日本の純文学なら、夏目漱石は読みやすいと思います。あと、男の子には、漢籍もいいですよ。政治とか社会、歴史がてんこもりで楽しいと思います。『三国志』『史記』などなど、漫画でも。

投稿: 珍獣 | 2006年10月11日 (水) 01時52分

>ととさん、

>『赤毛のアン』とか『若草物語』とか『ジェーン・エア』とか<

ああ、そうそう、これらは私も読みましたねえ。

夏目漱石は、私自身が読まなくちゃ。


>真魚さん、

「すばらしい新世界」、あらすじを聞くと18歳の男の子というより、みんなで読んだほうがいいような本みたいですね。

>珍獣さん、

「色んな人と付き合うこと」と「本を読むこと」、この二つだけで人間は成長できる、と私は子どもたちに言ってきたんですけどね。
人と付き合うのが苦手なら、本や映画だけでもかなりのものが吸収できますね。

>『三国志』『史記』などなど、漫画でも。<

講談社のA4版漫画「三国志」「史記・李陵」「項羽と劉邦」「水滸伝」など、ものすごくぶ厚くて高いんですけど、長男が小学生の頃に買い与えました。次男もそれらは読んでたみたいです。

投稿: robita | 2006年10月11日 (水) 09時35分

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