神業
物質に質量を与える「ヒッグス粒子」なるものが発見されたそうです。
「物質に質量を与える」って、物質なんだから質量があるのは当たり前でしょう、と素人の私は思いますが、その当たり前のことにも理由があるんですね。
朝のテレビで、みのもんた氏が「ヒッグス粒子って我々の生活にどんな役に立つんですか」と質問していたけれど、このことは今までの理論の根拠となる大発見であって、役に立つというより、真理を究めようとする人類のいわば哲学的な到達点のようなものかもしれません。
発見した当事者たちにも、どんなことに実用化され得るのか皆目検討がつかないそうです。
「我々の実際の生活にどういう利益があるのか」と俗っぽい質問をすること自体、ナンセンスなのでしょう。
しかし、素人ながら閃いたのは、原子力制御、これ何とかならないでしょうかねえ。
質量を奪うとかなんとかして放射線を出さない物質に変えるとか、ヒッグス粒子をもっとぶつけて重くし、放射性物質が散乱しないようにするとか、ヒッグス粒子のバリヤーで暴走する原子炉の放射能を封じ込めるとかなんとか・・・・・。
宇宙の創成に関わる「神の粒子」を人間が自在に操れるとは考えにくいですが。
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