しもじもの者ですが
内田樹氏の国旗国歌に対する嫌悪感がたびたびブログ記事にされます。今回も →http://blogos.com/article/113396/
「国旗国歌に対する嫌悪ではない。それを強制しようとする力を嫌悪するのだ」と内田さんは言いたいのでしょう。
でもね、そもそも国旗国歌に対する嫌悪感があったからこういうめんどくさいことになってるわけですよ。
騒ぐようなことではないのに騒いで事を大きくしたのが、戦後左翼知識人と言われる方々です。(内田氏は少なくともその種の人ではなかったように思うのですが、やっぱり同類だったのでしょうか)
内田氏の頑なな姿勢に比して、コメント欄の人間味あふれる多様な意見には感心するばかりです。自分の記事に対して寄せられるこれらのコメントを内田氏は読むことはあるのでしょうか。
学者さんなので膨大な量の書物は読んできたのでしょうが、せっかくインターネットを使って発信しているのに、そこからさまざまな考えを吸収しようとしないのは何とももったいない話です。
「専門家の書いたものは高尚で信用に値するが、ネットの意見はくだらない」といういかにも年寄りらしい思い込みがあるのかもしれません。
雑魚どもの意見など相手にするか、というエリート臭も漂ってきます。
ネットの中はたしかに玉石混淆でしょう。でもそこでは学者や評論家ではない一般の人々の瑞々しい感覚が見事に説得力のある文章で表現されていることが多いのです。
でも凝り固まった頭ではもう何も受け付けることができなくなってしまったでしょうね。
人間、こんな年の取り方をしてはまずいのでは。
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コメント
>人間、こんな年の取り方をしてはまずいのでは<
それは、ご本人が考えることで、他人がとやかくいう筋合いのものではないのでは。思想の自由は制限してはいけませんから。
公立小学校の運動会行ってきました。グランドには万国旗がはためいていて、開会式に先立って、国旗掲揚の合図とともに、国家のメロディーが流れました。シンボルとして「ふつう」の存在って感じでした。
校長先生の挨拶やら各組代表の選手宣誓やらを整列して聞いている(ふうに見える)小学生たち。こんなところでも、無意識のうちに、公共心、協調性が養われていくんだな、と思いました。だって、入学して2か月の1年生もいるんですから。
投稿: 案山子 | 2015年5月31日 (日) 12時59分
>>でも凝り固まった頭ではもう何も受け付けることができなくなってしまったでしょうね。
そうですね。間違い、思い込み、感動に基づくコメントにはホンマにおもろい奴っちゃと爆笑するくらいが良いです。また誰か読むかな、このコメント。
投稿: Σ・亜歴 | 2015年5月31日 (日) 18時30分
★案山子さん
>思想の自由は制限してはいけませんから。<
思想の自由の制限ではなく、他人の意見に聴く耳持たないのは良くないのでは、ということですが。
>こんなところでも、無意識のうちに、公共心、協調性が養われていくんだな<
そうですね。中学高校に向けてすくすくと育ってほしいものです。
投稿: robita | 2015年5月31日 (日) 22時28分
★Σ・亜歴さん
人の意見はいろいろですが、真面目に聴いて真面目に意見をぶつけ合うのがいいですね
投稿: robita | 2015年5月31日 (日) 22時31分