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2013年6月 2日 (日)

マスコミという怪物

メロンぱんちさんが「パワー信仰の時代」と題した記事で次のように書いておられます。

≪フェアネスとか正義とか、倫理とか筋としてどうかとか、そういう社会だったものが、近年、急激に、カネとか、コネとか、ロビー活動だとか、多数決は絶対に間違わないのですとか、もう、とにかく、チカラ、チカラ、チカラのある者に対して純粋に靡いてしまうようになっていて、しかも、それが合理的という名の元に決定方法を決定していく…。≫
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たしかにこの世は正義や倫理だけで動いてはいないし、誰もがカネがほしいし、チカラやコネで物事が左右されることもあります。
けれども、一応民主主義や国際法による秩序という認識を世界が共有している現代において、中国韓国の日本に対する誹謗中傷はあまりに酷い。腹に据えかねるとはこのことです。

日本が不当に貶められることを看過できず、このところ従軍慰安婦に関する記事が続くメロンぱんちさんと同様に、私も書かずにはいられません。
こんな流れを作ったのはいったい誰なのか考えてみましょう。

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安倍首相はたしか、日本の誇りを取り戻さなければとか、河野談話の見直しなどを言っておられたと記憶しているのですが、首相になるとそういうことは言わなくなるんですね。

首相の立場でそういうことを言うと外交的に問題になるらしいので、首相でなかった時代の発言は封印せざるを得ないようです。

国の指導的立場にある者が自分の歴史観を述べると外交問題に発展するので、歴史問題は歴史家にまかせるべきなんだそうです。

いったいなんでしょうか、この「外交問題に発展するから」という判で押したような言い回しは。

中国や韓国は権力者たちが自分たちの勝手な歴史観を声高に主張し、日本を貶めるための作り話を世界に向かって宣伝しています。

彼らのように過激で無礼な手法は言語道断ですが、冷静に論理的に正しいことを公式に発信することがどうして許されないのでしょうか。

中国や韓国はやってもいいが日本はしてはならない、という態度は賢明なようで単に日本の不利を招いているだけのように思えます。

そのような態度が問題をかくもこじらせてきたのではないでしょうか。

たとえ外交問題に発展しようと、正当な主張ならば勇気をもって表明したらいいと思うのです。「言うべきことは言うのが外交です」と閣僚もしばしば言います。

外交問題になるからいけない、ではなく、ぜひとも外交問題にしなければならないのではないでしょうか。

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靖国問題にしても、首相は「外交問題に発展するから」と考えて参拝を断念し、「痛恨の極み」などと発言するだけです。

いったい「外交問題に発展してはいけない理由」とは何なんでしょう。

外交問題以前に、為政者自身がマスコミの報道・扇動を恐れているからでしょう。

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従軍慰安婦強制連行について疑問を呈した橋下徹大阪市長は、(ここが右翼の不満とするところなのですが)東京裁判にまで戻って日本の正当性を主張すべきだなどと言ってはいません。歴史のことは学者に委ねるべきだと言っています。

東京裁判の不当性にはどうにも我慢ならないという気持ちもわかりますが、そこから戦後秩序が保たれているならば、それを今さら崩すべきではないでしょう。潔さが必要だと思います。

しかし、「性奴隷」などという全くの嘘が国際社会に定着してしまうのはなんとしても阻止しなければなりません。これは戦後秩序とは何の関係もないことです。靖国参拝問題も同じです。そうじゃありませんか?

なのに肝心の日本人自身が、それを口にした橋下さんを叩き続ける。 発言の中の一番大事なことには触れず、付随して言ったことにばかりこだわって叩き続ける。日本のみなさん、ちょっと落ち着いてください。

私の周りの女性たちで橋下発言に怒っている人は一人もいないのですが、報道によると、女性の7~8割が橋下さんに批判的だといいます。

もう、ため息をつくしかありません。この国の女性はこんなに愚かなのでしょうか。

愚かなどと過激なことを言ってしまいましたが、ここまで言わせるか、というのが正直な気持ちです。

と言いますか、マスコミ(主にテレビ)に誘導されている、というのが本当のところだと思いますので、どうかこの記事をお読みくださいましたなら、この問題の核心はどこにあるのかを知っていただき、マスコミのアンケート調査などありましたら、「冤罪は晴らさないといけません」ときっぱり言ってやろうじゃありませんか。

男は立場やメンツで自由に発言できないというなら、私たち女が頑張りましょう。これは思想の問題ではないので何も恐れることはありません。

そして、マスコミのみなさん、ジャーナリストとしての誇りと使命感をもって真実に対して真剣であってください。
ノンフィクション作家門田隆将氏が指摘しているように →   http://www.kadotaryusho.com/blog/2013/05/post_696.html

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カネより大事なことがあるっていつも皆さん仰ってるじゃありませんか
                                 →人気blogランキング

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 【今まで書いた記事】

    「女性の人権・・・」 
    「たまちゃん、偉い!」 
    「おかしくない?」  
    「勇気を出してください」   

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コメント

情報というのは、コワいところがあって、捩じれ捩じれて、単純化されていってしまうところがありそうですよね。私も昔から知っていた訳ではないのですが1980年代頃から、マスコミが誤った情報を報道をしてしまった場合、情報の受け手は情報ソースがそれだけなのですから、その通りに受け止めることになってしまうんですよね。マスコミは政府、官僚、財界、産業界にも匹敵するか、政官財よりもマスコミの力の方がチカラが上なのではないか…等。確かに海外でもベルルスコーニのようなテレビ局を持っている大統領が登場したり、米国でもメディア王の政治家転身が話題になりましたし、ここに来て日本でも特にテレビが政治の命運を握ってしまったりしているように見えます…。

政治力は日和見も含めての判断になってしまうのですが、だからといってチカラに抗わずに屈するようになってしまうと、グダグダになるのも目に見えている気がするんですよね。抗弁であっても抗弁すべきものは抗弁すべきで、決して無茶なことでもないように思えるのですが、どうも日本マスコミが「海外の反応はこうである」という具合に叩いてしまうので、余計にややこしくなってしまう。

この「性奴隷の問題」が米議会で新たに慰安婦決議なるものをするかも知れないという情勢だそうで、その水面下では韓国ロビー活動グループの活動も確認できている問題ですし、何故、マスコミはその部分に触れないのか、引っ掛かりますね…

投稿: メロンぱんち | 2013年6月 3日 (月) 00時21分

★メロンぱんちさん

マスコミにとって、国の名誉より騒ぎを大きくして儲けることのほうが大事なのでしょうから、こうなるのは必然といえば必然ですね。
私たちはインターネットを使って情報を交換し取捨選択して真実に近づくよう収斂させていくしかないですね。過去と未来の日本人の名誉のために。

>日本マスコミが「海外の反応はこうである」という具合に叩いてしまうので、余計にややこしくなってしまう。<

やってないことを「やってない」となぜ説明できないんでしょうねえ。不可解です。

アメリカは、日本が東京裁判で結着済みのことを蒸し返し、原爆投下の罪まで言い出すんじゃないかという心配をしていると思うのですが、「そんなことまで言うつもりはない。従軍慰安婦などという事実無根の汚名を晴らしたいだけだ」とはっきり言って安心させてあげたらいいんじゃないかと私は思うのです。だって、東京裁判の不当性はアメリカだってわかってることじゃないんですか。原爆投下だって人類最大の罪だってことはわかってるはずです。相手に罪の自覚があるのにこちらから言い募るのは得策ではないと思います。
ただ「性の奴隷」だけは「違う」とはっきり言うべきことだと思います。


投稿: robita | 2013年6月 3日 (月) 22時49分

そうですね、東京裁判のことも少し考えてしまいました。ホントは戦勝国の歴史観と、敗戦国の歴史観とがあって、本気でやらかしてしまえば原爆投下についてもテーマに成り得てしまうかもしれない。ですが、そこまで展開させる気はホントに日本国内にはなく、日米関係の深化を考えるならストレートに説明してしまった方が、良さそうですよね。その方がパートナーシップのようなものを構築しやすい気がしますもんね。

投稿: メロンぱんち | 2013年6月 4日 (火) 11時52分

★メロンぱんちさん

なんといっても日米同盟は重要ですから、良好な関係にしておくのが悪かろうはずがありませんよね。
きちんと説明し、欧米を納得させることができさえすれば中国韓国なにするものぞ(笑)
従軍慰安婦、靖国神社参拝、南京事件、この3問題に関しては、よーし、はっきりさせようじゃないか、という態度で立ち向かえばいいと思います。
なぜそれが簡単にできないかというと、やはり国内の反日勢力とマスコミのせいでしょうね。
野中さんが中国に行って中国の喜ぶような発言をしていますね。困ったもんです。

投稿: robita | 2013年6月 4日 (火) 22時23分

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