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2008年7月24日 (木)

巨象に立ち向かう

東京12チャンネル「ガイアの夜明け」で、「巨象に立ち向かえ」を見ました。
「町の電器屋さんの逆襲」が日本各地で始まったそうです。

ちょっと前「街の電気屋さん」という記事を書きました。  
商品の価格は量販店のようにはいかないけれど、アフターサービスや地域の人々との交流を通して大型店にはできない商売の仕方で頑張る街の電器屋さんの話です。

しかし、番組ではそこにとどまらず、小さい商店が価格の面でも量販店に負けないために団結をする様子が描かれていました。

電器店連合が、メーカーと直接価格交渉し、本部が商品を大量に仕入れることで低価格が実現し、各電器店は価格競争に悩まされることなく販売と修理に専念できるというのです。

ここからは、量販店に真似のできない「地域に密着しているからこそのフットワークの軽さときめ細かいサービス」がモノを言います。
倒産の危機に瀕していた電器屋さんが自信をつけ、サービスに一層の力が入ってきました。

連合の総元締めの社長さんが言います;
「お年寄りの家で蛍光灯が切れた時に、取り換えに行くのは量販店じゃなくて町の電器屋さんなんです」

番組では、高松市丸亀町の商店街復活のレポートもありました。

大型店に押され、閑散としていた商店街が思い切った改革で息を吹き返し、各地から視察が絶えない、と。

追い詰められて切羽詰った時、人間というのは、「知恵」を働かせるし、思わぬ底力が出るものなのだなあ、と思いました。

仲間を作る柔軟な心と団結は、巨象に立ち向かう力を育み得ることを、この番組は教えてくれました。

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コメント

 低価格の量販店に押される中であえて地域密着型の商売を志向することで経営を成立させている家電屋の友人がいます。

 大手と同じ土俵で勝負するのではなく、自分の戦いやすい新しい土俵を自力で作って、そこで商売を行うことを自分自身も心がけそれなりに成功したつもりだったのですが、あまりにも急激な燃料をはじめとする原材料費の高騰に悪戦苦闘の日々が続いています。

 電気店の友人がらみで書いた記事がありますので、TBを送ります。

投稿: 山本大成 | 2008年7月24日 (木) 14時56分

★大成さん

>あまりにも急激な燃料をはじめとする原材料費の高騰に悪戦苦闘の日々が続いています。<

農業や漁業、運送業に限らず、各種メーカーなど多くの業界でこのことが原因で皆さん苦しんでおられますね。
商店や企業の「経営戦略」以前の問題ですよね。
石油や穀物が投機対象になっていることが問題であって、これを世界的に規制することはできないものなのかと思います。そういう動きはあるのでしょうか。

もしくは、これらの生活必需品を金儲けの道具にしている人たちが一番悪いのだとしたら、彼らに一泡吹かせてやるためにはどうしたらいいんでしょうか。
やっぱり、エネルギー革命を起こす、それを日本がやる、だから技術開発にお金を惜しまず、着々と事を進める、このほうが根本的解決につながると私は思うんですよ。

「規制」も必要なことだとは思うのですが、別の方向からの解決を模索するほうが結局は人類全体のためになるんじゃないでしょうかね。

それにしても、「ガイアの夜明け」の電器店連合と商店街連合の話は良かったですよ。感動しました。

投稿: robita | 2008年7月25日 (金) 13時30分

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 ものが売れる仕掛けを考える際に、「何故このモノが売れているのだろうか?」「何故この店が流行っているのだろうか?」「何故この会社には仕事が集まるのだろうか?」など考えを巡らせて、あれこれと試行錯誤します。 自分自身がそうしたことを模索する際、「ナンバーワンのモノしか、お客様に選択されない」と言うことをベースに製品展開や売り方を考えていますが、よく考えればこの考え方は私のやっている製造業のみならず一般の商店や請負仕事などについても同様に適応でき、自分の頭の中を整理する意味で一度記事として残しておきます... [続きを読む]

受信: 2008年7月24日 (木) 15時00分

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