本物だけ残すのは難しいけど
民主党からあと11人だか13人だか離党すれば衆議院の与党勢力は過半数割れするそうです。
そうなると次の臨時国会で内閣不信任案を出されて可決され、年内解散総選挙もあり得ます。
民主党の中には「国益のためには民主党は政権から下りたほうがいい」という大局を見極めている総理補佐官などもいて、民主党議員の相次ぐ離党は、そういう人たちと橋下さんと自民党の中の誰か、この3者がそれを促す何らかの仕掛けをやっているのかもしれないなあ、と考えたりします。
民主党と自民党だけではそういう画策はうまくいかないでしょう。
維新の会の勢いこそが、離党者を増やし、民主党を分裂させて解散総選挙、政界再編へと導く触媒的役割を果たせると思います。
自民党が政権を奪還しさえすればうまくいく、と考えている人もいるようですが、政治の刷新はそれだけでは失敗するでしょう。
維新の会の八策がだめだとか、素人議員が大量生産されても困るとか、そういう心配は、乱暴な言い方ですが、どうでもいいのです。
橋下氏は政策の詳細にはほとんど興味がない、と言われます。私はそれでいいと思います。
てこでも動かなかったものを大きく動かす、そういう役割さえ果たしてくれればそれでいい。そのために多数の勢力を国会に送り込む、そのやり方は粗雑に見えても、他の方法がない限り、そうするしかありません。
落選の恐怖に怯えている民主党議員は離党して維新の会に身を寄せればいい。ただし八策に賛成でなければ入れてもらえませんけどね。
きめ細かい政策の詰めは、官僚や政策通と言われる議員もたくさんいるのですから、政権を取ったらそういう人たちを効果的に使えばいいと思います。
「首相公選制」だの「衆議院議員半数削減」などの案は、連立を組む際に話し合えば良識的な落としどころをみつけられるのではないでしょうか。
維新との関係上、誰が代表になるかによって自民党も分裂するかもしれませんが、それこそ政界再編です。
民主党がこのまま政権に居座るのは決して国のためにならないので一日でも早く選挙をしたほうがいいのですが、下記はぜひ議員でいてほしいと私が思う人たちです。(まあ、テレビでよく見る顔なんですが他に知らないもので)
渡辺周
松原仁
長島昭久
馬淵澄夫
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野田さんも民主党にいなければ、首相でなければ、捨てがたい人材かもしれません。
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