女性は美しい
TBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」での話題。
金曜日コメンテーター宮台真司氏が、「近頃立ち食いそばで女性を見かけることが多くなった。そしてこのことが少子化につながっている」と切り出す。
どんな道筋で話を展開しようとしているかすぐにわかった。
宮台氏曰く:
【牛丼店でも女性が平気で一人で入るのに気付いたのが10年ほど前。嘗ての渋谷のガングロ娘にも言えることだが、異性の性的視線を気にしなくなった。
異性の目を気にしないで振る舞えるようになったことは非常に心地よく、解放された気分が味わえる。
しかし、反面、男性にとっては異性に対するロマンティックな幻想を失うことであり、そういう女性の行動は性的価値を下げる。
恋愛には、性的な視線を前に緊張する、という態度が必要である。つまり「幻想」がなければ恋愛は成り立たない。
恋愛が成り立たなければ子供も生まれず、少子化となる】
女性のオヤジ化や男性の女性化、つまり人類のユニセックス化が少子化の大きな原因の一つである。そんなことはわかっていたよ。
司会の荒川強啓が「じゃあどうしたらいいんですか」と聞くと、宮台氏は「どうしたらいいかわかりません」と返すのみ。なんだろね、この人は。
援交だのブルセラだのいかがわしい女子高生の行動を持ち上げるような発言を繰り返し、女性に幻想を抱くことが時代遅れであるかのような言説を撒き散らしてきた張本人だったと思うのだが。
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一方で、一人で立ち食い蕎麦屋に入る女性の増加を受けて「日本経済を救う女性ビジネス」などという動きもある。
「おひとりさま」女性消費者をターゲットにした商売が盛んになってきたようで、それを提供するのも女性起業家であったり、開発担当者が女性であったりして、女性はますます元気なようだ。
経済活動が活発になることはとても良いことなので、ひとりで立ち食い蕎麦屋に入るにしても、オヤジ化だけは避けて、あくまでもフェミニンにこだわってほしいものだ。
その意味で、フェミニンを心がける勝間和代さんはなかなか可愛い女性だと思う。
この世は幻想で成り立っているとも言える →人気ブログランキング
参考記事:「消えてしまった妖精」
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