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2011年3月24日 (木)

欲シガリマセン勝ツマデハ

東京都の金町浄水場の水から放射性物質が検出され、影響を受けやすい乳幼児はなるべく水道水を飲まないほうがいいということで、小さい子を持つ親がペットボトルのミネラルウォーターを買いに走ると、既にどこの店も売り切れ状態なのだという。

あとでスーパーに行って見てみようと思うが、東京都ではないものの首都圏なので、ここら辺でも買占めに走る人々が出ているのではないか。もしその家庭に子どもがいないのなら、あわてないでほしい。大人の安全基準値には達していないのだから。

たとえ、大人の基準値を超えたとしても、この非常時、子どもの安全を優先すべきだ。

高齢者が「癌になりたくない」と、子どもが飲むべき水をひったくるのはものすごくみっともない。

こういう意見、ツイッターとやらでは数多く語られているのだろうか。

ツイッターでは短いメッセージがまたたくうちに広がるそうだけど、5・60歳以上の中高年の人々はあまりそういうのに縁がないだろうからうまく伝わるかどうか。

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もちろん日本の高齢者のほとんどはそんなに強欲ではないでしょう。

この非常時は戦争のようで戦争ではないので、経済活動が衰退しないよう、高齢者はなるべくお金を使うのがいいのではないでしょうか。

うちも昨日は家族の誕生日だったので、ちょっと贅沢な食材を買ってきて、ろうそくの明かりの中、お祝いをしました。

計画停電は戦時中の灯火管制のようで身が引き締まります。でも戦時中だったらワインなんか飲めないですもんね。ありがたいことです。

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2011年3月18日 (金)

我欲

被災地の人たちが、物資が届かないために飢えと寒さに苦しんでいるのに、被災地以外に住む人たちがパニック状態で必要以上に買いだめをするため、スーパーなどで商品不足に陥っているという。
被災地に物が届かないのはそのせいなのかどうか、ガソリン不足が原因で流通に問題が生じているのなら、被災地優先にして、その他の地域は多少のことは我慢するべきだ・・・・、と誰もが思っているだろうに、相変わらずカラになった商品棚の光景が映し出される。

大きなトイレットペーパーの束を両手に抱えてスーパーから出てきたおばさんを見た、というコメントをラジオで耳にした家人が「おばはん、どんだけクソすんねん」とつぶやいたので、笑ってる場合じゃないのだけど、爆笑してしまった。

普段でもトイレットペーパーだのお米だのの買い置きぐらい、どこの家でもやってるとは思うが、「足りなくなったらどうしよう」という心理状態になり、あるにもかかわらず更に買い増しをしてしまう人々のせいで、本当に必要な人たちにまわらなくなっている。

「被災者のこれからの苦難の日々を、私たち皆で分かち合っていくことが大切であろうと思います」という天皇陛下のお言葉を忘れないようにしよう。

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2011年3月11日 (金)

「本日、未熟者」

もうじき23歳になる末息子は、リストラされたおじさんたちの吹きだまりのような職場で働いている。
昨春、大学を卒業したのだが、わけあって就職活動をしなかった。

計画していたことが思うようにいかなくて、時間ばかり過ぎ、とりあえず働かねばと既卒者対象の合同面接会に行き、最初に面接をした会社に内定をもらうと他の選択も考えずそこで雇ってもらうことに即決めた。

給料も安いし、勤務時間も不規則だ。でも正社員として働かせてもらえるだけでもありがたいんじゃないかと私は思う。

息子は同僚のおじさんたちに、「こういう仕事をしていても転職する時のキャリアにはならないよ。もっと将来のことをちゃんと考えて、転職するんだったら早いほうがいい。それともこの会社で覚悟を決めて相当勉強して資格を取って上に行くか」などと親身のアドバイスをよく受けるらしい。
おじさんたちにも同年代の子供がいるのか、何かと心配してくれ、時々飲みに連れて行ってもらったりしているようだ。
そういった気遣いを特に嬉しいとは思わないまでも、鬱陶しいと思っているフシはない。

息子は自分の境遇や将来を心細く感じながらも、無遅刻無欠勤で真面目に通勤している。

勤め始めた頃、不安や不満が重くのしかかって気弱な言動をしていたことがあった。

地道に就職活動をしていればそこそこ手堅い中小企業に勤めることもできただろうとは思うが、そのことは本人が一番痛感しているに違いない。

若い時の寄り道やつまづきが一生を決める、などと思いこまない人間が生き残れるのだろうと私は思っているので、息子にはこう言ってやった。
「お母さんは、『人間万事塞翁が馬』だと思ってるから」
その時、息子の表情が一瞬明るくなったように見えた。

たしかに、今の仕事では転職のステップになるようなキャリアは積めないだろう。
でも、人間どんな経験も糧にすることができると私は思うのだ。
つまらなく見える仕事をやっていても、人間としてのキャリアは積める。どんなことからも学べる。この世に無意味なことなど一つもない。

甘い見通しで自らが招いた現状に不安を覚えつつ、相変わらず遥かな夢を見続けているのかもしれない未熟者ではあるが、こういう時期は、自分を鍛えるチャンスだと気づいてほしい。

息子がこれからどんな人生を歩いて行くのか、最後まで見届けることはできないけれど、あの一瞬の救われたような眼差しが親にとっては大きな喜びだ。

豊かで平和で安全なこの日本、そういう国に生まれ、人並みの肉体を持っているだけでも幸運と思えば、できることは色々あるはずだ。

まずは「自ら助くる者」にならなければならない。

年を取ればわかることなのだけれど。

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