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2015年9月14日 (月)

熱狂の風景

昨夜、NHKスペシャルで安保法制についての与野党10党による討論を一応見ましたが、相変わらず同じ議論の繰り返しです。

野党の質問に対応する与党側の自民党副総裁高村さんと公明党副代表北側さんの表情が疲れ切ったように見え、これ以上何を説明しろと言うのか、といったうんざり感も相俟って気の毒なほどでした。

一方、野党の方は、特に民主党岡田さんや共産党志位さんは、専ら攻めるだけで楽な立場ゆえ、顔の色つやも良く元気いっぱいの様子。
山本太郎さんは、「アメリカや財界と結託して日本国民を貶めようとする極悪自民党」を印象づけようと機関銃のごとく喋りまくっていました。

民主党の岡田代表は「国民の6割がこの法案に反対、8割が議論が尽くされていない、説明が不十分、と言っています。こんなものを通すわけには絶対にいきません」と言います。

でも、はっきり言って、反対している国民や、説明が不十分と言っている国民のほとんどが、国会中継を熱心に見ているとは思えません。
テレビ討論や新聞を読んで理解に努めようとしている人が果たしてどれだけいるでしょうか。→ http://robita-48.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-1796.html

そんなに熱心に両論を比べて勉強している国民が6割だか8割だかいるとはとても思えません。

それでも、世論調査で「賛成ですか反対ですか」と聞かれれば、よくわからないまま、何となく不安だから「反対です」「説明が不十分だと思います」などと答えてしまうのでしょう。

無理もありません。野党やマスコミが「戦争法案」などという言葉を作り上げたり、安倍晋三はヒトラーのような独裁者だという荒唐無稽なイメージを振り撒いたりするのですから。


世論調査で国民の6割が反対しているから廃案だ、というのは無茶苦茶です。こういうのをポピュリズムというのではありませんか。

志位さんは「国民の反対の声が燎原の火のごとく全国に広がっている」と言いますが、国民のこの手の熱狂には気をつけなければなりません。

幸いなことに直近の内閣支持率は43%(産経)~46%(日経)だそうで、熱狂して大声を上げる反対デモの水面下では、静かな国民の冷静な判断があると見て良いでしょう。

民主主義国においては、気をつけなければならないのは「独裁」ではなく、「ポピュリズム」であり「強大な権力を持つマスメディアの誘導」であるということを肝に銘じるべきでしょう。
日本人は70数年前にそれを経験しています。


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