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2013年4月 1日 (月)

恍惚の女

岸恵子ってもう80歳だったんだ・・・とびっくりしたのは、新聞広告で見た彼女の新刊「わりなき恋」をネット検索して年齢を確認した時です。
見た目も若く、頭もシャープな人だと以前から感心していましたが、まさか80歳になっていたとは。

広告には彼女の顔写真が掲載されていますが、若い頃とほとんど変わらない容貌は、この写真が10年前のものだとしても驚異的と言えるでしょう。
肩まで伸ばした黒髪の毛先をくるりんとカールさせ、高齢者特有のたるみが見られない笑顔は充分に女性としての魅力を保っています。

いったいどんな美顔術を施しているのか、それとも、ほとんど手を加えなくても「前向きに、色々なことに興味を持ち、明るい気持ちで毎日を過ごしています」みたいな、美しい女優さんたちがよく言うようなことなのか。

実は黒い魔女服を着て、大きな壷の中で調合した美の特効薬やら媚薬やらを、夜な夜な長い棒でかき回しているんじゃなかろうか。200歳でも300歳でも年取ることなく生き続け、その妖しい美しさで男たちを惑わし虜にして自分の養分にする妖怪のように。

きっと大昔から、そういう美魔女は存在して、怪談やお伽話はそういった事例をモチーフにできあがったのかもしれません。
「あきらめられない女」はいつの世もいたでしょう。

でも、でもね、「忘れかけていたこの胸の高鳴り。年齢というくびきを越えて燃え上がる70歳を超えた女性の鮮烈な愛と性」という広告文を読むと、正直言って、引く~~~(笑)

順当に老いたほうが美しいと思いますけどねえ。
今おばあさんにならないでいつなるんですか。一生おばあさんにはなりたくないんですね。
いやはや、おばあさんも嫌われたもんです。

よし、私は意地からでも立派なおばあさんになってやる・・・・・、というかこのごろ私はおじいさんになったような気分なのですが。

この小説を読んだ高齢女性が「勇気をもらいました」などと張り切るんでしょうか。なんだかね。

ただ、検索したところによると、この小説はよくある単純な「老いらくの恋」の物語ではなく、高齢で性愛に関わることの恐怖をも描いているらしいので、読みもせずに批判するのはいけませんね。たぶん読まないけど。

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コメント

岸恵子も80でしたか…

子供の頃に見ていたアニメの声優さんが鬼籍に入られるニュースも聞くたびに、私も年を取ったと実感しています。

投稿: かせっち | 2013年4月 1日 (月) 18時49分

★かせっちさん

>岸恵子も80でしたか…

びっくりですよね。

>アニメの声優さんが鬼籍に入られるニュース

去年から今年にかけて何人もの有名人がなくなりましたが、子供のころからなじみがあった声優さんなどは特に感慨深いものがありますね。


投稿: robita | 2013年4月 1日 (月) 22時32分

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