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2010年2月24日 (水)

そしてイヴがひとり残った

産経新聞「露地庵先生のアンポン譚」<女性の時代、女装の時代>が面白い。 

女性のメイクがケバくなってきたことは、私も指摘したことがある。→「健全な野性」 

そしてその理由として、暑くるしいほうが男性がその気になるからではないか、と想像した。

性差がなくなってきて、それが少子化の原因ともなれば、なんとかしなくちゃと頑張っているのは女性のほうなのだろうか。種は絶やすまじ、と。

しかし、ケバい化粧も露出度の高い服装も、逆効果になってしまうかもしれないのである。

  ↓

「ペルシャの市場にて」 

「男性消滅」 

「あけすけな時代」 

しかも、男性をその気にさせるためではないか、と私が想像した暑苦しい化粧は、前記事で書いたように、「異性の目を意識しない自分だけのための自由奔放な化粧」かもしれないから、そうだとしたら女性は「絶やすまじ」と頑張っているのではなく、滅びに向かって邁進していることになる。

引用記事の森村泰昌氏は【女性による女装メイクとは、男性化しつつある女性の中の「男」を隠蔽(いんぺい)する、比喩(ひゆ)を超えた正真正銘の女装なのかもしれない】と書いておられるが、その女装が果たして功を奏するかどうか疑わしく思えてくるのである。

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2010年2月22日 (月)

女性は美しい

TBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」での話題。
 金曜日コメンテーター宮台真司氏が、「近頃立ち食いそばで女性を見かけることが多くなった。そしてこのことが少子化につながっている」と切り出す。

どんな道筋で話を展開しようとしているかすぐにわかった。

宮台氏曰く:
【牛丼店でも女性が平気で一人で入るのに気付いたのが10年ほど前。嘗ての渋谷のガングロ娘にも言えることだが、異性の性的視線を気にしなくなった。
異性の目を気にしないで振る舞えるようになったことは非常に心地よく、解放された気分が味わえる。
しかし、反面、男性にとっては異性に対するロマンティックな幻想を失うことであり、そういう女性の行動は性的価値を下げる。
恋愛には、性的な視線を前に緊張する、という態度が必要である。つまり「幻想」がなければ恋愛は成り立たない。
恋愛が成り立たなければ子供も生まれず、少子化となる】

女性のオヤジ化や男性の女性化、つまり人類のユニセックス化が少子化の大きな原因の一つである。そんなことはわかっていたよ。

司会の荒川強啓が「じゃあどうしたらいいんですか」と聞くと、宮台氏は「どうしたらいいかわかりません」と返すのみ。なんだろね、この人は。

援交だのブルセラだのいかがわしい女子高生の行動を持ち上げるような発言を繰り返し、女性に幻想を抱くことが時代遅れであるかのような言説を撒き散らしてきた張本人だったと思うのだが。

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一方で、一人で立ち食い蕎麦屋に入る女性の増加を受けて「日本経済を救う女性ビジネス」などという動きもある。

「おひとりさま」女性消費者をターゲットにした商売が盛んになってきたようで、それを提供するのも女性起業家であったり、開発担当者が女性であったりして、女性はますます元気なようだ。

経済活動が活発になることはとても良いことなので、ひとりで立ち食い蕎麦屋に入るにしても、オヤジ化だけは避けて、あくまでもフェミニンにこだわってほしいものだ。

その意味で、フェミニンを心がける勝間和代さんはなかなか可愛い女性だと思う。

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参考記事:「消えてしまった妖精」

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2010年2月19日 (金)

仮設から新築へ

先日のTBS「サンデーモーニング」で、徳川家康の「しかみ像」のことが話題になっていた。

三方ヶ原の戦いで家康が武田信玄に敗れて浜松に逃げ帰った時に、自戒の思いをこめて画家に自分の惨めな姿を描かせたというものだ。→ http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=18704
負けて野党に転落した自民党は自戒をしなさい、という忠告として取り上げられた。

コメンテーターの田中秀征さんのお話が面白かった。
【細川内閣が成立した時、下野した自民党議員はみな意気消沈していたが、その中で二人だけ元気な人がいた。
 一人は不信任された宮沢さんで、「下野するのは悪いことばかりではない」と言った。
 もう一人は小泉さんで、野党になって暇になったせいか、官邸によく遊びにきた。「秀征さん、出来るだけ長く細川政権が続くようにしてください。その間に自民党を改革します」と言っていた。】

秀征さんは言う。「自民党は老朽化住宅で、民主党は仮説住宅、両方ともダメだ。」

福田さんと大連立を画策した当時、代表だった小沢さんは「民主党には政権担当能力がない」と言った。
小沢さんは民主党単独で政権を担ってもうまくいかないことがわかっていたのだ。
だからきっと今やっていることは民主党を安定させるためではないのだろう。鳩山が困ろうが責められようが知ったこっちゃないと思っているのかもしれない。

よく、政治家がどうしてこんなに劣化したのか、という声を聞くが、私はそうは思わない。

一人ひとりを見れば、優秀で志を持った人は少なくないと思う。

ただ、マニフェストやら苦し紛れの連立やらに混乱し、トップの頼りなさにやる気をなくし(民主党)、どうしても体質を変えることができない党に居続けなければならない事情に縛られている(自民党)、ただそれだけのことなのだろうと思う。

ガラガラポンは、だから必要なのだと思う。

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2010年2月16日 (火)

作っては壊し

中小企業は青息吐息、地方も疲弊、就職戦線は超氷河期、株価は低値停滞、デフレは進み、若者は元気がなく、子どもは生まれない・・・、何も良いことなし。どん底か。

そんな惨憺たる有様の日本を再生しなきゃならない超むずかしい立場にいる鳩山総理は、言うことがコロコロ変わって方針がはっきりせず、指導力が皆無である、と批判される。
なのに安倍さんと違って心身にダメージを受けているように見えない。

心が強いのか、それとも、鈍感なのか。支持率(まだ40%以上ある)や国会勢力に依拠する自信なのか。

テレビなどの討論では、鳩山さん自らが出演することはなく、専ら大臣副大臣クラスが説明やら言い訳やら詭弁やらに大忙しで、国会審議では、野党は「カネの疑惑」を追及するだけなので、鳩山さんは「本当に知りませんでした」と繰り返すだけで事は済んでいる。

結局、本当の矢面に立ってはいないのだ。だから、あのようにノーテンキでいられるのだと私は思っている。

野党に本気で議論を挑まれたらちゃんと答弁できない問題を沢山抱えているはずなのに。

ところで、今もっとも望まれる景気回復については、色々な人が色々なことを言うので、どれが正しい景気対策なのか私にはさっぱりわからない。

私はしろうとながら思うのだが、「行政・政治改革」と「景気浮揚」は同時にはできにくいものなのではないか。特に今のようなにっちもさっちもいかない経済状態の時は、アクセルとブレーキを同時に踏むようなものではないかと思う。

この際、無駄でもなんでも、(極端に言えば、たとえ「穴を掘って埋める」タイプでも)公共事業にお金をつぎ込んだほうがいいのではないか。

子ども手当てのような、何に使われるかわからないお金をあてもなくバラまくよりずっと効果的なんじゃないか。
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「無駄を排除するのが新しい政治であり、民主党の目指すべき改革なのに、何を言ってるんだ!」と怒鳴られそうだが、以前、太田道灌の公共事業のエピソード(青字の部分)を書いた時に、かせっちさんが「雇用を生む公共事業をことごとくつぶして景気をますます悪くしているのが民主党なんですよ」とコメントされた。  

あの時は、自民党がやってきた無駄をやめて行政を刷新するのが正しいと思っていたから、そのご意見に全面的に賛成はしなかったけれど、ここまで景気が落ち込んでしまって不幸な人を沢山生んでいるのなら、民主党のやり方はもはや「正しい」とは言えない。

民主党議員がテレビの政治番組に出て、一生懸命説明はするものの、その様子はあるコメンテーターの言葉を借りれば「支離滅裂状態」だ。弁解、言い訳に終始するあまり基本が崩れ、もはや民主党は自分の支離滅裂を立て直せないところまで来ているようだ。

「まだ半年だ」、「我慢だ」、「もう少しやらせてみなければ」、「結果はすぐには出ない」、そういう問題ではない。
布石を打つ作業を終えた、というならいくらでも待つ。しかし、未だに石をどこに打ったらよいのか自信なさげに迷っているのなら我々は待てない。 「もう少し我慢して支持を続けよう」と言っている人はここのところに気づかないといけない。
この非常時、何が人の命を守るのか、それが、リーダーが真剣に考え迅速に決断すべきことだ。それができないならば首相をやめたらいいのだ。

「事業仕分け」で、搾り出したお金は結局たいした額ではなかった。こういう仕分け作業は自民党時代もやっていたもので、民主党はそれを公開でやっただけで、国民は新鮮さを感じた。
パフォーマンスとして、あれはあれで良かったと思う。斬新な手法にはまさに「政治が変わった!」という衝撃を体感させてもらったし、何より国民が「無駄とは何か」について考えるようになった。それは政治への関心につながる。

しかし、実質的な無駄の排除に成功したとは言えないし、バラマキにまわすお金の額には程遠い。はっきり言って、パフォーマンス以外の点で無意味だった。

自民党時代のような政官業癒着構造外で公共事業を創出することはできないものか。バブル時代のような無駄なハコモノを生み出さない公共事業はないものか。

たとえば、ダムを壊して自然に戻す工事なんかいくらでもできそうだが、それはだめなのか。

「仕事がない」と派遣村に集まってくる人たちにどんどん仕事をやって稼いでもらう状態を作る、まずそこから始めたらいいんじゃないでしょうかねえ。

今年の年末は、「派遣村」などというわざとらしいパフォーマンスをせずに済む状況にしてもらいたい。

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2010年2月 5日 (金)

「TOMORROW」

「横綱の品格が」と、あれほど朝青龍を批判していた世間も、「引退」の報を聞くと、「ええっ、引退しちゃうの」とショックや寂しさを隠しません。
「世間」というのが、マスコミ報道なのか、テレビのコメンテーターなのか、街頭インタビューに答える市民なのかよくわかりませんが、とにかく、一連の朝青龍叩きと、引退表明後の「同情」や「相撲人気の危機」論は、日本人の混乱を表しているようです。

しかし、こういう決着しかないだろうな、とおおかたの人が思っているでしょうし、私もそう思います。

やはり「規律」とか「伝統」とかいうものは守るべきもので、極力崩さないよう努力しなくてはならないでしょう。「横綱の品格」だって重視されてしかるべきものと思います。何も「品格」などとことさら力を入れなくても、恥ずべきことをしない、という普通の社会規範を守ればいいだけのことと思います。特に難しいことではありません。

朝青龍の相撲が好き、彼は愛すべき悪役だ、本当はとても優しい人、彼がいなくなったら相撲界の衰退に拍車がかかる、・・・これらの意見はよくわかります。惜しい。とても惜しい。涙ぐみながら取り組みの思い出を語る朝青龍の姿に胸が痛みます。

しかし、我々日本人は、泣いて馬謖を斬ったんですよね。(今、検索してみたらこの故事を引用しているブログもいくつかあります)

そうしなければならない時があります。

去年の夏、泣いて自民を斬った人も多かったのではないでしょうか。

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2010年2月 3日 (水)

愛夫はないの?

1月31日は、誰が決めたのか「愛妻の日」だったそうです。
それを受けて、タモリの「笑っていいとも」というテレビ番組で、既婚女性対象の「【結婚】を漢字一字で表すと」というアンケート調査クイズをやっていました。

世代別にどういう漢字を選ぶかを、出演者たちに当てさせるという企画です。結果は以下の通り。

     1位  2位  3位  4位 5位
_________________

20代   愛  楽  幸  笑  勝
_________________

30代   幸  絆  楽  愛  耐
_________________

40代   忍  耐  苦  怒  憎
_________________

50代   忍  諦  耐  協  愛
_________________

60代   和  愛  協  忍  安
_________________

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たかがバラエティ番組というなかれ、なかなか興味深いです。

爆笑しつつも恐ろしさを感じたのは、40代の凄まじさ。

一方、60代の選んだ漢字にはホッとさせられます。

40代の胸突き八丁を越えさえすれば、だんだんと夫婦愛や協調の大切さに目覚め、安定して老境に入る、ということでしょうか。

これは世代の違いなのか、時代の違いなのかはわかりません。

まあ、40代50代のキツイ時を乗り越えて結婚を継続することができた人だけが、60代に入ってこれらの漢字で結婚を表現することができる、ということなのでしょう。

結婚とは斯くも辛いこと、という情報が未婚の人たちへ行き渡り、それが非婚の原因の一つにもなっているようです。

しかし、結婚の目的とは、「幸せになるため」という直接的なものではなく、きっと「人間として成長するため」なんだろうな、と思います。
結婚にかぎらず、人生のあらゆる事柄においてそういうことでしょう。経験すれば成長する。

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