ドイツに学べ?
昨晩見たテレビ朝日「池上彰のニュースそうだったのか」について:
前半は、東京裁判が戦勝国による日本への復讐であり、裁判の体をなさない非常に理不尽なものであった、という解説で、なかなかテレビでは見ることのない内容でした。
特にアメリカ人弁護士による日本弁護のスピーチを私は初めて聞き、胸を打たれました。
あんなに公平で良識ある弁護団がいたのですね。
にもかかわらず、戦争責任者たちは有罪となり、日本は「極悪」ということになってしまいました。
人気のある池上さんの番組で、東京裁判がいかにおかしなものであったかを放送したのは大変良かったと思います。
しかし後半の、戦後の周辺国との和解について、日本はドイツの反省の仕方に学ぶべきという言い方には疑問を感じました。
日本とナチスドイツのしたことを同列に扱うのは如何なものでしょう。
ドイツの行った史上まれにみる残虐行為は事実ですが、日本の場合、色々なことを捏造されています。
また、ドイツが侵攻した周辺国は反省するドイツに理解を示すだけの度量がありますが、日本の周辺国(中国と韓国だけですが)はそうではありません。永遠に外交カードとして使い続けるつもりなので和解できないのではないでしょうか。
それはそれとして、ドイツがナチスを生み出した経緯を国民全員で学ぶのはとても良い取り組みだと思います。
日本もドイツのように、戦争に至った経緯を学校教育の中で詳しく子供たちに教えることが必要ではないでしょうか。
そういう学びの中から、あの戦争を色々な角度から見る知性が養われ、日本人が自ら陥って70年もの間自らを苦しめ続けた自虐史観から解放されるのかもしれません。
それと同時に、防衛のための有効な手立てとは何かについても理解できるようになるのではないかと思います。
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