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2006年11月23日 (木)

まあまあそう責めないで

自民党が復党問題で責められているので、アマノジャクの私は流れに逆らい自民党の気持ちになってひとつ弁護を試みてみる。

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あの解散総選挙はなんだったんだとか、おめおめ復党するつもりかとか、みなさんご批判盛んになさいますが、党の議席をできるだけたくさん確保したいのは当たり前のこと。

自民党はとにかくこの国の政治をやりたいんですよ。自分たちのやり方が一番だと思ってるんですよ。自分たちのやりかたで政治やったら国が良くなって国民が幸せになると思ってるんですよ。だから他党に政権を渡してなるものかと思ってるんですよ。そのためにはなりふりかまわないんですよ。
なりふりかまわないのがいけませんかね。
行儀よくして勝てるんだったらみんなそうするんじゃないですかね。
それでも、誇り高く毅然とした態度で堂々と戦え、と仰るんですか。
その結果負けちゃったら、政権取られちゃうかもしれないんですよ。
政権についてなきゃ思うような政治はできないんですよ。

あんな頼りない政党に政治やらせたらこの国はいったいどうなってしまうんだ、ここは絶対引くものか、なんとしてでも党勢拡大をはからなければ。何と言われようとかまわない、日本のためだ。何もわからん国民やマスコミは「節操がない」などと責め立てるが、かまうものか、お前たちのためなんだよぉ。

くそ、大衆ってやつはどうしてこうバカなんだ。もっと民度をあげねばならんな。ここはやっぱり愛国心教育だな、うん、うん。
・・・・なんて。

だから自民党も、あれこれ弁解しないで、「勢力拡大したいんだ。どこが悪い」って言やあいいのに。

たとえ民主党がそういうやり方しても同じように弁護してあげる。「自分たちにやらせてほしい」と切望する民主党に一度くらいやらせてあげたいもの。

 
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