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2009年2月 3日 (火)

おばさんの品格

フジTVのドラマ「ありふれた奇跡」(脚本 山田太一)を毎週楽しみに見ている。
過去に死にたいと思った経験を持つ若い男女の心の交流を描いたものだが、内容はさておき;

主役仲間由紀恵の祖母役の八千草薫についての記事が新聞の日曜版に出ていた。

「年齢を重ねても永遠にかわいい女性、と言われ続ける女優さんの代表格ではないだろうか」と書かれている。

ちょっと前までは、お婆ちゃんというには雰囲気が若すぎるし、かといって恋愛ものを演じるにはたしかに年を取りすぎているので、なんだか中途半端で、どっちつかずの髪型やお化粧はお嬢さんだかおばさんだか判別に困るような立ち居地を表していた。

しかし、78歳になった今、若々しく可愛いお婆ちゃん像はすっかり定着し安定感を見せている。

芸能界に限らず、この頃の女性は本当に若い。

栄養状態も良いし、生活は便利だし、社会進出の刺激や美容業界の扇動は若さ維持願望のお膳立てをする。

このままでいくと世の中には「お婆さんらしいお婆さん」がいなくなってしまうのではないかと思うほどだ。

ただ、年齢不相応な厚化粧や人工的に造作の手直しをするのは見苦しい。

無理な若作りすることなく、品よく適正に年を取った女優といえば、今ちょっと思い浮かぶのは、八千草薫の他、草笛光子、富司純子、前田美波里、などだ。

彼女たちは老けていない。若々しいのに、無理して若作りしていない。しかも年相応の貫禄がある。

ほんとうに枯れたお婆さんになる前段階として、ああいう颯爽とした年配女性をお手本にしたいものだ、と思うが、彼女らが持つ堂々たる熟年の魅力は、長年の積み重ねによるもので、決して付け焼刃でないということだろうか。

彼女らの人生そのものがああいう大人の女性の雰囲気を醸し出しているのだろう。

40年、50年の積み重ね・・・・・、もう遅いか。

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