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2008年9月10日 (水)

共同幻想維持に不可欠なもの

9/6(土)産経新聞“eye”で、≪福田首相「客観」と無念≫ と題して、心理学者の岸田秀氏が、福田首相の「あなたとは違うんです」発言を分析している。非常にわかりやすい。

「日本国のアイデンティティに整合性を持たせるにはアメリカと戦争をして勝つこと」という言い方は聞いたことがあるので、岸田氏はずっと以前からこういうことを言っているのかもしれない。

日本の歴代首相がこの「葛藤を解消できない宿命」を背負ってきた苦労を日本国民は知るべきじゃないだろうか、と思う。

小泉さんは国としてのプライドを強く主張することで日本人の「内的自己」を満足させたけれど、福田さんは現実的路線をとろうとしたが国会対策がうまくいかず国民から支持されなかった、と岸田氏は分析する。

アメリカに対する「復讐心」があるかどうかはわからないが、国の姿勢をあいまいにせざるを得ないことで「誇り」が持てず、そのことに日本人は苦しみ、総理大臣も苦しんできた。これだけは確かだと思う。

こんなことで長年悩み続けた国は世界中探してもないのではないだろうか。

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» あなたとは違うんです [ちょこ風呂]
あなたとは違うんですブームが鐔件��――(鐓�∀鐓�)――!! 発祥はこれ 福田康夫総理... [続きを読む]

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