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2015年9月25日 (金)

聞いてくれさえすれば

お笑い芸人の土田晃之氏がラジオ番組で安保法制に関して発言し、炎上騒ぎになっているとか。→  http://news.livedoor.com/article/detail/10628038/

 

「ちょっと焦りすぎですよね。あの焦っている感じが、てめえがただ歴史に名前を残したいだけなのかな、みたいな。おじいさんを越えたいんでしょう、あの人は。多分。岸さんを。『俺、憲法いじったんだぜ』ぐらいに思っているのかな」 などと、安保法制がどういう意味を持つのかわからないままの知ったかぶりな言い方だったようです。

それに対して「無知だ」「バカだ」という声が集まっているのですが、そういう罵倒の言葉をぶつけるだけでは何も理解してもらえませんよねえ。

芸能人の方々が、ちゃんと説明を聞かないまま、ワイドショーで聞きかじった底の浅いコメントの上っ面をそのまましゃべって政権批判をしているつもりになってるのは明らかなのですから、誰かしっかりと説明してあげればいいのになあと思います。

法案が通ったあとも国民の理解を得ていくことは必要なのです。不毛な言葉の応酬を放置していては理解を得ることはできません。

前もちょっと書いたことあるのですが、安保反対と言っている芸能人たちを相手に、軍事・外交の専門家が丁寧に説明をする番組でもやってみたらどうでしょうね。注目されると思うのですけどね~

普通のテレビ局ができないなら、インターネットテレビで誰かそういう企画考えてくれないでしょうか。

論理的で穏やかな軍事アナリストの小川和久さんなんか説明者として最適だと思います。

説明する側に政治家が入ってはいけませんね。「政治家は信用できない」と反対派は思い込んでいますから。

説明される側に太田光を入れてもいけません。彼は興奮して人の話を遮り、番組が成り立ちませんから。

反対派の専門家を参加させるのもダメです。神学論争に陥ってわけがわからなくなりますから。

議論ではなく(どっちみち議論はできないのですから)、「説明の後、質疑応答」という形でどうでしょう。

あれらの芸能人の方々が日本を敵視する国の廻し者でないなら、説明すればわかってくれるはずです。

そして、そういうところから一般国民へと理解が広がっていくのではないでしょうか。

 

反対派は「あらゆる手段を使ってこの法制を廃止する」と言わんばかりの勢いです。
賛成派もあらゆる手段を使って説明していかなければなりません。

バカにするのでなく、こきおろすのでなく、論破するのでなく、わからない人にわかってもらえるよう努力をするのはわかる人の責務でもあると思います。

 

芸能人のみなさんも今回の法整備がどういうものかを知った上で、賛成とか反対とか表明するべきじゃないですか? 

 


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コメント

随分と高尚な番組を視聴されていて恐縮です。どんな偉い論客の言葉よりも、目に見える一般市民の感性はもっと雄弁です。トラックバック記事も写真を見るだけで結構ですよ。

ただ間違ったものを感動して信じ込むマサカナという言動になります。

投稿: Σ・亜歴 | 2015年9月26日 (土) 11時58分

★Σ・亜歴さん

横田の日米友好祭、盛況ですね。

>随分と高尚な番組を視聴されていて恐縮です<

え? なにかな?

それはともかく、2・3日中に、亜歴さんの記事を使わせていただいて一つ文章を書いてみたいと思います。

投稿: robita | 2015年9月26日 (土) 14時24分

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