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2008年2月27日 (水)

たるんでいるのは

イージス艦の事故で、防衛省の隠蔽体質、自衛隊のたるみ、防衛大臣の責任と、マスコミは指摘し続けます。

でもたぶんそういう「部分」を非難するだけでは済まないことなのだろうなあ、と私は(この問題に関してだけでなく)よく思います。

なるべく辛い思いはしたくない、なるべく楽に人生を楽しみたい、という世の中の流れの中、自衛隊に入ろうという人が少なくなっていて、募集活動も困難を極めていると聞いています。

それはある意味、隊員の「機嫌をとる」というようなことにつながっていないでしょうか。
そしてそれは訓練や規律の緩みにつながり、さらにその状態で彼らを指導統括しなければならない上官の苦労も相当なものであるかもしれません。
もちろん聞いてみなければわからないことですが、そういうことはないのかなあと思います。

自衛隊にかぎらず、上が下に厳しくものを言えない状態というのは、世の中のいろいろな分野で(企業、学校、家庭などでも)同じことが起こっているのではないかと思います。

でもそう考えると、今回の事故は、艦長がたるんでいる、幕僚長がたるんでいる、防衛大臣がたるんでいる、海自隊員がたるんでいる、とそれぞれを責めて責任をとらせて済むようなことではなく、我々自身を含めた国全体の問題と言わなければならないかもしれません。

kakuさんの記事を読みました。→「天皇は私達に問うている」  
国民がどんなに豊かになってたるんでこようが、ずっと変わることなく、ご自身を厳しく律し、国民統合の象徴であろうと努めてこられた天皇のお姿に、私たちが気づかなければいけない時なのかなあ、と思いました。

 

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少々書き加えました。自衛隊への応募は少なくはないそうですが、私の文の間違いはコメント欄の関係もあって敢えてそのままにしておきます。3/4

 

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コメント

>なるべく辛い思いはしたくない、なるべく楽に人生を楽しみたい、という世の中の流れの中、自衛隊に入ろうという人が少なくなっていて、募集活動も困難を極めていると聞いています。<

情報源は?

あなたの勝手な思い込みではないですよね?

投稿: ルイージ | 2008年2月27日 (水) 11時59分

robitaさん、

粘着質の駄々っ子の処分ができる機能がニフティにはあります。それを使うも使わぬも、後は管理人の判断です。

思い込みだろうが何だろうが、様々なバックグラウンドの人が自由に議論できるのがブログの良さです。駄々っ子の攻撃なんかに屈しないで下さい。

投稿: 舎 亜歴 | 2008年2月27日 (水) 12時39分

エコノミスト誌の著作権を侵害している人が
なにやらほざいていますが。

思い込みという言葉を使ったのは不適切でした。

あなたは間違っています。

平成だけみても募集に対して
定員の3倍から9倍の応募者があります。

「自衛隊に入ろうという人が少なくなって」いると
誰に聞いたか知りませんが

自衛隊の定員割れには深刻な別の理由があります。

投稿: ルイージ | 2008年2月27日 (水) 12時49分

今回の件で野党が政局にしていることに私は憤慨していますが

別の理由をでっち上げて矛先をかわそうとする論法は

政局にしている野党以上に卑劣なやりかたです。

投稿: ルイージ | 2008年2月27日 (水) 12時54分

★ルイージさん、

自衛隊の志願者については私の間違いだったんですね。
募集に苦心しているというルポを以前テレビで見たので勝手な思い込みをしていました。また、訓練や規律が厳しくて音を上げて脱退する人が結構いるのかなとも思っていました。

>別の理由をでっち上げて矛先をかわそうとする論法は 政局にしている野党以上に卑劣なやりかたです。<

ずいぶんと激しい攻撃ですね。「卑劣なやりかた」とまでは言われたくないです。「こういうこともあるのではないのかなあ」という思いを書いているだけですから、別に矛先をかわそうだなんてそんなだいそれたことは考えていません。
間違いを指摘するのに、これほど怖い言い方をする人にあまり出会うことがないので、ちょっとびっくりです。

あなたが今まで沢山このブログに書いてこられた文面から判断して、私もしくはこのブログに激しい憎しみを抱いておられるのがわかるのですが、そんなに嫌いなところに足しげく通ってこられるのはどうしてですか。
今までのあなたの書き込みを見てみると、私の記事やコメントに間髪入れず反応しているようですが、まるでこのブログに張り付いているようで気味が悪いです。
間違いを正してやろうとのお気持ちからですか。
それなら何もこんな弱小ブログでなくても、もっと有意義な議論のできるブログは他にいくらでもあるでしょうに。
私はあなたの名前を他のブログで見たことがありませんがなぜここにばかり来るのですか。

私のブログなどたいした影響力持っていませんからそんなに心配しないでください。
それとも女だからねじふせやすいとお考えなのでしょうか。

投稿: robita | 2008年2月27日 (水) 14時12分

★舎さん、

いつもお気遣いありがとうございます。
そういう機能があるのですね。
見てみます。

投稿: robita | 2008年2月27日 (水) 14時14分

>私もしくはこのブログに激しい憎しみを抱いておられるのがわかるのですが<

勘違いですよ、そう思わせたなら私の不徳の致す所です。
私が嫌いなのはウソ、間違いによる風説の流布です。


>まるでこのブログに張り付いているようで気味が悪いです。
まあ世の中に、RSS機能というものがありますからね。

私が公開されているWebのどこを閲覧するかを他人のあなたに
とやかく言われる筋合いはありません。

見られるのがイヤなら、チラシのウラにでも書いて下さい。
仲良しの人とだけ、間違いを指摘せず肯定だけしてほしいなら
Webを利用すること自体不適切だと思います。

投稿: ルイージ | 2008年2月27日 (水) 14時28分

★ルイージさん、

>仲良しの人とだけ、間違いを指摘せず肯定だけしてほしいならWebを利用すること自体不適切だと思います。<

このブログで私の間違いを指摘してくれる人は何人もいますが、誰もあなたのような不愉快な言い方はしません。
ご自分の執拗な嫌味コメントを読み返してごらんになるとよろしいかと思います。

投稿: robita | 2008年2月27日 (水) 16時36分

>誰もあなたのような不愉快な言い方はしません。

......で?

間違っていると指摘されたら
それを棚に上げて

「不愉快な言い方」

ってのは逆ギレってやつではないの?

なんか、私の表現が不愉快ってのは

「間違いを指摘されるのがイヤ」

、という逃げ道に聞こえるんだけど?

仕事で政治ネタはタブーってくらいだから
反論があるのは常識で考えればわかるでしょ。

ましてや、思想信条の対立ではなく前提の間違いだよ。

コメント欄のあるブログ利用しといて
なにいってるの?

投稿: ルイージ | 2008年2月27日 (水) 16時59分

というか、影響力の問題ではなく

間違いをWebを使って世界中にまき散らすの平気なんですか?

私ならとても恥ずかしいと思うのですが???

googleで子どもが検索してくることもあるんですよ?

これは恥ずかしいでは済まないですよ。

投稿: ルイージ | 2008年2月27日 (水) 17時05分

例えば
「自衛隊に入ろうという人が少なくなっていて」
の部分を間違いだとして、関連部分を削除すると記事は

「イージス艦の事故で、防衛省の隠蔽体質、自衛隊のたるみ、防衛大臣の責任と、マスコミは指摘し続けます。
でもたぶんそういう「部分」を非難するだけでは済まないことなのだろうなあ、と私は(この問題に関してだけでなく)よく思います。

艦長がたるんでいる、幕僚長がたるんでいる、防衛大臣がたるんでいる、海自隊員がたるんでいる、とそれぞれを責めて責任をとらせて済むようなことではなく、我々自身を含めた国全体の問題と言わなければならないかもしれません。」

となりますが、これなら何の問題も無いですよね?

ですが、この記事は修正・削除しない限り
半永久的に残る訳ですよ。
それってどうなの?

投稿: ルイージ | 2008年2月27日 (水) 17時18分

robitaさん、

拙記事を取り上げて頂き、有難うございます。

>ずっと変わることなく、ご自身を厳しく律し、国民統合の象徴であろうと努めてこられた天皇のお姿に、私たちが気づかなければいけない時なのかなあ、と思いました。<

本当に…。天皇皇后両陛下も皇太子殿下も、誰が「正しい」わけでもなく、皆様が各々で「ご自身を厳しく律」されていらっしゃる。こういうお姿に我々国民は、まず頭を垂れ、己の襟を正す。そういうことなんじゃないか、と。

雅子妃の現状については諸考あるのは当然と思いますが、私はこの件で櫻井よしこさんへの印象を大変悪くしています。

理想や歴史に基づいたあるべき伝統の姿や正論を他者に突きつける。確かに覚悟くらいは必要かもしれませんが、己が「実践する」事に比べればはるかに簡単です。

日本国民は現皇太子妃選びが大変に難航し、雅子妃とのご成婚の折には本当にホ胸を撫で下ろし、彼女の決断に感謝したことを忘れるべきではないと思います。

robitaさんには以前もお話していますが、私は彼女が皇太子殿下のプロポーズ?をお受けしたのは帰国子女と言うことが大きい、と思っています。つまり、良くも悪くも、日本でのみ暮らしてきた国民に比べ、祖国に対する思いが純粋であった、と言うことだろうと。だからこそ、英語で言う意味の「ナイーブ」であったのか、と。

先日の皇太子殿下の会見を拝見し、このままでは、殿下が皇位継承から離脱する様な決断をいずれなさられてしまうのはないかと、心底心配になりました。

追伸:
これから別件でメールをお送りいたします


投稿: kaku | 2008年2月27日 (水) 20時51分

★kakuさん、

>己が「実践する」事に比べればはるかに簡単です。<
>彼女の決断に感謝したことを忘れるべきではないと思います<

本当にそう思います。
以前の私の記事も貼り付けます →   「はじける笑顔」  

>良くも悪くも、日本でのみ暮らしてきた国民に比べ、祖国に対する思いが純粋であった、と言うことだろうと。だからこそ、英語で言う意味の「ナイーブ」であったのか、と。<

以前からkakuさんが仰っていたことですが、同感です。

投稿: robita | 2008年2月29日 (金) 10時07分

robitaさん、

「はじける笑顔」三連作議論、これって、2006年のことだったんですか!もうそんなに…つい最近みたいな感じです。まさしく『月日は百代の過客にして、行かう年もまた旅人』ですね。天皇制のテーマが、ネット上でもアンタッチャブルに近い扱いなのは変わらぬようですが。

過去記事を読んでも分かりますが、robitaさんと私は、現状に対する憂いは一致しているのですよね。大きく違うのは将来について。

私は、基本的に「国民統合の象徴」としての天皇制の「維持」「継続」を望む派ゆえ、「血」の繋ぎ方についてはもう皇族にお任せしましょう、タッチしません、「どっち系」でも聞かないことにします、「思慕の対象」であって下さる限り…という考え。それは今も変わっていません。

しかし今回の騒動に関しては、問題の次元が異なっている気がしています。

マスコミの解説を通さぬご自身の「公式な」お言葉を拝聴するに、天皇陛下のお気持ちも分かる。皇太子殿下の仰りようも分かる。

でもやはり、天皇陛下の「残された時間」に対する「焦り」の方を何とかして差し上げたい…と思った(に違いない)宮内庁長官の行動により、深い共感を覚えました。

だからこそ、皇太子殿下の事が心配なのですが…


投稿: kaku | 2008年2月29日 (金) 16時56分

Robitaさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。
私もようやくブログデビューいたしました。
イージス艦の記事を私も書きましたので、トラックバックさせていただきます。宜しくお願いいたします。

投稿: 一知半解男 | 2008年3月 1日 (土) 00時31分

★kakuさん、

あの「激論」からもう一年半たつのですね。

>私は、基本的に「国民統合の象徴」としての天皇制の「維持」「継続」を望む派ゆえ、「血」の繋ぎ方についてはもう皇族にお任せしましょう、タッチしません、「どっち系」でも聞かないことにします<

私は、女性天皇では婿探しが嫁探し以上に困難だろうということと、「男系」が続いてきたことにこそ意味があるんじゃないかという理由で、女性天皇ではだめなんじゃないかと思っていたのですが、その後 『「日本的」というソフトウェア』 のような考え方に共感したので、今は「血」の繋ぎ方に関わらずなんとかこの天皇制を継続してもらいたいと思っています。
「はじける笑顔」に始まる一連のコメントを読み返してみるとkakuさんは始めからそのような考え方をしておられたのがわかりますね。

>しかし今回の騒動に関しては、問題の次元が異なっている気がしています<

そうですね。
両陛下は(孫との交流というより)祭祀の次世代への引継ぎが出来ないことを深く憂慮されているということですね。
一方で皇太子殿下の悩みもわかる。
もっと本音を出して忌憚なく話し合うことはできないものか、なんてつい思ってしまうのですが、外から眺めてそう思うのは簡単ですね。関係者のご苦労がしのばれます。

投稿: robita | 2008年3月 3日 (月) 09時27分

★一知半解男さん、

ブログデビューおめでとうございます。
他ブログでのコメントで豊富な知識と紳士的な反論にいつも感心していました。
期待しています。
(訪問したらいきなりどえりゃー画像でびっくりしました)

投稿: robita | 2008年3月 3日 (月) 09時32分

Robitaさん、早速拙ブログご覧になっていただき、ありがとうございました。いきなり驚かせてしまって済みません。
ああいう記事はたまたま…のはず、というか例外です(笑)。
でも、硬い記事だけではなく、軟らかめの記事も書いていこうと思ってます。宜しくお願いします。

投稿: 一知半解男 | 2008年3月 3日 (月) 23時37分

★一知半解男さん、

今日の記事も・・・。
まあ、とにかく頑張ってください。

投稿: robita | 2008年3月 4日 (火) 11時09分

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