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2014年5月 6日 (火)

懐かしき「愛ルケ」

作家の渡辺淳一氏がお亡くなりになりました。

氏の小説はほとんど読んだことはないのですが、10年近く前に渡辺氏について書いたことがあります。→「愛の流刑地」

記事中で紹介したにっけいさんのブログは今は休止中のようですが、非常に面白く毎回楽しみに読んでいたことを思い出しました。

そのブログが評判を呼んで渡辺氏の知るところとなり、サイン会で言葉を交わされたとか、たしかブログにコメントされたこともあったような気がします。

ただ、大作家という評価は若い頃にお書きになった医療ものや歴史ものに関してだけなのかなと思います。
「愛の流刑地」はポルノ小説のようだし、最近まで週刊新潮に連載されていたエッセイは内容が陳腐で文体も素人の私でも「これはヘタなのではないか」と思うようなものでした。

また、よくテレビに出ては、どんなに年を取っても恋愛を忘れてはいけないと力説しておられましたが、かなり独善的と感じました。
お年寄りが性愛に執着するのは如何なものかと感じる人のほうが世の中多いのではないかと思います。

そういう意見を一刀両断、「そういうことを言ってるからいけないんだ。気に入った女性がいればあきらめずに何回でも誘ってみなさい」と仰るのですが、なんだかストーカー行為を助長するような発言ですよね。
ちかごろ高齢者の色ボケがよく問題になりますが、渡辺氏の煽りもその原因のひとつなのではなかろうか。

以前テレビ朝日の「サンデープロジェクト」でサブキャスターの小川彩佳アナウンサーが渡辺氏にインタビューしていて、「それは不倫ですよね。奥様はどう思われるのでしょうか」と少し言いにくそうに質問していました。
若い女性らしい潔癖さ、いや、若い女性でなくても当然の疑問だと思いましたが、渡辺氏は明らかにムッとした様子で、ちゃんとした返答をしなかったように記憶しています。
「野暮な質問するな」ということなのでしょうか。
でもあれだけおおっぴらに不倫のススメをあちらこちらでふりまいているのだから、きちんとした回答を持っているべきではないかと私は今でも思います。男女の問題に「きちんとした回答」などないんでしょうかね。よくわかりません。

それでも、訃報を受けて、いろいろな著名人が思い出を語り、多くの人に慕われていたのを見ると、最後のエロ爺さんの時期はさておき身近な人々にとって渡辺氏はきっと人間的魅力に溢れた人物だったのでしょう。

合掌。

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