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2009年2月23日 (月)

38℃

妹が「この間『久米宏のテレビってやつは』に出演したチュートリアル徳井クンの話が面白かった」と言います。

例えばこんな感じだったそうです。
「近頃の日本人男性は草食動物化している。
 セックスレス傾向にあり、友人の恋人と旅行に行ったりもする(かなりヘンな行動)が、そこでは何も起こらない。」
「知人の女性が彼氏が体を求めてこないので嫌われたのかと心配になったが、嫌いになったわけではなく、その行為の最中に彼女が汗をかくのが気持ちが悪いと言う」

「僕らなんか、行動の原動力はすべて女性。
 かっこよく見られたいから運転免許もとる。デートしたいから仕事も頑張る。
 でも今の若者、そういうことに燃えない。女をゲットするための手段、例えば車に興味ない人も多い。」

そのほか昨今の男性の女性化について面白い発言や報告が色々あったようですが、徳井クンは「日本滅びてもいいと思ってるんですかね」と言ったそうです。
その言い方に、今の日本の男の熱の低さは彼のような若者自身が実感していることなのだろうなと思いました。
これはまさしく政治がどうのこうの、という以前の問題でしょう。

男性がほんとうに女性化し草食動物化しているのなら徳井クンの心配通りこれからもますます子供は生まれにくくなりそうです。

死と隣り合わせの仕事についている男性からはフェロモンが多量に出ているそうです。 
以前、テレビのバラエティ番組で、スタントマンとお笑い芸人「次長課長」の河本さんの二人を、胸の位置に小さな穴を開けたボードの後ろに全身を隠して立たせ、若い女性タレント達に、その穴から匂いをかがせるという実験をやっているのを見ました。 
一人残らず、その匂いの大きな違いを指摘し、しかも、一方の匂いには「抱かれたい」とまで言って嬌声を上げていました。

フェロモンを出していたのはもちろんスタントマンの男性だったわけです。

死を覚悟して戦場へと向かう男たちからはフェロモンがたくさん出ていると聞きます。子孫を残さねば、という本能によるものだそうです。

そうは言っても、今の時代、恵まれた安全圏にいて身の危険を感じない男は草食系であるとしても、不況の影響をもろに受けて生存を脅かされている男がフェロモンを多量に放出しているとも思えません。

未曾有の不況で生存に危機が迫っていても、「決死の覚悟で死地に向かう」という状況とはまた違うものなのでしょう。

もしかしたら「自らの死の先に何かの意味あることが待っている」ということが条件であって、誰かを守るため、あるいは物事を達成するため「死を覚悟して戦いに行く男」と、「自らが生きられないからと絶望する男」では、体内で生成される化学物質は全然違うものなのかな、なんて思います。

さて、現代ニッポンの男にとっての「戦い」とは何でありましょうか。

守るべきものを意識した時、人間は野性を備えた動物になる・・・・、根拠はないけど、近頃の若いモンの草食系化のほんとうの理由がわかるまで、そう思うことにしましょうかねえ。

ね、若者のみなさん、頼むから眉毛細くしないでっ。
眉毛整えたって、男の「いい顔」になんかなりゃしませんて。

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コメント

だって、若い男性が、何かを守るってことより、守ってもらいたがっているのでは?
ネットカフェで夜を過ごしたり、果ては、呼びかけると日比谷公園に大勢が集まってくる…。傷つき、助けを求める人が多数発生している現況です。
引きこもりになっているのも、母親に守ってもらってきて、巣立ちで上手くいかないってこと?

父親の匂いを感じないで、権利意識の強くなった母性にぬくぬく守られてきたから、かな?
どうでしょう。

投稿: 街中の案山子 | 2009年2月23日 (月) 22時10分

どうもです・・・はじめまして♪
いつも読み逃げですが、アップを楽しみにしています(^^ゞ
端的な文章が楽しくて・・・\(^O^)/

投稿: からりる | 2009年2月24日 (火) 09時42分

★街中の案山子さん、

>だって、若い男性が、何かを守るってことより、守ってもらいたがっているのでは?<

仰る通りで、そういう風潮が今の時代顕著だとみんなで嘆いているわけですね。
で、そうなった原因が母親にあるというなら事は簡単です。

母親が息子を逞しく育てればいいんです。
母親が「私はそんなことできない」というなら、「賢母育成」の国家プロジェクトを立ち上げたらどうでしょうか。時間はかかるけど、国家100年の大計として。

国でそんなことしちゃあだめだというなら、う~~ん、成るようにしかならないんじゃないかって思うんですけどねえ。

この問題では、よく専業主婦が槍玉に上がりますよね。
子供にしか目がいかない視野の狭い専業主婦が世話を焼きすぎて子供がひ弱になる、とかなんとか。

でも、要するに専業主婦かどうかじゃなくて、子供を逞しく育てられるかどうかなんですよね。

でなきゃ、専業主婦の多かった昔のほうが子供はひ弱だったということになりますから。

徳井レポートの、友人の彼女と旅行に行っちゃう状況が許されるのは、みんな仲良く友だち関係でありたい、抗議などして争ったりするのがいやだ、ということからきていると言います。とにかく争いはイヤだ、摩擦は避けたい、という風潮らしいです。

挫折や争いで人は成長するものを、それをしなければひ弱になるのは当然かもしれません。

それはさておき、女性にガツガツしない男性が増えているのは、なぜなんでしょうね?

投稿: robita | 2009年2月24日 (火) 10時30分

★からりるさん、

初めまして。
ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

投稿: robita | 2009年2月24日 (火) 10時32分

 女を得るための小道具、車が売れなくなった
のは、若年層の雇用状況と賃金の抑制による
所が大きいのではないでしょうか?他にも
お金のかからない娯楽はありますしね。

そして今の時代、男に取って女は守るべきもの
では無くなったのだと思います。

女達の権利拡大の為、戦争放棄の為に、
平和・人権・平等を錦の御旗に上げ、
戦後60数年、男社会・男性性というものを
否定嫌悪してきたのは、女達の方ではありませんでしたか?
その挙句に、こんなのが誕生するわけです。
http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82-%E9%81%99-%E6%B4%8B%E5%AD%90/dp/4062103974/ref=sr_1_13?ie=UTF8&s=books&qid=1235487416&sr=1-13

それが例え稚拙で拙い表現でも、かけがえの無い
物を守りたいと思った、男の気持ちを小馬鹿にして
きたツケです。

これからは男と同じ土壌で、心身症や孤独や
老後の不安を抱えながら、逞しく生きて行って下さい。

それがあなた達の望んだ自立の現実なのでしょう。

投稿: 護国児 | 2009年2月25日 (水) 00時22分

専業主婦の分際でいい加減な事抜かすな
他人どうとか言える立場か貴女は

投稿: ごろう | 2009年2月25日 (水) 07時06分

社会にでて収入を得ていないのを専業主婦という言い方するのでしょうが、社会で収入を得ないのは同じでも、昔の主婦と今の主婦、家事の分量がまったく違います。
釜戸を使い、冷蔵庫も洗濯機もなかった時代とは、子供の目に映る母親像は別ものではないでしょうか。
家事が電気製品がやってくれる時代、銀行ATMで生活費を引き出してくるのを見て育った子供は、一家を背負って立つ気概が育たない遠因かも。
ときたま、昼時のお値打ちレストランに行ったりすると、主婦と思しき人たちで満員だったりします。そんな時、日本は幸せなんだなー、恵まれているなー、と一瞬思います。
次世代の世帯主の多くの男性が、奥さんにそんな時間を与えられるか、そこには、?マークが点灯します。

投稿: 街中の案山子 | 2009年2月25日 (水) 09時43分

★護国児さん、

護国児さんの仰ることは一理あって、これまで私も同様のことを言ってきました。

ほんの一例ですが; →   「八朔の皮」  

しかし、ことはそう単純なものではなく、今や女性の労働力なくして資本主義社会が成り立たず、加えて噴出する女性の能力は抑えることができず、女性の自立は必至となり、そうなれば男女ともにメンタルな部分が大きく変化するのは避けられないように思います。
護国児さんのお気持ちはよくわかりますが、これはどうしようもないことなのではないでしょうか。
それに男性が弱くなった原因はそういう社会的状況だけでなく、他にあるかもしれないので科学的検証が必要だと思います。

ご紹介くださった遥洋子氏は筋金入りのフェミニストで、女性としてかなり特殊だという印象を受けます。
自立した女性でも果たして彼女に共感するのでしょうか。疑問です。

投稿: robita | 2009年2月25日 (水) 10時18分

★ごろうさん、

初めまして。
仰ること、意味がよくわかりません。
専業主婦がお嫌いらしいということは伝わってきますが。

投稿: robita | 2009年2月25日 (水) 10時19分

★街中の案山子さん、

>釜戸を使い、冷蔵庫も洗濯機もなかった時代とは、子供の目に映る母親像は別ものではないでしょうか。<

まったく仰るとおりで、私も昔このような文章を書きました。→ 「ヨイトマケの唄」

楽ばかりして遊び歩いている専業主婦が気概のない男を作り上げたのだとしたら罪ですねえ。そんな専業主婦が社会状況を変えるくらいたくさんいるのかどうか私はよく知りませんけど。

投稿: robita | 2009年2月25日 (水) 10時26分

>>僕らなんか、行動の原動力はすべて女性。かっこよく見られたいから運転免許もとる。デートしたいから仕事も頑張る。でも今の若者、そういうことに燃えない。女をゲットするための手段、例えば車に興味ない人も多い。<<

これは売る側にも責任があります。こんな気合いと覚悟の抜け切ったたるんだ動機のために誰が車でも何でも欲しがりますか!!

本当の動機づけはこんな風に気合いと覚悟の入ったものなのです。タンブラーでも買って自分もバットマンになろう、ヒーローになろうというように。

大体、デート程度の軟弱な目的で購買意欲を煽ろうとは高度成長期の発想。今は自分自身をより高く追及しようという人が増えています。

この国の文化が和でも洋でも亜でも、これだけは言えます。やはり何事も気合いと覚悟の動機づけです。それも考えずにデートのためだのどうだのと大人たちが言っていてはいけません。気合いの抜けた大人は気合いの抜けた若者や子供を育てます。

投稿: Shah亜歴 | 2009年4月18日 (土) 13時08分

★Sha亜歴さん、

>大体、デート程度の軟弱な目的で購買意欲を煽ろうとは高度成長期の発想。今は自分自身をより高く追及しようという人が増えています。<

大体、こういう風潮が諸悪の根源じゃないかと私は思うんですよ。女にガツガツしなくなった、というところがね。
女性の後ろ盾あっての「高みの追求」じゃなかったんですかね。もちろん、女性抜きでそれをする人もいますが、普通の人にはなかなか難しいものです。

後ろ盾になり包み込む女性がいるからアニマル浜口も「気合だ!」って気炎を上げていられるんじゃないでしょうか。

投稿: robita | 2009年4月20日 (月) 09時40分

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