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2008年3月18日 (火)

兵隊さんありがとう

朝日新聞神奈川地方版に日本在住英会話講師バーリット・セービンさんの「かながわ見聞録」と題したエッセイが随時載ります。
米海軍将校として横須賀基地に赴任した経験を生かして横浜開港時に関する文章を主に書いています。

先週のはイージス艦事故を受けての、自衛隊に関する記事でした。

  →「自衛隊への強い非難に驚き」  ←(すでに削除されていますので末尾の文章をご参照ください)

 

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「兵隊さん頼みます」「兵隊さんよありがとう」「兵隊さんのおかげです」

ユートピアに必要のないこれらの言葉、いつか日本でも再び使われるようになるでしょうか。

「イージス艦だけが悪いのではない」と題された週刊新潮の記事があります。

物事は多面的に見なければいけないのに、別の見方はいっさい口にできない世の空気、しかし、それも秩序維持に必要なことかもしれません。
こういうことはおおっぴらに論ずべきことではなく、水面下でひっそりと情報交換され、いつかはわかってくれる、あるいはやっぱりイージス艦だけが悪かったということになる、その時を待つのも一つの手と考えるのが良いでしょう。

 

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アクセス解析を見ていたら、「兵隊さんありがとう」のキーワードでこの記事にアクセスして来られた方がいた。 

記事を読み返し、引用したバーリット・セービン氏の「自衛隊への強い非難に驚き」をクリックしてみたが、記事はもう見当たらなかった。

でもバーリット・セービン氏の連載は「かながわ見聞録」としてasahi.comにちゃんと保存してあるようだ。

その中にこの記事はない。削除されている。
元ネタがないのでは、私の記事もあまり意味がないので、セービン氏の記事の要旨を書いておこうと思う。

「イージス艦と漁船の衝突事故で、自衛隊への非難が高まっている。
 ベトナム戦争当時、私たち兵士も、反戦を叫ぶ人たちの冷たい視線を浴びたものだ。
 しょげている私たちを上官が、いつかわかってくれるさ、と励まし、キプリングの詩を教えてくれた

記事中に紹介されていたのはたしかキプリングだったと思うのだが、検索しても同じのが出てこない。

あるブログで見つけたのが同じ要旨だったのでコピーさせていただく。

酒場に行ってビールを一杯注文すると
バーテンに言われた
「兵隊なんかに飲ます酒はない」

それを聞いて女たちはケラケラ笑った
店を出て自分に言った・・・・

おい、兵隊、これだ、あれだ、「出て行きやがれ、この人殺しめ」
でも、ひとたび戦争が始まれば「兵隊さん、ありがとう」だ
ああ、兵隊さん、これでも、あれでも、お好きなものを

でも、オレはバカじゃない、兵隊さんはお見通しさ

ラディヤード・キプリング「トミー」

    (町山智浩 「底抜け合衆国」より)

 

それにしても他の記事は保存してあるのになぜこれは削除されたのだろうか。朝日にとってそんなに都合の悪い記事なのだろうか。 
                                                    (2009/4/3 記)

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