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2012年6月 8日 (金)

ネジを巻きなおしたほうがいいのはどっち

産経新聞コラム≪賢者に学ぶ≫ 先人に「上から目線」の愚 (適菜収)

この文章のほとんどは正しく、頷けるものだ。
しかし、最後のほう「革命、維新などという・・」で始まる2・3行の部分をなぜ結びの言葉としてくっつけたのだろうかと疑問に思う。

先人の知恵や優れた思想を褒め称え、糧とすること、おおいに結構。
しかし、有史以来、人間社会に革命や刷新が数多く成されてきたことは事実であり、疲弊し腐敗した組織や政治のしくみの建て直しを、それこそ血みどろになりながらも断行してきたのが人間というものではなかったのだろうか。そしてそういう歴史の積み重ねの上に我々は今、生きているのではないだろうか。

「革命、維新などという近代的虚言」とは、言うまでもなく、橋下大阪市長とその賛同者が巻き起こしている風のことを指しているのだろう。

私は橋下徹の言動全てに諸手を上げて賛同するわけではないが、今まで誰も手をつけられなかった病巣をなんとか取り除こうと努力することが「近代的虚言を弄ぶ」などと批判されてつぶされるのなら、これから先、誰もそんな損な役回りを引き受ける人はいなくなるだろう。

適菜氏は「哲学者」とあるが、「先人を敬うべき。だから悪い部分も変えてはならぬ」というような妙な論立ては、哲学者でない私でもヘンだとわかる。

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