一等賞を取りたいんだな
テレビのクイズ番組が好きでよく見るのですが、昨日のテレビ朝日の「クイズ・Qさま」にホリエモンこと堀江貴文氏が出ていて、その言動に人となりがよく現れていて面白かったです。
クイズ番組にあまり慣れていないらしく、お手つきを恐れて確信が持てるまで回答ボタンを躊躇したり、わかってもボタンのタッチが遅くて他の回答者に先を越されてしまいます。
相当くやしいらしく、「わかってたんだけどなあ」と連発し、番組編集スタッフもそれを面白がってか、画面に「わかってた発言、○回目」といちいち字幕で表示します。
ついに予選落ちして、見学ベンチのほうに移動しても、そこでクイズが出題されるたびに、「すぐわかった」とか「易しすぎるよ」とか、余計な解説とか、ゴチャゴチャ喋り続けています。
アンタッチャブルのザキヤマさんやサバンナのタカハシくんたちが皮肉交じりに茶化してもまったく意に介せず言いたい放題です。他の人たちも「負けず嫌いなんだね」と苦笑していました。
ホリエモンはもう40過ぎのれっきとした大人ですが、いい年をした大人はそういうことは言わないものだということがまったく頭にないようなのです。
知ったかぶりとか未練がましい言い訳をすればどんなふうに思われるか、普通は考えるものですが、ホリエモンにはまったくそれがない。
そういうことを恥ずかしいことだとは全然思っていないのです。
それは、子供のように無邪気であり、スレていないということだと言えなくもありません。
ビジネスで勢いがあった頃も、口のきき方や服装など、常識がないと叩かれていましたが、いい年になってもまるで子供のようにふるまっているところをみると、自分を感じよく見せようなんて計算をする気がない人なのかもしれません。
あるいは本当に「嫌味なヤツ」なのか。
「せこい」と軽蔑するか、「無邪気」と受容するか、それはあなた次第。
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