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2006年10月 6日 (金)

好きな人嫌いな人

コウイチさんが、主義主張への賛否とそれを発する人物への好悪の感情が必ずしも一致しない、と述べておられる。→「『69』 村上龍
すごく上手にそのことを表現されているなあ、と思う。

本をよく読まれるのだろう、色々な作家評論家について論評なさっている。

上野千鶴子は、私は本も読んだこともなく、まなじり決して男女平等を叫ぶ「フェミニズムの旗手」というような認識しかなかったのであるが、コウイチさんの記事を読んで、上野千鶴子も読んでみねばなるまい、と思った。ああ。忙しい。

石原慎太郎については、ずいぶん前に上杉隆というジャーナリストが同様の感想を述べていた。
上杉氏は必ずしも石原の考え方に与しないようだが、彼の人間的魅力に言及し、「あの笑顔にやられる」と書いていた。

以前、経済評論家金子勝が石原慎太郎を前にして、「僕はあなたが死ねばいいと思ってるんですけど」と真顔で言っているのをテレビで見たことがある。
強気の石原、右翼の石原、育ちの良い石原、作家としての石原、何もかもが嫌いなのだろう。

金子勝の主義主張は正しいのかもしれないが、この人に人間的魅力を感じる人は多くはないのではないか。

たぶんこの世は、正しいとか正しくないでなく、好き嫌いで物事が決まっているのだろうと何となく思う。

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コメント

こんにちは。記事の方、とりあげていただきありがとうございました。

石原慎太郎氏は強さの象徴のように支持されてますが、僕は石原氏の著作を読むにつけ氏のコンプレックスのようなものをひしひしと感じます。
ただそれが先の戦争での敗戦によるものなのかはわからないです。それによって計り知れない思いを抱くことになったかのような言説を石原氏はしますが、僕はもっと俗っぽいところにあるのではないかと思います。

上野千鶴子は、robitaさんのおっしゃる通りですが、フェミニズムについては、学術的な分野ではなく、男女共同参画や夫婦別姓に関わる分野の方が現実に落とし込んだ理論として現れているのでそちらをチェックする方が個人的には好みです。

投稿: コウイチ | 2006年10月 8日 (日) 09時44分

>コウイチさん、

>石原慎太郎氏は強さの象徴のように支持されてますが、僕は石原氏の著作を読むにつけ氏のコンプレックスのようなものをひしひしと感じます。<

以前、古館伊知郎のインタビューで「そりゃあ僕にだって弱味はありますよ」と言い、「その弱味とはなんですか」と聞かれて、「そんなこと言えないよ」と笑いながら言ってました。
彼の著作は読んだことがありませんが、コンプレックスも強いだろうなあ、ということは感じます。そういう部分も含めた人間臭いところが多くの男性を惹きつけるんじゃないかなあ、なんて思います。

投稿: robita | 2006年10月 9日 (月) 13時06分

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