日本沈没するか、しないか
精神科医の香山リカ氏が橋下徹大阪市長を批判しています。
≪「大阪を変える」「日本のシステムを改革する」と訴える橋下市長が、変えた後にどういう社会を創りたいのかがどうしても見えないことです。≫
≪私は、「改革はすべてダメ」と言いたいわけではなく、「改革の先の社会の基本的な軸を示してほしい」と言っているのです。それは、公務員が何人減るとか、塾に行くクーポンが何枚配られるとか、そういうことではありません。「とにかく競争力ありき、実力者だけが生き残れる社会」なのか、「みんなで痛みを分け合ってでも誰もが安心して暮らせる社会」なのか、そういったことです。≫
香山さんは「とにかく競争ありき」か「誰もが安心して暮らせる社会」かなどと、何故そんな両極端なことを言って、「さあ、どっちだ、どっちだ」と言わんばかりに答えを求めるのでしょうか。そういう態度が私にはどうしても理解ができません。
橋下さんは「自助の精神」を常に言い続けています。
「基本は自立」「本当に困っている人を助け、自立に向けて支える」「当然、競争もある」、そういう当たり前の社会でいいんじゃないでしょうか。「改革の先にどういう社会を創りたいのかどうしても見えてこない」などと悩むほど難しいことでしょうか。
今の政治の構造ではそういう当たり前のことを実行することができない、だからその根本のしくみを変えるんだ、という橋下さんの勇気に多くの人が期待をしているのだと思います。別に橋下さんがなんとなく何かやってくれそうだとか、威勢の良い言葉に熱狂しているとか、そんなことではありません。
香山さんにかぎらず、橋下さんを批判する人は皆、まったく同じ思考回路でものを言います。自分の思い込みに気づかないのです。
もちろん、橋下改革は頓挫するかもしれない。中途半端なものになってしまうかもしれない。しかし、それは橋下改革が間違っているからではなく、「変えたくない」という意識が改革の意思を上まわってしまった時に起こる事態なのではないでしょうか。
既得権益者たちは恐ろしくしぶといし、痛みを伴ってくると、賛成していた人たちも「こんなに痛いんだったらもうやめてくれ」と言い出すかもしれません。
大阪市特別顧問の中田宏氏は言います。
「改革とは、今の時代の人たちにはたとえ憎まれても、次の世代の人たちのために行うものだ」
だから、覚悟が必要、そう思います。
.
踊らされてるわけじゃないです →人気blogランキング
.
| 固定リンク

コメント