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2010年1月18日 (月)

独裁は見守れない

産経新聞の【新聞に喝!】というコラムで、ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授の永谷敬三氏が「新政権にもっと敬意を」と書いている。 

国民は政権が変わったらしばらくの間はヒステリックにならず、成り行きを見守るべきだ、ということに、私は基本的には賛成する。

ただ、これを見守っていていいのか、なにも言わなければ取り返しのつかないことになりはしないか、ということもあるわけで、見守るというのは簡単なようでなかなかできにくい。

小沢さんの「カネ」の問題は、たしかに検察が不正を嗅ぎ取ったならば法治国家として白黒はっきりさせなければいけないことだが、要するに自民党的政治の残滓をひきずっている、というだけのことではないのか。
小沢さん自身、政治の裏金については「誰でもやっていることでそれは政治の潤滑油のようなものだ」と著書で書いているらしい。政治はそうやってうまく廻ってきて、国民も豊かになったんじゃないか、何が悪いんだと言いたいのだろう。

この問題の追求に国会審議の貴重な時間が奪われるのは国民にとっての損失だ。この問題については検察にまかせて、野党も国民もマスコミも見守ったらいいんじゃないかと思う。

与党を追求する問題は他に数多くある。

経済成長や雇用促進の具体策とか、普天間問題の取り組みのぶざまさとか、インド洋給油からアフガン支援へと移行することの効果と損失とか、日米同盟を今後どうするのかとか、マニフェストにない永住外国人参政権付与を急ぐわけとか・・・。

これらは、ただ見守っていればいいというような問題ではないと思う。これらをガンガン攻めてほしい。

今朝のテレ朝「スーパーモーニング」で、ジャーナリスト鳥越俊太郎氏が、やたらと小沢擁護に熱心だったのは、そういう気持ちからだと思いたい。
自民党政権時代は権力者のカネの問題を厳しく追求してきた(と思う)鳥越氏だが、ちょっと考え方が変わったのかもしれない。

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ただし、「不正に得た巨額の資金」を後ろ盾に与党民主党を独裁的に支配して国益を損なうような法案を平気で成立させようとする小沢一郎の存在こそが大問題なのである、という懸念が力となってこういうことになっているとしたら、マスコミが騒いで辞任に追い込むことにもおおいに意味がある。

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