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2007年5月 6日 (日)

「国語教育の徹底を!」

今朝のフジTV「報道2001」で、数学者藤原正彦氏が語った。

「戦後、大事なことを教えてこなかったので、今の日本の70歳以下は総崩れだ。 『日本の心』を教える人がいなくなった。誰が教えるか、それが一番の問題だ。唯一の方法は、低学年のうちに国語を徹底的に教えて、自ら本に手を伸ばす感性を養うこと、これしかない」

「こうすればいい」「ああすればいい」と人々はいろいろな教育論を口にするが、それを実行に移すために具体的に何をするのか、と私はしつこく言ってきた。
「教育行政はこうすべき」とか「親はこうすべき」とか「先生はこうすべき」とか、みな口々に言うが、それらの大人がそもそもダメなのに、誰がいったいそれをやるのか、この国には大人を教育し直すシステムなどない、とずっと言ってきた。

だから、藤原先生の「誰が教えるのか、それが問題だ」という意見に同感だ。そして、「子供が自ら本に手を伸ばす感性を養う」、これにも同意する。人は書物によって覚醒し成長することを知っているから。
しかし、藤原先生、その先を言ってほしかった。
教育再生の一つの手段として「国語教育を徹底する」、そう思うなら、「この一点を国民の声として盛り上げなきゃだめなんです」と。
「世論を盛り上げるにはどうしたらいいと思いますか。テレビでもインターネットでも地域の井戸端会議でもいい、ことあるごとにこういうことを発信していくことです」と、テレビカメラに向かって力強く言ってほしかった。

世論が盛り上がれば国は動く。

一億総教育評論家のみなさんが、あまりあれもこれもと色々なことを言うと、それはただの騒音でしかなくなるので、本当に大事なことを一点にだけ絞って、それをスローガンのようにすることが大事ではないだろうか。

私は、「日本の良いところを教える」ことがいいんじゃないかと思っていたが、何か漠然としている。

藤原先生の提唱する「国語教育の徹底を、これでどうですか。

こういうことなら、挙国一致体制になってもこわくないでしょう。むしろ国民一丸とならなければ事は進まない。
「色々な意見を尊重し」などと悠長なことを言っていては、子供はこうしている間にも日一日と大きくなっていってしまうのだ。
急いだほうがいいと思う。

教育をどうにかすることのほうが、改憲論議よりずっと大事だし急がなければいけないと私は思っている。

いつの日か憲法改正が決議されたら、きっと新聞の一面はドでかい見出しに飾られ、上を下へのどんちゃん騒ぎになって、日本中総ハイテンション状態になるだろうことは容易に想像できる。
しかし、落ち着いて考えてみると、憲法改正はそんなにたいしたことではない。
9条に関しては、現実に日本がやっていることに合わせて条文を書き換えるだけのことなのだから。
ちょっと便利になるのは、海外派兵の際など、正当防衛で武器が使えるようになるので、自衛隊の皆さんが自分で自分の身を守れるようになる、ということぐらいだろうか。

平和主義を謳う9条の第1項はそのままに、2項を現実に合わせるだけのことだから、そんなに怖がることはないのである。

それより子供たちだ。教育だ。

実行可能な具体策を、何か一つスローガンにしましょうよ。

    

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