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2013年2月18日 (月)

最初の一撃

近所にホームセンター建設計画があって、その住民説明会というのに行ってきました。
別に建設反対とか要望とか疑問があるというのでなく、単に「住民説明会」という見たことのないものを見てみたかったという、いささか不純な動機でありました。

地域の自治会総会などで、強硬に要求を押し通そうとする住民の様子は見たことはありますが、この住民説明会はまるでつるし上げのような格好でした。

住宅街の真ん中にできるというのでなく、幹線道路に面した土地であり、その後ろに住宅街が控えています。
環境悪化を心配した住民たちが「どうやって環境悪化を防いでくれるのか」と疑問をぶつけます。
それは当然の疑問ではありますが、最初から喧嘩腰で、事業者側を嘲笑したり、恫喝ともとれるような脅しが何人もの住民から次々と繰り出され、事業者側も多少の具体的な対策を提案はするものの、完璧に今まで通りの環境を守ることを保障するとも言えず、しばしば立ち往生してしまいます。
なんだか気の毒で、いたたまれなくなって私は途中で退席してしまいました。

もちろん、住民の不安はもっともなことです。
周辺道路の渋滞や駐車違反、住宅街に車が入ってくることで起こる交通事故。
閑静な住宅街を気に入って住んでいたところに、混雑の予想される商業施設ができるなんてどうにも納得がいかないことでしょう。
できるなら計画を中止してほしい、静かな環境を守りたい、というのは当然の要望であろうと思います。

しかし、企業のほうだって商売をする権利はありますし、法律的に何の問題もないから認可されたのでしょう。

こういう問題が起きた時、住民と事業者がじっくり話し合って妥協点を探りながら折り合っていくしかないと思いますし、実際にそのようにして双方満足とはいかないまでも着地点を見出した事例も数多くあると思います。

しかし、あのように端から敵意むき出しで果たして話し合いなどできるのだろうか、と思います。
それとも、最初に強硬な態度に出ないと甘く見られ、説明会がただのガス抜きになってしまうということなのでしょうか。

交渉ごとは、まずガーンと一発くらわせたほうが有利ということなのかもしれませんね。

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