「誰にも見せない泪があった」
北京オリンピックが大成功のうちに終わった。
テロもなく、競技に支障をきたすような不備も表面化せず、開会式閉会式ともに豪華絢爛で失敗もなかった。良かった良かった。
オリンピックを国威発揚の場にしているとかなんとかの批判はさておいて、すごいものを見せてやろうとする中国の意気込みはさすがだ。
これでもかこれでもかといった演出は凄すぎて長すぎてお腹一杯になった。
スポーツにあまり興味のない私も数々の日本選手の活躍や涙には感動させてもらった。LIVEで見たのは金メダルの北島康介だけだったけれど。
「感動」は人間の行動の原動力となる。
いいものを見せてもらって本当に感謝している。
オリンピック万歳。
選手たちに賞賛と感謝の気持ちをもって、この歌を聞く。
ゆず 「栄光の架橋」
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コメント
「すごいものを見せてやろうとする中国の意気込み」があの形、あのハデハデな方法だとすると、まったく資本主義国家のそれと同類なので、ちょっと「なーんだか」という思いと、世界に自国を解放したことの意義を感じました。
いわゆる西側といわれる資本主義国家も修正に修正を重ねてきて、ハデハデだけでなく、無駄を省くとか、無理のない、という価値観も取り入れるようになってきているので、資本主義の老舗ロンドンがどんな大会になるか、興味があります。
投稿: 街中の案山子 | 2008年8月28日 (木) 07時38分
★街中の案山子さん、
人海戦術による一糸乱れぬ演技や国家事業における派手なデモンストレーションは全体主義国家ならではのものですね。
あれだけお金をかけて派手なことをやれば、自由主義国家では批判も凄いだろうと思いますが、貧富の差の激しい中国で「あれほどのことをする余裕があるなら格差対策にまわせ」という意見は国内から出たのでしょうかね。出せないですね(笑)
「豊かになれる者から豊かになれ」と言った鄧小平の決断から長い年月を経てなお中国の貧富の差は大きくなりつつあるようです。
>ロンドンがどんな大会になるか、興味があります。<
開会式の翌日、早速イギリスの各メディアはこれを批判的に報道したとのことです。
「次のオリンピックは正常な本来の姿に戻すべきだ」と。
とても太刀打ちできない、からなのかもしれませんけど。
投稿: robita | 2008年8月28日 (木) 14時51分