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2008年3月24日 (月)

わからないけど言ってみる

私は経済のことはさっぱりわかりません。
わからないのに意見を言うな、とお叱りを受けるかもしれませんが、わからない者が素朴な感想を言わせてもらえるのが民主主義だろうと思っているので、言ってみようかと思います。

経済の専門家たちが世界経済を予測して「危機的な状況だ」などと発言するのは、どうなのでしょうか。
中には「100年に一度の恐慌の始まりだ」などと恐ろしいことを言う人もいるようです。
例えば、経済学者のグリーンスパンさんが、「戦後最大の金融危機」と仰ってるそうですが、新聞のその見出しを見ただけで、人々は萎縮してしまうのではないでしょうか。

偉い人たちが「世界経済が危ない。どうなるかわからない」などと口々に言えば、よけいに誰も投資しなくなり世界経済は悪くなる一方なんじゃないかなあ、と私などは思うのですが。

世界のお金が燃えてなくなってしまったわけではないし、地球の資源も、そりゃあ徐々には減っていくかもしれませんが、今のところ「モノ」がないので経済が最悪というわけでもない。
つまるところお金が廻っていない、ということではないのですか。
不安を煽れば、お金は廻りませんよね。

何か邪悪な下心があって事実を隠して画策するのでなければ、希望的観測を述べる学者を私は好ましいと思うのです。

「不安」や「危機」を、根拠を示して述べる人は、それはそれで正しいのでしょうが、それは、「正しい理屈を述べている」ということの他に、悪いほうに転んでも責めは負わない、という保険を掛けているようにも思えるのです。
「ほらみろ、言わんこっちゃない。私の言ったとおりだ」と言えることを期待しているのかもしれない、なんて言ったら殴られてしまうでしょうか。

希望的観測を述べて、悪いほうに転べば間違いなく叩かれることがわかっていながら、それをする人は勇気があるなあと思います。
竹中平蔵さんとか為替トレーダーの藤巻健史さんを私はそう評価したいのですが。

いたずらに危機感を煽るより、少しでも希望を見せてくれるほうがありがたい。暗いのは嫌いだ。
だから私は地球環境楽観論を唱える武田邦彦教授にも好感を持つのです。

まるでこの世の不幸を一手に引き受けているかのような憂い顔で悲観論を鬱々長々述べるブロガーの文を読んだことがありますが、「そんなことより、なけなしの金をはたいて旅行にでも行っといで!」と背中をどんと叩きたくなります。

おばさんの意見はやはり間違っているでしょうか。

     
             
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コメント

http://find.2ch.net/?STR=%C9%F0%C5%C4%CB%AE%C9%A7
http://www.petbottle-rec.gr.jp/syoseki/index.html
http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/
http://www.rakkousha.co.jp/books/ka_02.html

from掲示板
あと、ここの人は武田がダイオキシン関連で利権ベッタリだってことは当然知ってるよね?

武田は難燃剤を企業と共同開発して特許も多数出してるよ。
武田邦彦 難燃剤 でググれば出てくる。
ダイオキシンなんて気にしないでハロゲン系難燃剤を使ってくれた方がうれしいわけ。

投稿: これしらんの | 2008年3月24日 (月) 15時33分

http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/30673403.html
抜粋
早い話、言論詐欺ですね。
もう、これ以上読んでると彼のハチャメチャな論理展開と適当な数値の使い方で、頭がおかしくなりそうです。
環境問題以前の、研究者・専門家として一番恥ずべき、
「人の著作の適当引用、ご都合解釈」を「その文献を精査せず」に適当に言っている、そんな感じです。
…酷いとは聞いていたけど、ここまで酷いとは思わんかった。

コメント
あれ(武田)は教育者のことば・姿勢すべて、失格です。
CO2削減はEUでもやってます。勉強不足です。
勉強してないので言葉で誤魔化してるのです。
彼に教えられる学生がカワイソウです。

投稿: とんでも | 2008年3月24日 (月) 15時34分

★これしらんのとんでもさん、

「環境問題のウソ」と「環境問題のウソのウソ」
どちらが正しいのか検証の能力は私にはありません。
しかし少なくとも、実名で堂々と顔を出す武田教授は、匿名で悪口を言う人々より格段に勇気があるのではないかと思います。
どちらにしても、何が真実かわかるまでは、今までどおり自治体の決まりに従ってゴミの分別に精を出していく所存です。

投稿: robita | 2008年3月25日 (火) 09時29分

勇気があれば何でも許される?w

日本のブロガーの9割は匿名らしいね。

http://robita-48.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_d97e.html
このブロガーは匿名で
事実であっても悲観論を語るグリーンスパンを
遠回しに批判しているけれど

何か邪悪な下心があって事実を隠して
画策するのでなければ、匿名かどうかは
事実とはなんの関係も無い。


私は実名で嘘付きよりも
匿名で真実を語る方を評価するけどね。

投稿: 匿名 | 2008年3月25日 (火) 10時18分

印税計算できる?定価の1割だよ
武田がいくらかせいだと思ってるのか
学長より余裕で金持ちじゃね?

投稿: これしらんのとんでも野郎 | 2008年3月25日 (火) 13時08分

★匿名さん、

>私は実名で嘘付きよりも匿名で真実を語る方を評価するけどね。 <

当然でしょう。真実であれば。(いや、ま、場合によっては真実を隠したほうが最大多数の幸福となることがあるのもまた真実で)

因みに私には実名でウソも真実も言う勇気はありません。臆病者です。

★これしらんのとんでも野郎さん、

>金持ちじゃね?<

わー いいなァ。お金、ほしいねえ。

投稿: robita | 2008年3月25日 (火) 15時39分

『グリーンスパン発言と地球温暖化論議に見た「可能性」という言葉
「確からしさ」を日本のメディアは正しく伝えているか』
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070410/6617

>つまり、グリーンスパン氏の言葉は「下期にリセッションが25%から50%ぐらいの低い確率で起きるかもしれない(possible)けれど、50%から75%のような高い確率で起きる(probable)ことはない」という意味だったわけです。
 日本語でもっともよく使われる「可能性」を、単純に英語の「possible」に当てはめると、誤解が生じそうです。「possible」は起こる確率が比較的低い時に使用されます。<

実際起こったリセッションに対して彼は一年前、非常に楽観的発言をしています。

実名で発言している点をとっても、匿名ブロガーの発言より勇気はあるね。

投稿: 著名 | 2008年3月26日 (水) 12時57分

★著名さん、

こんな弱小ブログに著名なかたにおいでいただき恐縮です。
ためになる記事のご紹介ありがとうございました。
一年前の記事ですね。

私も「グリーンスパン リセッション」で検索してみましたら、ロイターの今年1月30日の記事で;

>グリーンスパン前議長は「リセッションの可能性は少なくとも50%あると信じている。
だが、今のところ、すでにリセッション入りしていることを示す兆しはほとんど見られない」と述べた。
中央銀行や財政政策当局が米国のリセッションを防ぐことができるか、との質問に対しては
「おそらくできないだろう。世界経済の影響力は、金融政策や財政政策で対処できる大半のことよりも大きいものだ」と答えた<

とありました。
今年に入ってから、「景気後退の兆しはみられない」としながらも、対策はない、という見方、ですか? これは。

勇気があるかないか、の話はひとまず置いておくとして、
私は一週間ほど前にお昼のワイドショーの画面で、「戦後最大の金融危機」という新聞の大きな見出しを目にして、こんな文言によって余計に市場は萎縮するのではないか、という素朴な感想を持ったのです。

これは経済学者の仕事ではないでしょうが「しばらく厳しい状態を耐えなければならないだろうが、明けない夜はない」とか、偉い人にはそういうことを言ってほしいなあ、と思いました。素朴すぎてバカにされそうですが。

地球環境の危機についてですが、
私が20代の頃、経済発展を続ける日本は化学物質汚染大国で、有吉佐和子の「複合汚染」がベストセラーになり、それを読んで「生体濃縮」という作用に恐れおののいた私は、今にいたるも、その恐怖の刷り込みから逃れることができず、化学物質を体に入れることを極端に嫌います。
でも、そんなこと気にしないで、基準以下の程度であればおおらかに許容する人のほうがずっと多いわけで、たとえば欧米の人たちは合成洗剤で洗った食器をすすぎもせずにそのままふいて片付ける、というのを実際私も見たことがありますが、それでも、それで健康を損なったとか、胎児に影響があったなどということはないようです。
あの「複合汚染」がはやった頃は、数十年後にはえらい事になっている、と騒がれたものですが(対策はとられたでしょうが)、汚染が激しかった頃の影響が今、出ているのかどうか、どうなんでしょうねえ。

そんなことを覚えているものですから、やはりご紹介の記事の、「危機レベルがすり合わないまま対策を議論してしまうことになってしまいます」に納得です。

ありがとうございました。

投稿: robita | 2008年3月27日 (木) 10時22分

そういえば木村だったか

「グレーゾーン金利廃止で日本は不況になる」とか
「コンプライアンス不況が襲い掛かってくるのかもしれません」

なんて悲観論を語る輩もあやしいね。

大臣みずから
「私は買います。絶対もうかります」
くらいいってほしいものだ。

投稿: 偽名 | 2008年3月27日 (木) 12時52分

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