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2015年8月19日 (水)

学者もいろいろ

「漢字の意味を確かめる学問の遊びに陥って、文章をわきまえないこと」を「訓詁(くんこ)」というのだそうです。政治評論家屋山太郎氏の「正論」で知りました。→http://www.sankei.com/politics/print/150807/plt1508070009-c.html

屋山氏は
「一部の憲法学者たちは「訓詁学」をしているがごとくである」と、集団的自衛権行使を違憲と主張する学者を批判しています。

学者が言葉の意味を学問的に追究するのは当然であり、自由にやればいいと思いますが、国家の存立に関わることを、杓子定規に言葉だけを当てはめて是か非かを論ずることはできないでしょう。それは私のように学問のない者でも理解できます。
ましてや、その学者に国の方針の決定権などあるはずがありません。


この「専業主婦カテゴリ」で数少ない時事問題のブログを書いていらっしゃる風来さんは哲学者の梅原猛さんの書いたものを好んでお読みになるそうですが、安倍政権の防衛政策に関して梅原氏が「今の日本は昭和10年ごろに似て戦争を肯定している空気を感ずる」と書いているのを読んで
、「意外とこんこんちきな頭だったんですねえ」と(笑)→ http://fuurai12.exblog.jp/21549960/   

まあ、学者というものは往々にして世の中というものがよくわかってないということがあるかもしれませんね。

「研究に没頭して戦争が始まったのも終わったのも知らなかった学者がいたそうな」という昔聞いた話は、おそらく「頭は良いが世間知らずの学者」を揶揄した例え話だと思いますが、これほど極端でなくても、いわゆる専門バカというのでしょうか、頭が良いのに頭が悪いというなんとも不条理な脳をお持ちの方はたしかにおられるようです。

生存のために必要なことは何か、なんて基本的で現実的なことは意外と市井の人の方がわかっているんじゃないでしょうか。

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コメント

robitaさん、おはようございます。

「立憲主義」が彼らのご印籠なんでしょうね。
最初に結論ありきの議論に終始しています。
憲法9条を唱えていれば戦争は起こらないと日本国民に教え込むのが、メディアを含め、彼らの仕事なのでしょう。

未来志向・・・、日本人が変わらなければいけない。人を育てなければならない。喫緊の課題だと思うのですが、ハードルが高すぎのように感じられます。
でも一歩ずつでも進めていかねばなりません。西川京子前衆議院議員が前回の衆議院選で敗れたときはショックでした。
教科書問題などに取り組んでおられた西川さんがまだ議員だったころ、ある対談で「これからの人生をこのことに捧げたい」といったようなことを仰ってました。また「世界を救えるのは日本人」とも物静かな口調で話されていました。
なんとかこの動きを止めないでほしいと思うばかりです。

投稿: T.I. | 2015年8月20日 (木) 01時47分

★T.I.さん

西川さんは穏やかな語り口の保守派で私も好感を持っていました。
政界は引退してもインターネットテレビや講演会など、活動は続けておられるようですね。
東京の方でも女性杉並区議会議員を中心とした「子供を守る憲法改正お母さんの会」というのがあります。
「子供を守るために護憲」と主張するお母さんたちもいて、お母さんもいろいろ。

>人を育てなければならない<

教育が最も大事ですね。
今、高校の歴史教育を見直して「近現代史」を新しい科目として取り入れることが検討されているそうです。安倍政権ならではの方針だと思います。
教師がちゃんとしたことを教えられるか不安はありますが、日本の悪いところばかり強調するような授業では、生徒のほうも嫌気がさして学ぶ気が削がれるのだということを念頭に置いて指導要領を決めてほしいですね。

思い込みを解くには、仰るように一歩ずつ進めなくてはなりません。決して過激であってはならないと思います。でないと、敗戦を境に一気に「日本悪玉論」を受け入れてしまった愚行と同類に見られてしまいます。
自分自身で一つ一つ納得をしながら歴史の勉強をする、そういう態度を高校生には身につけてほしいですね。

ただ、安保法制はなるべく早く決めなければならないのに、安保法制反対論は「違憲」というより「日本悪玉論」が根拠となっているので、難しいですね

とにかく今、左翼の巻き返し攻勢が尋常でなく激しいので政権与党も充分に気をつけてほしいと思います。

投稿: robita | 2015年8月20日 (木) 10時52分

少し涼しくなりましたね。
早速 利用いただきまして、でも、恥ずかしいやら、照れ臭いやらです。
だって、robitaさん また みな様方の素晴らしい意見に
たじたじなのですもの。

投稿: fuuraiです。 | 2015年8月20日 (木) 15時39分

★fuuraiさん

このごろ、夜になると少し気温が下がりホッとします。
fuuraiさんの記事、引用させていただき、ありがとうございました。
皆さん素晴らしいコメントを寄せてくださっていつも勉強させていただいています。
これからもよろしくお願いします。

投稿: robita | 2015年8月20日 (木) 22時45分

こんにちは。
今回の記事、な~んだか、です。ゴメン
法律学者さんをひとまとめにして腐しておられますが、そこは違うと思います。
与党推薦の学者さんも、その回答からすると、いわゆる御用学者ではなかった、健全だというふうにとらえられませんか。
(与党側の配慮不足との謗りはありかもしれませんけどね。苦笑)
憲法学者として一生を送ることを選択してきたのですから、ポリシーを曲げなかったのは、その人の見識です。
で、今回のケース、素人の私も、もはや解釈で何とかなる域を超えていると思っています。
で、改憲を含んでの事案だと思っていました。現憲法の改正となると、なかなか先が見えなくなるし、アメリカとの約束があるし、暗礁に乗り上げるだろうなというのが、一選挙民の感想です。
で、前記事の三浦さんのブログに、数回にわたって連載されている「安保法制について(1)」(タイトル不正確)に、まさしくこのことが述べられていました。
現在の日本の国の安全保障の問題は、70年前に作られた法律にかなうかどうか以前の懸案事項だと。
自分の立場が少数意見側だとの認識で、素人にも解りやすく、きちんと丁寧に説明がなされていました。、
robitaさんの表現には、よく右とか左、保守とかいう区分けが先行しているように思いますが、彼女のこんな説明に、同レベルのきちんとした反論があるのなら、それをも読んでみたいですね。例えば、内田樹さんだったら、、、とか。うっふふ
意見の違う側の人をなじるだけでなく、筋の通った説明がなされて人は納得します。
国の安全保障は最重要課題です。叡智を結集して、平和国家であり続けたいものです。

投稿: 案山子 | 2015年8月21日 (金) 14時18分

★案山子さん

>今回の記事、な~んだか、です<

今回の記事だけじゃなくて、案山子さんのくださるコメントは大抵「な~んだか」ですよ
いや、文句を言ってるのじゃなく、案山子さんが突っ込みを入れてくださるから、話が深まるんです。

>法律学者さんをひとまとめにして<

学者にありがちな性向を言ってるだけで、ひとまとめにしてないです。だから、タイトルも「学者もいろいろ」

>与党推薦の学者さんも、その回答からすると、いわゆる御用学者ではなかった、健全だというふうにとらえられませんか。<

これはその通りで、憲法審査会に呼ばれた学者が「違憲だ」と言ったことを責めているのではないです。
学者がそれぞれ自分の解釈によって見解を述べるのはおかしなことではありません。
学者でもない私だって憲法9条を素直に読めば武力を持つのさえ違憲になるなあ、と思いますもの。

けれども、改憲しないまま、大きく変化しつつある国際情勢の中で国防を考えれば、今までそうやってきたようにぎりぎりのところまで解釈を拡大するしかないわけですよね?

憲法学者が「違憲の疑いがある」と述べたのは無理もないことです。ただ「合憲だ」という見解を述べる学者を呼ばなかったことはとても残念なことだったと思います。

私が言いたいのは、憲法学者の「違憲」という見解を根拠に安保法案にダメ出しをする野党や安保反対の人たちはやっぱり現実的でないということです。国の命運を決定するのは学者の見解ではありませんよね。

記事の中で引用した梅原猛氏のように、安保体制を「軍靴の音が」的な言い方で批判するのも考えが足りないと思います。
学者バカというのはよく聞く表現ですよ。そうでない学者さんももちろんたくさんいらっしゃるでしょう。

>robitaさんの表現には、よく右とか左、保守とかいう区分けが先行しているように思いますが<

これに関しては言いたいことがいっぱいあって長くなりそうなので、また明日にでも書きます。


投稿: robita | 2015年8月21日 (金) 23時40分

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