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2007年7月24日 (火)

朝日新聞と共産党

無党派さんの「朝日新聞と社民党」に共感するところが多い。

【これは私の勘繰りだが、左派的な人達も皆心の中では本当のことを知っていて、自分の主張の不利になる事を口にしたくないだけだと思う。】

ここで話題の戦時中に日本が行ったとされるさまざまな「悪事」についてではないが、左翼的な人々について私も同じようなことを思う。
一昨日、テレビ朝日の「サンデープロジェクト」に共産党の志位さんが出て、通りすがりに聞いたので定かではないがこんなことを言っていた。
「私たちを支持してくれる人たちを裏切ることになりますので」

憲法9条や自衛隊に対する考え方を変えることについてのコメントだと思うが、「たとえ事実や現実がどうであろうと、我々が旗印にしていることを支持してくれる人たちがいるかぎり、考えを変えるわけにはいかない」という風に聞こえた。

「我々としてはもっと柔軟になりたいのはやまやまだが、支持者がそれを許さない」、という苦悩にも思える。

まるで、マスコミや大衆の熱狂を抑えきれずに勝ち目のない戦争をずるずるとひきずってしまった日本政府のようだ。

志位さんは頭の良い人だから本当はわかっているのだろうし、弱者への視点を忘れない温かい人柄は政治家として尊敬に値する。この人はいい人だと思う。

共産党とその支持者は、お互いを縛り合い、がんじがらめになって動きがとれなくなってしまっているように私には見えるのだが違うだろうか。

もう一点、無党派さんの言葉;

【このような主張と本音の問題に関して、私が今でも覚えており、同新聞の講読を止めた一因でもあるのだが、昭和30年代だったと思うが、同新聞で編集者か記者の、「若い人達にこれくらいの(極端な)報道をしても丁度良いのだ。何故なら彼らは企業に入れば本当の事を知るのだから。」のコメントを見て呆れ、憤慨した覚えがある。】

私が以前書いた記事、「たけしの日本教育白書」 で述べたことはこれに似ている。

つまり、若者のうちは左翼的な情熱や清廉さを持つことが大事で、そういうステップを踏まずに大人になることを朝日新聞は危惧しているのかもしれない。

【私は朝日新聞は日本の為によかれと思ってこのような報道をしていると思っている。
彼らは今でも、 「若い人達にこれくらいの(極端な)報道をしても丁度良いのだ。何故なら彼らは企業に入れば本当の事を知るのだから。」 と言う考えを持っておりそれが日本の為になると信じているからと思う。】

私も同じことを思っていて、「朝日新聞はそれが自分の役割だと心得て敢えて憎まれ役になっているのではないか」と前にどこかに書いた覚えがある。

国というものは、反対意見を一掃すればそれでうまくいくというようなものではない。

反対意見があるからこそ、議論が白熱し、問題点や真実が浮き彫りになる。

大事なことは、無党派さんの仰る、【三宅さんは日本は良い事もしたし悪い事もしたと言っているし、その事実をしっかりと知るべきだと言っているのだ。】、こういうことだと思う。

     

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コメント

共産党の党是は本来「人民政府の設立、人民憲法の制定、自衛隊の解散と人民軍の創設」です。共産主義の立場からすると「プロレタリアート独裁」の政府を樹立したならば、そこには「侵略戦争」は起こらない。しかし、ブルジョアの「侵略戦争」に対抗し、万国のプロレタリアートを解放するために「人民軍」は必要となる、という結論になります。
こういう点で、共産主義は本来的に「国家主義」ですし、彼らがブルジョア以上に嫌うのがアナキズムですからね。
しかし、具体的にどう「自衛隊の解体」をして「人民軍創設」につなげるのか、その過程を明らかにしていません。今の「護憲」は、そういう意味では「現在のブルジョア政府のもとでは」という留保付きなんです。だけど、多くの護憲主義者は(社民党のように)宗教的に憲法護持を叫んでいるだけですから、本来の党是を説明できる環境がありません。
もっとも、それは「自主憲法制定」が党是であるはずの自民党内にも「護憲派」が多数いるのと同じです。
早い話が、政党が必ずしもイデオロギーによってできていないということで、ま、民主党を見れば一目瞭然の「タカ・ハト同居」ですから(笑)
実に「エーカゲン」ですが、ま、それも日本らしくていいんじゃないの?なんて思っているのですけどね。
小泉さんのように「反対者は出て行け」というのが政党としては当然なんですけど、それをすれば異様に映る。考えてみれば、そっちのほうがおかしいので、実に不思議の国、おかげであっちこっちもニッチもサッチもいかないで、右も左も右往左往しているのが面白いですなぁ。不謹慎ですいません(笑)

投稿: single40 | 2007年7月25日 (水) 10時24分

>single40さん、

>共産主義は本来的に「国家主義」です<

その通りですね。
共産党の党是など何も知りませんが、一主婦の頭でも、この日本に共産主義の政党が存在すること自体、とても不思議なことだとわかります。
でも変えることができない。名前を変えたらどうかなどという提案もあるけれど、それでは党の意味がなくなる。
日本は(日本に限らないでしょうけど)矛盾だらけなので、国体についても歴史についても「筋を通す」などということは到底できません。
9条堅持平和主義の人々(活動している色々なグループありますよね)だって、矛盾にまみれて筋を通すことは不可能になっているけれど、いまさら方向転換するわけにいかない。なぜなら、それは自分たちのアイデンティティを否定することになるだろうし、人生のほとんどを費やして築いてきた人間関係をも壊してしまうことになるからでしょう。つまり自分の属する共同体を否定することはできない。
そこいくと、私など、「エーカゲン」という堅固な土台の上にアイデンティティを築いているので、何があっても安心ですなあ。
こちらも不謹慎ですいません。わははは。

投稿: robita | 2007年7月25日 (水) 16時41分

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