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2008年8月29日 (金)

次はあなたの番ですよ

アフガニスタン復興の一助となる農業指導のため現地で汗を流していた心優しい青年が残忍な原理主義者に殺害された。
理由は「アフガニスタンから全ての外国人を追い出す」だそうだ。

9/11のテロ以来、イスラムと西欧文明との価値観の違いが散々論議されてきた。
民主主義を取り入れ、このように国づくりをしたほうが幸せになれるんですよ、と西欧文明は自分たちの価値観を彼らに「押し付けて」きた。
押し付けることなく精魂こめて説得したところで、やはり、どんな説得も彼らにとっては無意味なのだろう。
彼らにとってもまた、我々が「普通だ」「常識だ」と思っていることが異常であり非常識なのだ。

人を残忍な方法で殺したり、無差別テロを起こす過激集団というのは、イスラムを代表するものではなく、単なる凶悪犯罪者集団で、何ら同情の必要のない連中だとは思う。
しかし、価値観の違う二つの文明の衝突が、これらの犯罪集団を一掃できない大きな要因であるならば、相互理解のためのどんな話し合いも無理なのではないかと、考えるだけで疲労感を覚える。

そんなことを考えている時、なるほど、と思える論説に出合った。→≪地球温暖化を歓迎する≫  産経新聞コラム「解答乱麻」政策研究大学院大学教授 岡本薫

なんたる大局観。

平和を愛する人たちが譲歩の精神の美しさを強調するなら、これぐらいの譲歩を提案してこそ、その主張は本物の輝きを放つ。

みなさん、よろしいか。温暖化が進んだぐらいで「地球が壊れる」ことはありませんぞ。

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コメント

>>9/11のテロ以来、イスラムと西欧文明との価値観の違いが散々論議されてきた。
民主主義を取り入れ、このように国づくりをしたほうが幸せになれるんですよ、と西欧文明は自分たちの価値観を彼らに「押し付けて」きた。
押し付けることなく精魂こめて説得したところで、やはり、どんな説得も彼らにとっては無意味なのだろう。<<

いえいえ、まだ誤った認識が広まっていますがイスラム社会の方から自分達を民主化しようという動きはしっかり根付いています。それどころか過激派イスラム教徒でさえ、本音では欧米の自由と民主主義を賞賛しています。

そもそも自由主義者であれイスラム復古主義者であれ、自国で弾圧を受けると、しばしば欧米を拠点に活動します。

このことは日本のあり方にも重要なかかわりがあります。何と言っても、西欧文明の導入により暗黒時代とは悔いも未練もなく決別してできたのが今の日本です。別に西洋人を何でも真似て日本をコカコーラ化やマクドナルド化しろとは言いません。近代啓蒙主義を取り入れて暗黒時代とバッサリ決別した、これが重要です。

イスラム社会でも日本をモデルにトルコのケマル・アタチュルクやイランのレザ・シャー1世が近代化を進めたのは周知の通りです。

残念ながら、その日本で今や「品格」などという怪しげな概念で復古主義が見られるのは由々しきことです。関連のTBを送ります。

投稿: Shah亜歴 | 2008年8月31日 (日) 15時26分

★Sha亜歴さん、

TBありがとうございます。

ずいぶん前の記事で、「中東の民主化を目論んでいるアメリカが何故そんなに嫌われるのか」「なぜ裕福に暮らしている中東のお金持ちや亡命イラク人はこの状況を何とかしようと真剣にならないのだろうか」「イスラムの人々は実は西欧文明が大好き」などと書いたことがあります。例えば → 「アメリカってそんなに悪い?」 
つまり、やりようによっては、事態は好転するのではないか、と私も思うのです。
しかし、一方で、相変わらず「あの厳しい風土で培ってきた価値観は、到底西欧や日本の人間に理解できるものではない。イスラム教徒は民主化を望まない」という説もよく見かけます。
宗教の違いが憎悪の根底にあって、どうしても譲歩できないという状況を見ると、相互理解なんて夢のまた夢なんじゃないかと思ってしまいます。
少しでも歩み寄りの兆候は見られるんですか?

>西欧文明の導入により暗黒時代とは悔いも未練もなく決別してできたのが今の日本です。<

暗黒時代とは思いませんが、西欧文明の導入が日本に豊かさをもたらしたのは事実でしょうね。

>残念ながら、その日本で今や「品格」などという怪しげな概念で復古主義が見られるのは由々しきことです<

Shaさんはこれを「由々しきこと」とお考えなのでしょうが、日本人が持っていた「品格」が豊かさとともに損なわれてきた、と思う人もいるわけで、これは価値観の違いですね。
私は、物質的に豊かになればいずれ堕落が始まるのは必然だと思っているので、まあ、これは、「品格」か「豊かさ便利さ」かどちらを選択するかの問題ですね。どちらもほどほどが良いとは思いますが、そううまくいかないのが人間というヤツでして。

投稿: robita | 2008年9月 1日 (月) 11時34分

robitaさん、ご無沙汰しています。

えー図らずも、

「次は、麻生さんの番ですよ」?

think

投稿: kaku | 2008年9月 1日 (月) 22時11分

まあ、なんといいますか。一国の指導者が、こうやってコロッと辞めるというのも、つくづく、この国はわからん国ですねえ。

投稿: 真魚 | 2008年9月 1日 (月) 23時43分

★kakuさん、

お久しぶりです。

>「次は、麻生さんの番ですよ」?<

自民党内では女性候補も出して総裁選を盛り上げよう、なんて空気になっているようですね。
でも、麻生さんでも、誰がやっても、この衆参ねじれの状態では、どうにもできないんじゃないのと私は思いますけど。

投稿: robita | 2008年9月 2日 (火) 11時56分

★真魚さん、

今朝も新聞など読むと、「昔の政治家はタフだった。どんなにマスコミや国民から叩かれてもやめなかった」などという論評がなされていますが、私は時代も状況も違うだろうと言いたいです。
国民皆が食うや食わずで各々が必死な状態だったり、高度成長期の期待もあったし、社会党との談合で国会対策もなんとかしのいでいたし、首相が突き進めるだけの背景があっただろう、と思います。

「コロッと辞める」と真魚さんは仰います。
辞めたことを「無責任だ」とか世の中の人は批判します。

でも、じゃあ、どうすれば良かったのかな、と私は思います。

このまま続けても参議院で反対されれば、どんな法案も通らないですよね。
それで、この内閣を続けていって何か意味をなすんでしょうか。

次に誰がなろうが、この衆参ねじれ状態では、何も進まないでしょうから、福田さん辞めても別に意味はなさないと思います。
だけど、「局面」を変えるきっかけになると考えたのではないでしょうか。

総選挙で自民党が勝っても、相変わらずねじれは解消されませんから、同じことが続くと思いますので、民主党に勝たせるべきだと思います。
民主党が政権を取れば、その後、いろいろなことが起こるでしょう。数年かかるかもしれないけれど、政界再編が起きるかもしれません。

自民党にも民主党にも志を持った政治家はたくさんいると思うので、そういう人たちが活躍できるような局面を作っていく、それが我々国民のやるべきことだと思います。

国(この場合は政治家たち)に何とかしてもらおう、ではなく、国民が何とかしよう、と思わなければ政治は良くならないでしょう。
(でも、国民は国の体制のことなんか考えないから無理かも)

>この国はわからん国ですねえ<

そんなふうにしてるのは国民自身です。

投稿: robita | 2008年9月 2日 (火) 12時04分

安倍さんの時も今回も、テレビ画面に「速報」のテロップが流れて、即知りました。
アメリカは一国のリーダーになるために、延々と言葉を尽くして、自分の力量とメッセージを国民に伝えようとしているのに、この国って、タライ回しで、ポイッと、投げ出すのですから、なーんだかって、思います。
次は麻生さんでしょうか。
またまた、マスコミは、新首相の生まれは…、おじい様は…、いかに育ちがいいかと伝え、政治家としてのサラブレット振りを披露するのでしょうね。世襲政治家時代が終わってほしいのだけれど、民主党党首も世襲系だし…。
今般本当に国民に訴えたいと思うなら、解散総選挙で民意を問うて欲しいものです。

投稿: 街中の案山子 | 2008年9月 2日 (火) 12時52分

★街中の案山子さん、

>ポイッと、投げ出すのですから<

国民は毎日そばで首相の仕事を見ているわけではないので、「ポイッと」に見えますが、こう決断するまでには相当の苦悩があったと思います。私は人の行動を考える時、見えないところでどういうことがあったのかなあと想像してしまいます。
この国会のねじれた状態に安倍さんも福田さんもどんなにか苦労されたことでしょう。

>アメリカは一国のリーダーになるために、延々と言葉を尽くして、自分の力量とメッセージを国民に伝えようとしているのに<

アメリカの大統領選挙はお祭りですからパフォーマンス合戦が過熱しますね。演説も感動的なものにしようと必死です。あれはあれで愛国心を盛り上げる「熱」となっているのでしょうから意味はあると思いますが。

>世襲政治家時代が終わってほしい<

世襲も、良い面も悪い面もありますね。

>解散総選挙で民意を問うて欲しいものです。<

我々も賢い民意を提示しなければ。

投稿: robita | 2008年9月 2日 (火) 14時01分

robitaさん、

>民主党に勝たせるべきだと思います。<

そうですね。一年ごとに総裁を替えているわけですから、自民党の行き詰まりがもう本当にどうにもならなくなったことの現われだと私も思います。

もう民主党に一票するしかない時が来たのね…と私も思いました。

投稿: kaku | 2008年9月 2日 (火) 18時55分

robitaさん、

私は日本人が西洋文明を受け容れて暗黒時代から悔いも迷いもなく脱却したのは物質至上主義によるものとは思いません。重要なのは中世的な権威への盲従から近代的な自由と理性を信念とする社会に生まれ変わったことです。

福沢諭吉が「学問のススメ」で説いていたように、麦飯を食べながら西洋文明を研究して暗黒時代の社会を作り変えたわけです。

ちなみに今の中国は確かに欧米から知識は吸収していますが、社会はいまだに赤い皇帝が支配する暗黒時代を抜け出ていません。

ただの物質至上主義で西洋人の真似だけをしていったなら、あのケマル・アタチュルクやレザ・シャー1世を感動させることはないでしょう。何せ、彼らは筋金入りの「愛国軍人」です。現代日本の軽薄な右翼アンちゃんとは土台からして違います。


それはそうとあのすぐに辞めてしまった首相、イスラムから学んだ方がよかった???

パキスタンのあの大統領など、やっと辞めるのかとしか受け止められていません。コロッと辞めるのも考え物ですが、いつまでも居座るのも・・・・。

やはり日本人的な淡白さなのでしょうか、あの辞任は。どうやら日本が学ぶべきは西洋ばかりではないようです。winkbleahwink

投稿: Shah亜歴 | 2008年9月 2日 (火) 22時22分

★kakuさん、

自民党の行き詰まりは事実だと思いますが、やはり衆参ねじれは政治を停滞させますね。
総選挙で民主党が勝ってこれが解消されたとしても、こういうことが今後また起きる可能性を考えると、参議院不要論が現実味を帯びてきます。

投稿: robita | 2008年9月 4日 (木) 09時03分

★Shah亜歴さん、

>重要なのは中世的な権威への盲従から近代的な自由と理性を信念とする社会に生まれ変わったことです。<

たしかにそうですね。
でも、それは果たして暗黒時代だったのか、なんて、ここにきて皆が懐古しているのは、やはり、「自由」と「考える力」を得た代償に失ったものも大きいと実感してるからなんだろうなあ、と思います。
「民主主義」と「品格」はある意味、相容れないものじゃないですか。
まあでも、誰も暗黒時代に戻りたいとは思わないでしょうけど、時々愚痴りたくなるんですね。

投稿: robita | 2008年9月 4日 (木) 09時05分

robitaさん、

国民が良くないからなのだ、というのがわかりません。

世の中には、職業に伴う責任というものがあるのではないでしょうか。例えば、医者が、この患者はバカだし、しかも、この病気は難病で直すのは困難である。だから治療するのはやめました、と診察の途中で投げ出しても、患者がバカで自分の病気のことを少しも気にしないし、この病気は難病なんだからしかたがないですねとrobitaさんは言われるわけでしょうか。

そうではないと思います。患者がどうであっても、その病気が難病であろうがなかろうが、診察に全力を尽くすのが医者の勤めではないでしょうか。『白い巨塔』の里見先生なら、そう言うでしょう。

軍人が、この国の国民は自分勝手で私利私欲にかまけている、こんな国を守る必要はない、この程度の国民には、この程度の防衛で十分なんだと思ったらどうなるでしょうか。自衛官が、こんなバカな国民のために命をかけるなんてやってられっかと、北朝鮮のテロリストと共謀してイージス艦を乗っ取るようなこと(なんか、こんなような小説がありましたね)が起きても、国民は国防のことなんか考えもしないのだからしかたがない、と言われるのでしょうか。

そうではないと思います。国がどうであろうと、国民がどうであろうと、自衛官として国防の任務を遂行するのが自衛官の勤めではないでしょうか。

政治家も同じです。国民がどうだからではないはずです。そういうことは関係ありません。国民がどうだから、こう、ああだから、こう、というのはへんです。

福田総理は辞任したことで、3日、防衛省で行われた自衛隊高級幹部会同の出席はなし。これは国防はどうでもいいということなのでしょうか。国連総会も日本の総理は欠席ということになります。北朝鮮の拉致問題再調査も大きく遅れます。そうしたことは、どうでもいいのでしょうか。そうなるのも、国民がなんとかしようと思わないからなのでしょうか。福田総理の辞任は「国民がわくわくするような、そしてエネルギーに満ち溢れた自民党を多くの皆様に見せ」るためなんだから、それでいいんですと言われるわけでしょうか。

投稿: 真魚 | 2008年9月 7日 (日) 11時43分

★真魚さん、

>国民が良くないからなのだ、というのがわかりません。<

国民が悪いのだから政治家は何もしなくていい、などと言っているのではもちろんありません。

真魚さんは、医者と患者に例えておられますが、その例えは適当ではないと思います。
医者と患者の関係は国と国民の関係と同じではないですよね。だって国は国民によって成り立っているものだから。

もちろん、政府は人間の集まりですから、国民の負託を受けた以上、その人たちが責任を持ってちゃんと仕事をする義務があります。政治家や役人の仕事は国民のために全力を尽くすことです。

私が「この国がおかしい、というなら、それは国民自身の責任だ」と言うのは、根本的な教育の問題なので(つまり、この国は「国民は国家の一員」という意識を持たない人間を作り続けてきたじゃないか。そんな中から優れた政治家が生まれるのかという、私がいつも言ってるあれです)、これについてはさておきます。


>福田総理は辞任したことで、3日、防衛省で行われた自衛隊高級幹部会同の出席はなし。これは国防はどうでもいいということなのでしょうか。<
>国連総会も日本の総理は欠席ということになります。北朝鮮の拉致問題再調査も大きく遅れます。そうしたことは、どうでもいいのでしょうか。<

突然やめたのですから、各方面に迷惑をかけるのは当然で、それもわかっててお辞めになったでしょう。
続けることと辞めることとどっちが迷惑をかけると思いますか。
辞めないで、居座って、事態は好転したんでしょうか。

私がこういうことを言うのは、福田さん擁護、というより、むしろ、辞めたことをひたすら責める人たちをおかしいと思うからです。

「やめるな。頑張れ」と言うのは簡単ですが、それはいったいどういう意味なのでしょうか。
辞めたこと自体をみんな非難しますが、「例えばこうすれば良かった。こういう道もあるじゃないか」と具体的な案を出している人、私の知る限り誰もいません。
「こういうことができたじゃないか」という提案をした上での「辞めるな」ならわかりますが、何も考えを持っていないのに「もっと頑張るべきだった」とそれに終始するのは、一般国民ならいいですが、政治を論ずるブロガーたち、そして政治家や評論家までがそんな有様では何のために批判しているのかわかりません。

もし、これでも納得できなければ、逆に次のような言い方はどうですか。

「こういういう無能な首相は、いくら続けてもどうにもならないから、この際さっさと辞めてほしいと思っていたところ、都合よく『辞める』と自分から言ってくれた。これは国民にとって好都合だ。無能な人がいつまでも居座り続けるより、他の人に代わったほうが国のためだ。」

私はどうもこの「辞めるな。続けるべきだ」という言いっぱなしに納得できないのです。

ここから先は記事にします。→「首相はこうすれば良かった」    http://robita-48.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_b461.html

投稿: robita | 2008年9月 8日 (月) 09時32分

robitaさんの記事で訪問した、
産経コラムの地球温暖化を歓迎するを書いた岡本さんのファンになりました(笑)。
エジプトや中東辺りが豊饒の国になって欲しいと思ってる訳ではないが、人類の危機や地球の危機だとか、果ては地球は泣いてるなど等々の言葉を見聞きするたびに何か違和感を感じていた。
>温暖化が進んだくらいで「地球が壊滅」することはありませんぞ
まさにその通りですね(笑)

投稿: トトロ | 2008年9月13日 (土) 13時02分

★トトロさん、

>岡本さんのファンになりました<

私もファンになりました。
私も、自分の住んでいる地域が住みにくくなってほしいとは思いませんが、ああいう論理展開は大好きです。

TB遅らせていただきます。

投稿: robita | 2008年9月14日 (日) 09時36分

>>でも、それは果たして暗黒時代だったのか、なんて、ここにきて皆が懐古しているのは、やはり、「自由」と「考える力」を得た代償に失ったものも大きいと実感してるからなんだろうなあ、と思います。

「暗黒」というのは何もかも否定されるべきものという意味ではないです。最近の歴史学では中世という「暗黒時代」を経ないと近代はなかったというのが定説です。ギリシア・ローマ文明は人類史上で最も輝かしいものの一つ(だからこそルネサンスがあった)ですが、中世のキリスト教社会に近代社会の土台は築かれました。

政教分離は国王と教皇の分権から。個人主義は自治都市から。その他にも大学制度、市場制度、法の支配の源も中世にあります。三権分立も中世に行政や司法システムができたから。学問や芸術ではギリシア・ローマ時代より後退したかに見える中世には近代へのステップとして大いなる価値がありました。近代資本主義の根本はプロテスタンティズムの倫理ですが、これも中世を経ないとできませんでした。

暗黒な部分と光の部分は人類社会で常にセットになっています。


実はバットマンではクリスチャン・ベイルが内面に光の部分と闇の部分を併せ持つということで主役になりました。ヒーローにはこうした両面があるものなのです。

日本を代表するヒーローである仮面ライダーも「暗黒」な部分を持っています。元はスカルマンでしたが余りに暗黒な性格が強いということで、営業上の都合で髑髏によく似た「バッタの怪人」となりました。しかしショッカーの改造人間であることに変わりはありません。

ちなみに平成ライダーはヒーローのダークな部分が消し去られていると批判されています。今年のキバは幾分か暗黒な正確を併せ持っていますが。


だからぁ~。
「ひみつのアッ子ちゃん」では自由と文明の光と権威主義と野蛮の暗黒の対比は理解できないんですよ。これからバットマンでも仮面ライダーでも、ドンドン目を向けましょう!!

最後に「品格」というのは重要なのですが、これが如何様にも解釈できるのが難点です。藤原正彦の二番煎じ、三番煎じの論客や一般市民などもとの意味を大きく逸脱した論調が多いです。この答えはアッ子ちゃんにもバットマンにもライダーにもなさそうです。

投稿: Shah亜歴 | 2008年9月17日 (水) 13時20分

★Shah亜歴さん、

なるほど。やはり教養に裏打ちされた論理は強い。

>暗黒な部分と光の部分は人類社会で常にセットになっています。<

たしかに。暗黒時代がなければ光り輝く時代もありませんね。

「品格」については「知性とやせ我慢が品格を作る」という内館牧子さんの言葉に、なるほどと思います。

投稿: robita | 2008年9月18日 (木) 10時25分

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