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2012年4月 6日 (金)

哲人に足りないもの

橋下批判は続く。
いろいろなメディアを通して「賢者」と呼ばれる人々がそれをするのを私たちは毎日のように見聞きする。

今日も新聞に、≪賢者に学ぶ【「B層グルメに群がる人】≫ (適菜収) というのが載っていた。
 
「これはグルメだけの話ではない。社会全体にB層的価値観が蔓延(まんえん)し、それを資本が増幅させている。その結果、一流と三流、玄人と素人、あらゆる境界が失われてしまった。こうした社会では素人が暴走する。《B層グルメ》に行列をつくるような人々が「行列ができるタレント弁護士」を政界に送り込んだのもその一例ではないか。」

ものすごく冷静で、ものすごく賢そう。よくある分析だけど。
「哲学者」の冷静な意見はいつもこうだ。物事の解決にもなんにもならないけど。

でも、そういう批判に続けて彼らがもし次のようなことを主張するなら私にも納得できる。

「官僚制度を根本から変えようなどとするな。そんなことをしたら日本はめちゃくちゃになる。天下りもある程度容認すべきだ。
高齢者や生活保護や医療保険に金を使いすぎなので、社会保障費をカットして、なるべく自助の精神で頑張ってもらう。
それでも足りない分は消費税大幅アップと経済成長による税収で賄う。
経済成長させるために新しい産業振興や技術開発のための助成金は惜しみなく出す。
公共事業もどんどんやって雇用増大させる。
教育も重要だ。個人主義を抑制し、一人ひとりが分をわきまえ、国家の一員であることを自覚させる教育が施されなければならない。
繰り返すが、官僚統治はこのままにしておかなくてはならない。国家官僚も地方公務員も優秀で国民のために日々身を粉にして働いているのだから、優遇されて当然なのだ。
官僚機構に威勢よく斬りこんで彼らのやる気を削いでしまうような暴れん坊は必要ない。
以上のことを国民が賛成しさえすれば済むことだ。」

これぐらいのことを言えば、「評論家は批判するだけだ」とは言われないだろう。

この主張をする人をカリスマ政治家として祭り上げなければならないが。

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