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2014年7月21日 (月)

言論界は天上界?

集団的自衛権の論議はついに煮詰まった、ように見えます。

賛成派も反対派も、言うことが似てきました。

反対派の言う「あれもこれも個別的自衛権で対処できる」という言い分と、賛成派の「集団的自衛権というのは個別的自衛権の延長上にあり、どちらも自国を守るためだ」というのは結局同じことではないのでしょうか。

そんなこと始めからわかっていたよ。みなさんご苦労様でした。ま、無駄な時間ではなかったと思うけどね。・・・・なんて、苦笑している誰かがいるのかもしれませんね。

「安全保障体制の大転換」という大げさなことでもなかったような・・・・・、あるいは、政府側が譲歩し過ぎ、あるいは目くらましを画策した結果・・・・、なのかもしれません。

いずれにしても、国防に関しては与党も野党もなく、ひたすら「国」があるだけなのですから、こんなことは早く一致させ決着をつけて、国内政治に本腰を入れてほしいものです。

その上で、こちらの記事のようなことは理解しておいたほうがいいのではないかと思います。 →『「戦争をしない」こそ得?』
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この記事に対する意見の欄に「普通のことを長々と書いているだけ。こんなものでは反対派を説得できない」というのがありました。
たしかに、集団的自衛権行使容認がなぜ必要なのかということの説明は、同じ論旨であちこちで繰り返されていると思います。
しかし、こういう「普通の」わかりやすい文章こそ繰り返されるべきなのではないでしょうか。

集団的自衛権行使容認に反対している人のほとんどは、それについてよくわからないまま、単に「戦争ができる国になるのはいやだ」という思いの「普通の人々」でありましょう。

論壇と言われる場所で、言論人と言われる特別の人々だけの複雑な議論は、私たち一般国民には広がりません。
だからこそ、「普通の」意見を発信し続け、それを「普通の人々」に届ける努力をすることが大事なのだと思います。

「戦争は損か得か」の議論はともかく、少なくとも「戦争が好きか嫌いか」の議論ではないことを普通の人々が知るべきなのです。

朝日新聞だけしか読まない年配のかたがたもこういうところを読めばいいと思うのですが・・・・・。

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コメント

そうですよねー。
あくまで良く解らないから取りあえず反対している層にわかるように対応すれば良いのです。
盲目的に反対が教義になってしまっている連中や反対の為の反対をやっている連中に対応するのは時間と労力の無駄です。(変な手紙を議員あてに送ってきたり、反対署名を突きつけてくる連中は基本的にこの手の連中)

投稿: 仮)山田二郎 | 2014年7月21日 (月) 23時38分

★仮)山田二郎さん

>あくまで良く解らないから取りあえず反対している層<

この層が最も多いのでしょうね。
でもそういう人たちにわかりやすい説明を用意することはできるとしても、問題はどうやって届けるかということなんですねえ。
そういう人たちがネットの政治関連サイトを見ることはほとんどないでしょうし、現実世界では集団的自衛権など話題にしにくいですし。
ただ、さっき、BSフジ「プライムニュース」で自民党の高市早苗政調会長が、「集団的自衛権に絡み、安倍政権の女性支持率が落ちた。でも色々な場で説明すると、むしろ男性より女性のほうが飲み込みが良く、わかってくれることが多い」と言っていました。高市さん頑張ってますね。

>盲目的に反対が教義になってしまっている連中や反対の為の反対をやっている連中に対応するのは時間と労力の無駄です<

そうですね。信仰のようなものだと思いますので。

とにかく問題は「よくわからないけどなんとなく怖いから反対」という人々に賛否両論を伝えて考えるきっかけにしてもらうにはどうしたらいいか、ということですね。

投稿: robita | 2014年7月22日 (火) 22時30分

robitaさま

金と手間はかかりますが、自民や保守の議員(公明や左派的な人は当然除く)や地方議員達をフル活用してフルオープンのタウンミーティングみたいな形で説明会を行うのが一番だと思われます。
ただ橋下氏がおこなったタウンミーティングなんかでもわかるように、妨害する事が目的で反対派が熱心に参加してきますので、不規則発言や妨害行為は徹底的に排除する事や、質疑応答への対応が苦手な場合、質問させてはいけない人を講演中にチェックしておく必要もあるでしょうが。(橋下氏のように反対派の言い分を徹底的に調べ上げて反論できる人はなかなかいませんから)

投稿: 仮)山田二郎 | 2014年7月22日 (火) 23時29分

★ 仮)山田二郎さん

>自民や保守の議員(公明や左派的な人は当然除く)や地方議員達をフル活用してフルオープンのタウンミーティングみたいな形で説明会を行うのが一番だと思われます。<

そうですね。それが与党の責任というものですね。
ただ、そういう場所に足を運ぶ人がどれくらいいるかということを考えると、「よくわからない。支持政党もない。でもとにかく反対」という人々に少しでも伝えたいと思ったら、知人や友人とこういうことについて話すことを恐れてはいけないのかもしれませんね。

>ただ橋下氏がおこなったタウンミーティングなんかでもわかるように、妨害する事が目的で反対派が熱心に参加してきますので<

そういうことがあるのですね。
維新の会はあんなことになってしまったけれど、私は今でも橋下さんをつぶしてしまってはもったいないと思っているのです。
政治家でなく、あの弁舌の巧みさを生かして大衆を説得するような役割、何かないでしょうかねえ

投稿: robita | 2014年7月23日 (水) 10時48分

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