« 「逝きし世の面影」 | トップページ | 若者が勝った »

2011年11月22日 (火)

男の流儀

若い男性へのアンケート「なりたい顔」は

一位:福山雅治
二位:向井理
三位:木村拓哉

だそうである。
なりたい、ということは、この顔であれば「モテる」という期待があり、つまり、女性の好みがそのようである、ということだろう。

「昔はねー、三船敏郎さんだとか、山崎努さんだとか、高倉健さんだとか、いかつい男性が好まれたもんですけどねー」とこのトピックを報道するラジオのキャスターが言っていた。

そうかな。 昔とか今とかの話じゃなくて、「キレイな顔の男」っていつの時代ももてるんじゃないだろうか、と私は思う。

 

個人的には私はこういう顔が好きである。

井ノ原快彦  

太賀  

 

福山より向井より木村よりこっちのほうがずっと魅力を感じる。

 

因みに、太賀くんは、今年初めNHKドラマ「迷子」で高校生役をやった時に初めて見たのだが、主演の南沢奈央と共にその自然な演技に好感を持った。
やはりNHKの「下流の宴」で美波の弟役をやった時もなかなか上手だった。

 

男が眉毛を細く綺麗に整える風潮にゾッとする私としては、18歳の若者である彼が、その流行に背を向けていることに骨っぽさも感じる。

このような流儀であれば、流れに逆らうほうが頼もしいし、流れを変える可能性も大いにある。どうか眉毛、そのままで。

 


      いつもありがとうございます →人気blogランキング

 

|

« 「逝きし世の面影」 | トップページ | 若者が勝った »

コメント

太賀って下流の役もやってたんですか?私は「江」での豊臣秀頼の役で、若いのに風格ある貴公子ぶりに印象づけられました。ひ弱なマザコンと誤解されがちな秀頼ですが、史実としては身長195cm(当時の日本人では過大見積もり?)で十人力の骨っぽい男だったようです。大坂城を殆ど出たことがないのも「過保護」とは言えません。摂関家という貴族の中の貴族に対し、近代以降のブルジョワやプロレタリアートの常識を当てはめるのは無理!

ところで太賀と織田信成がよく似ていると思いませんか?まあ秀頼が織田家と血縁なので、これもOKか?いずれにせよ、特上流も下流もうまく演じるのは、真の名優です。

それにしても不思議なのは向井理です。ガス爆発をしまくる奇人変人を演じても、多くのファンから爽やかイメージを持たれるなんて。いや、こんな役をさらりと演じるのが爽やかなのでしょうか?

投稿: Σ・亜歴 | 2011年11月30日 (水) 22時13分

★Σ・亜歴さん、

私は「江」は見てなかったので、太賀の秀頼は知らないんです。再放送があれば見てみます。
「下流の宴」では、明るくお調子者の若者を演じてすごく上手でしたよ。

>史実としては身長195cm(当時の日本人では過大見積もり?)で十人力の骨っぽい男だったようです。<

これ、私も聞いたことがあるのですが、本当なら、なぜひ弱なイメージが定着したんでしょうね。小説か何かの影響でしょうか?

>ところで太賀と織田信成がよく似ていると思いませんか?<

似てない似てない、全然違う(笑)、イメージが。
眉毛が太く、口が大きいところなど、顔のつくりとしては同類かもしれませんね。

投稿: robita | 2011年12月 1日 (木) 09時35分

「太賀 織田信成」でグーグル検索してみましょう。あちこちのサイトで「似てる」という声が挙がっています。

イメージなんて自分が観た映画やドラマの役柄で変わってきます。「太賀=下流で明るくお調子者の若者」なら信成には似ないでしょう。しかし「太賀=豊臣秀頼」なら、400年の時空を超えて信成と似てしまうことに運命を感じてしまいます。しかし、もう正反対では済まないくらいにまるで違う人物を演じて、いずれも好評なのは真の名優でしょう。

私が待望するのは本物のアクション・ヒーロー間違いだらけのアクション・ヒーローをともに演じられる俳優です。出てくるかなぁ~。こんな真の真の名優が。そう言えば、こういう話題に詳しい人いましたね。彼ならどう言うのでしょう。

投稿: Σ・亜歴 | 2011年12月 4日 (日) 14時44分

★Σ・亜歴さん、

>あちこちのサイトで「似てる」という声が挙がっています。<

ほんとですね。
でも、交通違反で泣きながら会見したのを思い出すとねえ。めそめそして女性的というイメージがどうしても払拭できなくて(笑)

太賀の秀頼は評判頗る良いですね。あちこちのサイトで見ます。是非見たかった。

投稿: robita | 2011年12月 5日 (月) 15時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 男の流儀:

« 「逝きし世の面影」 | トップページ | 若者が勝った »